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日本が2年連続で世界1位の「最も学習熱心な国」に!Duolingo、世界・日本の語学学習トレンドをまとめた「Duolingo Language Report 2025」を発表

update:
Duolingo, Inc.
国内調査では、大阪・関西万博、ライブ翻訳サービスなど、2025年の主要トピックが語学学習に与えた影響を調査



世界で最も人気のある語学学習アプリ「Duolingo」を提供するDuolingo, Inc. (本社所在地:米国ペンシルベニア州ピッツバーグ, 以下Duolingo)は、Duolingoのユーザーデータに基づき、語学学習の動向を調査した年次レポート『Duolingo Language Report 2025』(以下、DLR2025) を発表しました。
さらにDLR2025と連動して、日本国内の男女3,067名を対象とした日本国内の語学学習の動向を探る年次調査『日本国内における語学学習に関する調査』 (以下、国内調査) を実施しました。
※本調査結果をご利用いただく際は、必ず『Duolingo Language Report 2025』調べと明記ください。

【調査サマリー】

◆DLR2025
・世界で最も人気のある学習言語ランキングで日本語が4位にランクイン - 英語・スペイン語・フランス語につづく上位入り
・世界で最も多言語を学ぶ国は「日本」 - 3言語以上学習者数で世界1位
・「最も学習熱心な国」ランキングでも日本が2年連続首位
・英語学習需要の高まりを受け、Duolingo English Test(DET)は219か国で利用され、受験者数も増加


◆国内調査
・語学学習方法は依然アプリが人気!デジタルシフトが顕著に
・会話型AIツールの利用が拡大する一方で、語学学習体験ではアプリに軍配
・AirPods Pro 3のリアルタイム翻訳、Google Meetの同時翻訳など翻訳サービスが進化した2025年──それでも語学を学ぶ価値を感じている人が半数以上
・大阪・関西万博が異文化理解や多言語への関心を後押し。7割以上が「外国語を学びたいと感じた」と回答


【DLR2025 調査結果 | 今年は多くの項目で日本がランクイン!】

◆世界で最も人気のある言語ランキング、日本語は4位にランクイン!

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69537/77/69537-77-7e04a00e1d289635bdb4b0bc90b74ce0-1266x994.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

2025年、日本語は昨年4位だったドイツ語を上回り、世界で4番目に人気の学習言語となりました。2021年から2024年までは4年連続で5位でしたが、今年ついに順位を一つ上げ、英語・スペイン語・フランス語に次ぐ第4位に浮上しました。また、第6位にはイタリア語を抑えて韓国語がランクイン。

日本語と韓国語はこれまでも世界的に人気のある学習言語でしたが、従来は英語・日本語・中国語話者向けにのみコースが提供されていたため、学習者層に限りがありました。
しかし、2025年にDuolingoがコースを大幅に拡充。より多くの学習者が自身の言語から日本語や韓国語を学べるようになったことで、ランキングの変動が生まれました。




◆「3言語以上学習者数ランキング」日本が初登場首位を獲得!

Duolingoでは現在、40言語以上の言語を学習することができ、学習者の多くが複数言語を並行して学んでいます。
2025年の「多言語国家ランキング(3言語以上学習しているユーザーが最も多い国)」では、長年トップ争いをしてきたフィンランド、ドイツ、英国を抑え、日本が初めて1位となりました。2位はオーストラリア、3位フィンランド、4位ドイツ、5位英国と続いています。

今年、日本の学習者に最も人気だった言語は英語で、次いで韓国語が続き、この傾向は2021年以降変わっていません。

◆ 今年も!「最も熱心な学習者が多い国」ランキングでも日本が首位に

日本は、学習に費やす平均時間に基づく「最も熱心な学習者が多い国」のランキングで、2年連続、そして過去4年間で3度目の首位を獲得しました。上位5か国には、このランキングでおなじみのハンガリー(2位)、ベラルーシ(3位)、ロシア(4位)、ドイツ(5位)が続いています。

◆ 英語学習の需要が高まるにつれ資格認定の需要も増加

Duolingoでは、世界の79%の国で英語が最も学習されている言語です。現在、27言語話者向けに英語コースを提供しているほか、中級・上級者向けの上級英語コースも導入され、Duolingoでの英語学習はこれまでになく容易に、かつ、あらゆるレベルの学習者にとって取り組みやすいものになりました。

英語の世界的な影響力は、学習者数だけでなく、スキル認定を求める人々の増加にも表れています。
2025年には、219か国・148の母語を話す人々がDuolingo English Test(DET)を受験し、2024年から大きく増加しました。地域別ではアジアが引き続き最も多く、全受験の55%を占めました。

Duolingo English Testはその手頃な受験料と、手軽さから日本でも受験者が増加し、それに伴い、2025年には日本市場への本格参入を発表しました。文部科学省の「大学入学者選抜における総合的な英語力評価を推進するためのワーキンググループ」への参画や、教員向け受験制度の導入など、公平でアクセスしやすい英語力評価の実現を目指し、国内での取り組みを拡大しています。


より詳細なデータはブログ記事をご覧ください

【Duolingo Language Report 2025調査概要】
2025年版Duolingo Language Reportには、2024年10月1日から2025年9月30日の間にDuolingoで言語を学習した学習者の情報が含まれています。データは、学習者のプライバシー保護の観点より国別または言語別に集計されました。国別集計は、こちらに概説されている国際的に認知された独立した自治体に基づいています。対象となった国と言語の全リストはこちらでご確認いただけます。年齢と学習の動機に関するデータは自己申告であり、13歳未満の学習者はすべての分析から除外されています。また、学習者のプライバシー保護の観点から、Duolingo学習者数が5,000人未満の国はランキングより除外しています。

【日本国内における語学学習に関する調査結果 | 2025年の主要トピックが語学学習に与えた影響を調査】
年次調査『日本国内における語学学習に関する調査 』 (以下、国内調査) では、Duolingoのユーザーに限らない、日本国内の20代~50代の男女3,067名に対してインターネット調査を実施しました。本調査では、語学学習の実態やトレンドに加えて、今年開催された大阪・関西万博がもたらした影響、さらには同時翻訳サービスの進化が進む中での語学学習に対する意識についても明らかにしています。

◆語学学習の現状とトレンド:学習意欲、学習継続の課題が明らかに

本調査ではまず、義務教育を除いた“自発的な語学学習”の経験について尋ねました。現在、語学学習を行っている人は20.6%。過去に行っていた人も含めると、その割合は46.1%となり、約半数が義務教育以外で語学を学んだ経験があることが分かりました。

一方、現在語学学習を行っていない人のうち30.1%は「今後語学学習に挑戦したい」と回答しています。学んでみたい言語として最も多く挙がったのは英語(83.8%)で、次に韓国語(25.2%)が続きました。

語学学習のハードルについては、現在学習している人では「成果が出ない」(19.3%)や「時間がない」(14.9%)が上位となりました。過去に学習していたが現在は行っていない人では、「継続できない」が最も多く(22.2%)、次いで「時間がない」(15.5%)が続きます。一方、自発的な語学学習経験がない人にとってのハードルとしては、「必要性を感じない」が最も多く、「お金がかかる」も理由として挙がりました。
語学学習経験者では「お金がかかる」が比較的少ないことを踏まえると、語学学習がアプリや会話型AIなどを通じてより安価に行えることを知っているかどうかが、認識の差につながっている可能性が考えられます。

◆語学学習方法は依然アプリが人気!デジタルシフトが顕著に

語学学習経験のある1413人を対象に、学習方法について尋ねたところ、「アプリ(37.9%)」が最も多く、次いで「YouTubeやNetflixなどの動画サイト(37.2%)」、そして「ChatGPT(35.7%)」が続きました。これは「教本(32.1%)」や「対面レッスン(21.9%)」よりも高い結果です。
特に「ChatGPT」や「YouTubeやNetflixなどの動画サイト」は若い世代ほど利用率が高まる一方、アプリは全世代で35%を超えており、年代を問わず幅広く利用されていることがわかりました。

さらに、「現在語学学習をしている人」と「過去に語学学習をしていたが、現在は行っていない人」で比較すると、現在学習を続けている層ではアプリが最も支持されていたのに対し、過去に学習していた層では教本の利用が最も多く、ChatGPTの利用率も29.7%と10.2%で大きな差がみられました。また、現在学習している人ではオンラインレッスンの利用が対面レッスンを上回る一方、過去に学習していた人では対面レッスンの方が多く、学習方法がデジタルへとシフトしている傾向が伺えます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69537/77/69537-77-1f1a56f6b9680ea29183e733297cf712-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆会話型AIツールの利用が拡大する一方で、語学学習体験ではアプリに軍配

前述の通り、ChatGPTなどの会話型AIツールの語学学習用途が増える中で、学習者はそれぞれをどのように捉えているのでしょうか。

調査では、語学学習における8つの評価ポイントについて、「語学学習アプリ」と「ChatGPTやBingといった会話型AIツール」のどちらがより当てはまると感じるかを尋ねました。その結果、8項目中7項目、特に利用者の体験に関する多くの項目で語学学習アプリを選ぶ人が多いという傾向が見られました。

特に差が大きかったのは、学習の楽しさ・没入感(差分18.8ポイント)、学習の続けやすさ(継続性)(17.7ポイント)の2項目です。語学学習アプリは、ゲーム性や段階的に成長を実感できる仕組みによって、学習を前向きに続けられる点が高く評価されていることがわかります。
一方で、学習内容のカスタマイズ性については会話型AIツールを支持する回答が多く見られました。AIツールは自由にプロンプトを入力でき、その場の興味や目的に合わせて内容を変えられるため、幅広い使い方ができる点が魅力として挙げられます。
会話型AIツールは幅広い用途を想定して開発されているため、語学学習に特化した設計を持つアプリと比べると、カリキュラム性や継続しやすい仕組みなどの面で、学習体験に違いが生まれていることがうかがえます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69537/77/69537-77-f80dc526fd7bf0f66d376c112efe8262-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆AirPods Pro 3のリアルタイム翻訳、Google Meetの同時翻訳など翻訳サービスが進化した2025年──それでも語学を学ぶ価値を感じている人が半数以上

近年、翻訳・通訳ツールは急速に進化しており、2025年にはAirPods Pro 3のライブ翻訳機能やGoogle Meetの同時翻訳など、さまざまなリアルタイム翻訳機能が登場しました。AIの発展によって便利な翻訳技術が広がる中、語学学習者は減ってしまうのでしょうか。
そこで本調査では、通訳・翻訳ツールが広がる中でも自分自身で語学力を身につけたいと思うかを尋ねたところ、56.3%が「非常に思う」または「やや思う」と回答しました。
理由としては「自己成長や自己肯定感に繋がるから(28.5%)」、「遅延のない自然なコミュニケーションがしたいから(23.7%)」、「異文化理解のため(22.2%)」といった回答が多く寄せられました。

これらの結果から、多くの人が単なるツールの利便性を超えて、自分自身の成長や、文化的背景を含めた深いコミュニケーションを求めて語学学習に取り組んでいることがわかります。たとえテクノロジーが進歩しても、「自分の言葉で伝えたい」「相手を理解したい」というニーズは根強く、語学を学ぶことそのものが持つ価値が再認識されていると考えられます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69537/77/69537-77-8686ae5ac1aa777160377fb914951804-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆大阪・関西万博が異文化理解や多言語への関心を後押し。7割以上が「外国語を学びたいと感じた」と回答

2025年の大きなトピックと言えば、大阪・関西万博です。回答者のうち794名が実際に来場したと回答しました。
そのうち 82.1%が「他の国や地域に興味を持つきっかけになった」 と答えており、万博が新たな関心を喚起する場となっていたことがうかがえます。

万博来場前後で外国文化や他言語への興味の変化を比較したところ、“興味がある層”へとステップアップした人は 27.3%(例:興味がない→やや興味、どちらとも言えない→やや興味、やや興味→非常に興味 等。全く興味がない→どちらとも言えない、など中立への移動は含めない)でした。
また、もともと“興味がある”層や中立層を除き、万博前に「興味がない」と回答していた層に限っても、約23%が来場後に興味を持つように変化(=「やや興味がある」「とても興味がある」へ移動)しており、低関心層にも一定の影響が見られました。

実際に72.9%は大阪・関西万博をきっかけに「外国語を学びたいと感じた」と回答し、万博という国際的な場が、単なる見学の機会ではなく、日本の人々が新たな学びへ踏み出す契機として大きく作用していたことが示されました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69537/77/69537-77-eba2fcf69f478201515e6ff28c283604-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【調査概要】
調査対象:日本国内の20代~50代の男女3,067名
調査期間:2025年11月13日~11月20日
調査方法:インターネット調査
※本調査結果をご利用いただく際は、必ず『Duolingo Language Report 2025調べ』と明記してください
Duolingoについて
「誰もが利用できる、世界最高の教育を開発する」ことをミッションに、モバイル学習プラットフォーム「duolingo」、英語力認定試験「Duolingo English Test」を提供しています。

Duolingo(www.duolingo.com)は、世界で最も人気のあるモバイル学習プラットフォームであり、教育カテゴリにおいて世界で最も多くダウンロードされているアプリです。短く遊び感覚で取り組めるレッスンを通じて、言語・数学・音楽・チェスを学ぶことができます。英語だけでなく、スペイン語、フランス語、ドイツ語、韓国語など、合計250以上のコースを提供しています。
「Duolingo English Test」は、海外大学進学など英語力の証明が必要とされる場面で利用できる信頼性の高い試験です。地理的・経済的制約に縛られることなく受験することができ、現在世界6,000以上の教育機関で受け入れられています。

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