6月11日にセブン-イレブンが「ブリトーあんバター」を新発売しました。

 セブンの「ブリトー」といえば「ハム&チーズ」や「マルゲリータ」など、しょっぱい系の具材が定番。そんな中で甘い系の具材、それもトルティーヤと縁遠そうな「あんバター」!気になったので早速買って食べてみました。

■ 「トルティーヤ×甘いもの」というとても素敵な発想

 実はセブンが「ブリトーあんバター」を発売するのは今回が初めてではない模様。2025年3月ごろに、地域&期間限定で発売していたようです。残念ながら筆者は前回の商品を食べていませんが、好評をうけ再販売・エリア拡大したといったところでしょうか。

 メキシカンが好きでよく食べている筆者としては、トルティーヤにあんバターが合うのか非常に気になるところ。

 これまで、あんバターに限らず、トルティーヤに甘いものを巻いて食べた経験はありません。しかし提案されてみれば、トルティーヤ×甘いものというのはとても素敵な発想。美味しそうです。クレープみたいな食べ心地になるのでしょうか。

 早速近所のセブンに足を運んで、買ってきました「ブリトーあんバター」。価格は税込み302円です。

セブン-イレブン

「ブリトーあんバター」外袋

 パッケージに「温めて美味しい」との記載があったので、電子レンジで温めてから食べることにします。温めの目安は500Wで1分、1500Wで20秒です。

 温めたブリトーはほかほかと湯気を放ち、小麦のよい香りが立ち上ってきます。鼻を近づけてみますが、外からはあんバターの香りはせず。

「ブリトーあんバター」断面

 中心あたりで切ってみると、中に詰まっているのは紫色のあんこフィリング。十勝産のあずきを使用した粒あんに、バターを加えたものとなっています。

「ブリトーあんバター」重ね

 小麦の香ばしさに、あんこの甘さが混ざって、ワクワクしてきます。

■ トルティーヤもあんこフィリングもどちらも主役!な食べ心地

 ひとくち齧ってみます。フィリングは非常に滑らかな食感。バターを加えているからか、ほんのりとクリーミーさも感じます。

「ブリトーあんバター」断面接写

ほどよい甘じょっぱさ

 味はあんこの甘みをしっかり残しつつ、適度な塩気も効いていて美味しいです。癖になりそうな、ほどよい甘じょっぱさがあります。

 トルティーヤ生地はもちもちと柔らかく、しかしそれでいて簡単に噛み切れる歯切れのよさも兼ね備えています。しぶとく口の中に残らず、フィリングとほとんど一緒に消えてくれるので、とても食べやすい!

「ブリトーあんバター」お尻

 形態としてはたい焼きやまんじゅうが近いとは思いますが、そのいずれとも違う食べ心地。薄いながらにもちもち感の強い、トルティーヤ生地ならではの良さが出ています。

 フィリングのなめらか食感と、トルティーヤのもちもち食感。互いが互いを邪魔することなくうまく噛み合っています。

あんこフィリングもトルティーヤもどちらも主役

 どちらも主役であり引き立て役。あんバター好きも、ブリトー好きも美味しく食べられるに違いありません。

 小腹がすいたときにサクッと食べられるサイズ感でもあるので、おやつやデザートにももってこい。

 近くの店舗で見かけた際には、ぜひ試してみては。

(ヨシクラミク)