「扉は開けたら閉める」なんて、大人になれば注意される機会も減ったものですが、やはり徹底はした方がいいみたいです。

 洗面所上部にある扉付きの棚の中に入り込んだところを、飼い主さんに見つかったのは、サバ白猫のぴよさん。置いていたタオルが猫の毛だらけになってしまったことは、もはや言うまでもありません……。

 当時は洗濯物をしまっている最中だったという飼い主さん。どうやらタオルをしまった後、戸を閉め忘れてしまったもよう。

 気付いた時には、時すでに遅し。棚の中にぴよさんが入り込んだ後だったため、反省の意も込めて、その様子を撮影した写真が今回の一枚です。

 飼い主さん宅にはもう一匹猫ちゃんが暮らしていますが、ここに入るのはぴよさんだけ。しかもその可能性は「ほぼ100%」とのことで、この扉に限らず、普段閉まっているところが開いていると、ここぞとばかりに侵入するのだとか。

普段のぴよさんのようす

 そんな愛猫を見て、飼い主さんは「ああ……またか……」と、もはやあきらめの境地。写真に写るぴよさんも、心なしか「入ってやったぜ」と誇らしげな表情に見えます。

 なお、撮影後はすぐに出てもらうことはせず、そのままにしておいてあげたとのこと。ぴよさんもよほど居心地が良かったのか、気づけばいつの間にか眠っていたとのことでした。

 毛だらけになったタオルを再びきれいにするのは少し手間ですが、たしかに愛猫の眠りを妨げることと比べるならば、その判断は間違っていなかったと言えそうです。

<記事化協力>
もふのいる生活さん(@moftoikiru

(山口弘剛)