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DevOps対応テストデータ管理プラットフォーム「Delphix」販売開始

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東陽テクニカ
データマスキングと仮想化でアプリケーション開発における高精度なテストと開発サイクルの短縮を支援



株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、米国・Perforce Software(パーフォース ソフトウェア) Ltd. (以下 Perforce Software社)が提供するDevOps対応テストデータ管理プラットフォーム「Delphix(デルフィックス)」を、7月10日(木)に販売開始いたします。
「Delphix」は、マルチクラウドやハイブリッドクラウド環境に対応した統合型テストデータ管理(TDM)プラットフォームです。データマスキング※1とデータ仮想化の機能を組み合わせることで、機密データや個人情報のセキュリティを担保し、開発・テスト・分析環境に本番同等のデータを安全かつ迅速に提供します。

※1データマスキング:機密データを保護するために、実際の値を架空の値に置き換える処理
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75068/209/75068-209-42c3852fe71a2b76eee3b2d4445d7ad2-3900x1613.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Delphix」による機能概念イメージ

【 背景/概要 】

デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、金融や医療などさまざまな業界において、企業は高品質なサービス提供のためにアプリケーションのクラウド化や内製化を進めています。加えて、GDPR※2やHIPAA※3、改正個人情報保護法などのコンプライアンス要件も年々厳格化しており、企業のデータ利活用には、より高度なセキュリティとガバナンス対応が不可欠となっています。このような中、アプリケーションの開発・テスト現場では、情報漏洩リスクに対応しつつ、本番環境に近いデータが使用できる開発環境の構築や開発サイクルの短縮が求められています。
「Delphix」は、データマスキングとデータ仮想化という2つの中核技術を統合し、さらにDevOps※4のワークフローに組み込むことができアプリケーション開発の自動化を促進する、包括的なテストデータ管理(TDM)プラットフォームです。データマスキング機能により本番環境に含まれる個人情報や機密情報を自動で検出・変換し、コンプライアンスに準拠したテストデータを生成します。これにより、本番と同等の品質を備えたテストデータを安全に活用でき信頼性の高いテストを迅速に実施できます。またデータ仮想化によりテストデータの容量負荷を最小限に抑え、迅速に開発を進めることが可能です。
東陽テクニカは、「Delphix」の提供を通じて、システム・アプリケーション開発におけるテスト精度の向上、開発サイクルの短縮を支援し、安心・安全な情報社会の実現に貢献してまいります。

※2GDPR:EUの一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)
※3HIPAA:米国の医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act)
※4DevOps:開発「Development」と運用「Operations」を組み合わせた造語。開発チームと運用チームが協力してソフトウェア開発を進める手法

【 主な機能 】

データマスキング
機密情報や個人情報を自動で検出し、不可逆的にマスキング(匿名化)することで、開発・テスト環境での安全なデータ活用を実現します。本番と同じ構造や規則性を持つデータに変換されるため、データのセキュリティとテストの精度を担保でき、組織のコンプライアンス強化にも対応可能です。

データ仮想化
データをブロック単位で管理し、変更があった部分のみを保存・展開する仮想化技術により、ストレージ負荷を最小限に抑えながら、開発・テスト環境への高速なデータ提供を実現します。

DevOpsのワークフローに組み込み可能
CI/CDパイプライン※5にシームレスに統合され、テストデータのプロビジョニング※6、リフレッシュ、マスキング、削除などの操作を自動化します。
開発・検証におけるセキュリティと統制を、人的リソースに頼らず維持することが可能です。

※5 CI/CDパイプライン:ソフトウェア作成、展開、運用の一連の流れを自動化する仕組み
※6 プロビジョニング:システムやアプリケーションを運用するために必要なリソースを準備するプロセス

【 製品データ 】

・ 製品名:DevOps対応テストデータ管理プラットフォーム「Delphix」
・ 発売日:2025年7月10日(木)
・ 製品ページ:https://www.toyo.co.jp/ss/products/detail/delphix

<Perforce Software Ltd.について>
Perforce Software 社は、1995 年に設立されたソフトウェア開発支援ソリューションのグローバルプロバイダーです。ソースコードの静的解析や脆弱性検出をはじめとするテストツールから、デジタルアセットやプロジェクトの管理ツールまで、ソフトウェアの開発ライフサイクル全般において、開発者を支援するためのソリューションを幅広く提供しています。さらに近年では、データマネジメント領域にも注力しており、2023年には同分野のリーディングカンパニーであるDelphix社を買収。セキュアかつ迅速なデータ活用を支援する基盤技術を、自社のDevOpsソリューション群に統合しています。Perforce社のソリューションは、フォーチュン 100 企業の 75%が導入し、世界中で 100 万人以上が利用しています。
Perforce Software Ltd. Webサイト:https://www.perforce.com/

<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新を推進しています。その事業 分野は、脱炭素/エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティ、ライ フサイエンスなど多岐にわたり、クリーンエネルギーや自動運転の開発などトレンド分野への最新計測ソリューション の提供や、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力しています。新規事業投資やM&Aによる成長 戦略のもと国内外事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/

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