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【長崎県美術館】2025年度展覧会スケジュール&開館20周年記念イベント

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公益財団法人長崎ミュージアム振興財団
長崎県美術館は2025年4月で開館20周年を迎えます。



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2005年4月23日、長崎市出島町に長崎県美術館は開館しました。2025年4月には開館20周年を迎えます。これまでの20年の感謝を込めて、またこれからの20年へとつながるような多彩な事業を1年間を通して開催いたします。
2025年度展覧会スケジュール
2025年度に下記の主催展覧会を開催します。この他、常設展示室では当館のコレクションを随時展示替えしながらご紹介します。
*展覧会名・スケジュールは都合により変更になる場合があります。

開館20周年記念
コレクションの在りか―現在地をみつめて4月12日(土)~6月29日(日) 常設展示室 全室
このたび、当館では開館20周年を記念し、コレクションから選りすぐりの作品を掲載した『長崎県美術館コレクション選』を刊行します。本展では、同書に掲載される約150点の所蔵品からさらに厳選した作品を常設展示室全室にわたって展示します。ピカソ、ミロ、ダリなどコレクションを代表する作品はもちろん、近年の新収蔵作品も含めて構成される本展によって、現在約8,900点(2025年3月末現在)に及ぶ長崎県美術館コレクションのエッセンスをじっくりとお楽しみください。




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常設展示室イメージ

金曜ロードショーとジブリ展4月24日(木)~7月6日(日) 企画展示室
九州初上陸。日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歩みとその時代を辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介します。映画の主人公になりきって撮影が楽しめるフォトスポットや、「風の谷のナウシカ」の腐海や王蟲(オーム)を圧巻のクオリティーで表現した空間など、ジブリの世界を体感することができます。東京展は約24万人、その後の京都展と広島展でも約20万人を動員した注目の展覧会です。






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(C)Studio Ghibli

ゴヤからピカソ、そして長崎へ 芸術家が見た戦争のすがた7月19日(土)~9月7日(日) 企画展示室、常設展示室第1室
2025年は開館20周年という記念すべき年であるとともに、長崎にとって被爆80年という節目の年です。長崎県美術館は、被爆地に在る美術館として、このたび戦争をテーマとした展覧会を開催します。一方で当館はスペイン美術を標榜する美術館であることから、収蔵作品であるフランシスコ・デ・ゴヤの版画集『戦争の惨禍』を中心に据え、そこで表された戦争の真の姿、そこから導き出される戦争の本質について考えます。
そしてプラド美術館からはゴヤの油彩画、ソフィア 王妃芸術センターからはスペイン内戦期に制作されたピカソの版画、さらに国内美術館に所蔵されている 戦争や原爆にまつわる作品が一堂に会します。被爆地・長崎が発信する本展覧会を是非ご覧ください。



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フランシスコ・デ・ゴヤに帰属《巨人》1808年以後 プラド美術館蔵 (C)Photographic Archive. Museo Nacional del Prado. Madrid

ながさきピース文化祭2025
皇室の名品と長崎―皇居三の丸尚蔵館収蔵品展9月14日(日)~10月19日(日) 常設展示室 第1・2室
ながさきピース文化祭2025にあわせて開催する本展では、皇室ゆかりの美術工芸品などを収蔵・展示する皇居三の丸尚蔵館の約6,200件に及ぶ収蔵品の中から、長崎にゆかりある名品の数々が並びます。さらに展示会場の後半では、海外交流史上での重要作として知られる国宝《蒙古襲来絵詞》を展示します。本展は皇室で大切に受け継がれてきた名品の数々を通して皇室文化の精華にふれるとともに、地域の文化を見つめなおす 契機となるはずです。



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国宝《蒙古襲来絵詞》前巻(部分) 鎌倉時代(13世紀) 国(皇居三の丸尚蔵館収蔵)

ジャネット・カーディフ《40声のモテット》10月17日(金)~11月16日(日) 企画展示室
カナダのアーティスト、ジャネット・カーディフ(1957- )が、ルネサンス期英国の作曲家トマス・タリスの合唱曲『我、汝の他に望みなし』を基に制作したサウンド・インスタレーションの名作を展示します。これは楽曲を構成する40の声部が楕円形に配置された40台のスピーカーから同時再生され、鑑賞者がその間を自由に歩き
回るという没入型の作品です。本作が音によって構築する彫刻的空間は、圧倒的な聴体験によって私たちの身体を包みこみ、知覚を揺さぶります。本展は、2001年の発表以来世界中で展示されてきた本作の、長崎における貴重な鑑賞の機会です。



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聖ヨハネ教会(オーストリア、フェルトキルヒ)での展示風景(2005年)Photo by Markus Tretter. Courtesy of the artist and Luhring Augustine,New York / Gallery Koyanagi, Tokyo.

没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く11月22日(土)~2026年2月1日(日) 企画展示室
戦後の日本洋画壇において異色の存在感を放ち、今なお熱心なファンを獲得し続ける画家・鴨居玲(1928-1985)。鴨居玲は、父親の故郷である平戸市田平町に本籍を持つ長崎ゆかりの画家です。本展は笠間日動美術館、ひろしま美術館、石川県立美術館、そして当館の作品を中心に、画業初期から絶筆に至るまでの作品(未発表作品も含む)によって構成されます。孤独や不安、死の恐怖など、人間の内面に宿る暗い影に正面から向き合った鴨居の作品は、混沌を極める現在だからこそ、我々が生きていく上で大きな示唆を与えてくれるでしょう。





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鴨居玲《私の村の酔っぱらい》1973年ひろしま美術館蔵

生誕100年 山下清展-百年目の大回想2026年2月14日(土)~4月5日(日) 企画展示室
2022年に生誕100年を迎えた放浪の天才画家・山下清 (1922-1971)の大回顧展。素朴で懐かしい日本の原風景を描いた山下の作品は、長い年月を経てもなお観る者の心をとらえて離しません。本展は《長岡の花火》など貼絵の代表的な作品をはじめ、子供時代の鉛筆画や後年の油彩、ペン画、陶磁器、遺品などが一堂にそろいます。世代を超えて愛される山下清の、まさに決定版ともいえる展覧会です。



[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156313/5/156313-5-564752306457e83b1e07a0356d8f5118-800x557.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
山下清《長岡の花火》1950年 貼絵 (C)Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2025

田中達也展 みたてのくみたて2026年3月12日(木)~4月13日(月) 県民ギャラリー
国内外で約270万人が来場した「MINIATURE LIFE展」の新しい
展覧会が長崎県初上陸。「田中達也展 みたてのくみたて」は、[HOME][FORM][COLOR][SCALE][MOTION][LIFE][WORLD]と7つのゾーンにわけ、それぞれの角度から、これまで以上に田中達也の発想の秘密を、写真と立体あわせて約160点の作品で解き明かします。フォトスポットになる大きなオブジェ、大人気絵本のキャラクターも新登場!写真撮影だけでなく、 楽しく参加できる展覧会です。


[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156313/5/156313-5-be2dd93c25182be304332a19e9034373-533x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
なんでも現代美術館 (C)Tatsuya Tanaka

開館20周年記念イベント
開館20周年記念 隈研吾氏による講演会
長崎県美術館の建築デザインを手がけた隈研吾氏による講演会を開催します。
日時|7月27日(日)14:00~
講師|隈研吾氏(建築家)
会場|ホール
※申込方法など詳しくは当館ウェブサイトでお知らせします。

期間限定「開館20周年記念コレクション展」無料ご招待&記念品プレゼント
下記の期間、「開館20周年記念 コレクションの在りか―現在地をみつめて」(常設展示室)に無料でご入場いただけます。また、記念品として当館オリジナルチケットホルダー(非売品)を各日先着100名様にプレゼントします。
期間:4月12日(土)~4月23日(水)

『長崎県美術館コレクション選』刊行
開館20周年を記念し、コレクションから選りすぐりの作品150点を掲載した『長崎県美術館コレクション選』を刊行します。
サイズ:A4変形(H260xW210mm)
価 格:2,800円(税込)

ワークショップ
美術館で1日中楽しめる20周年を記念したイベント「朝から夜までまるごとけんび」(仮称)を夏に開催する他、年間を通して子どもから大人まで参加できるプログラムを開催します。

コンサート
開館年度の2005年5月より実施している長崎大学と活水女子大学との連携事業「イブニングライブ」、2008年より開催している「平和の祈りコンサート」では、開館20周年を記念したスペシャルコンサートを予定しています。
ミュージアムショップ&カフェ
新オリジナルグッズが登場!
ミュージアムショップでは、開館20周年を機に新しいミュージアムグッズを4月より販売
します。
1.長崎県美術館オリジナルトートバッグを販売
デザイン:CHEBLO ※20周年限定デザインも数量限定で販売予定

2.長崎県美術館 BISCUI10(ビスケット)新シリーズ2015年、開館10周年の節目に誕生したBISCUI10(ビスケット)に、新たに〈塩・そのぎ抹茶〉と〈ハイカラ・サンセット〉が加わります。〈塩・そのぎ抹茶〉は、FORTHEESのそのぎ抹茶を使用した上品な味わい。〈ハイカラ・サンセット〉は、塩・プレーン、塩・ココア、塩・そのぎ抹茶の3種類のビスケットを詰め合わせたアソート商品です。
【長崎県美術館 BISCUI10(ビスケット)とは】
2015年に美術館開館10周年を記念し誕生した祝い菓子。“長崎ことはじめ”にまつわる10のものごとを型に取り、一つ一つ丁寧に焼き上げたビスケットです。



[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156313/5/156313-5-daa34ae5ed60858f47a787636c4bf98e-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
*写真はイメージ         企画・デザイン:川路あずさ     製造元:petit a petit (プティタプティ)

開館20周年記念カフェメニュー2005年の開館当初ご提供していたスペイン・カタラーナ地方のクリーム菓子「クレーマ・カタラーナ」が、4月より新バージョンで登場します。


[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156313/5/156313-5-e4a14b21090465f36847f51c4b1fc629-400x267.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
開館当初の「クレーマ・カタラーナ」

長崎県美術館×長崎歴史文化博物館 コラボレーション企画
長崎歴史文化博物館は、2005年11月3日に開館しました。長崎県内において共に開館20周年を迎える両館のコラボレーション企画を実施します。

1.常設展観覧セット券を20周年特別価格で販売 ※なくなり次第終了
両館の常設展を観覧できるセット券を、特典が付いた特別価格で販売します。

販売価格:通常大人700円 → 20周年記念価格500円 ※4月24日(木)より販売予定
特  典:チケットのご提示で、次のご利用・ご購入が5%引き
     長崎県美術館ショップ・カフェ
     長崎歴史文化博物館ショップ・レストラン
     ※各1回ずつのご利用となります。

2.スタンプラリー
長崎県美術館、長崎歴史文化博物館に記念スタンプを設置します。

3.広報連携
両館20周年事業の共同チラシを配布します。

その他様々な20周年企画を計画中!
詳細は決まり次第、プレスリリースや長崎県美術館ウェブサイトでお知らせします。
www.nagasaki-museum.jp


長崎県美術館(公益財団法人長崎ミュージアム振興財団)
〒850-0862 長崎市出島町2番1号
Tel.095-833-2110
Fax.095-833-211
広報e-mail:info-k@nagasaki-museum.jp
https://www.nagasaki-museum.jp 

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