おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

Confluent、AIのコンテキストギャップを解消する「Confluent Intelligence」を発表

update:
Confluent Japan合同会社
パイロット版から本番環境までスムーズに拡張可能な、コンテキスト対応AIを構築・運用する統合プラットフォーム



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153239/9/153239-9-f7936c0ac6c8d6f9ba25a02fb0abfd2c-1475x810.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ニューオーリンズ - 2025年10月29日 - データストリーミングのパイオニアであるConfluent, Inc.は本日、コンテキストに富んだリアルタイム人工知能(AI)の構築と運用を最速で実現するConfluent Intelligenceを発表しました。Confluent Cloud上に構築されたConfluent Intelligenceは、イベント駆動型AIシステムの立ち上げと拡張に必要な全機能を提供します。 このフルマネージドスタックは、履歴データとリアルタイムデータを継続的にストリーミングで処理し、そのコンテキストをAIアプリケーションに直接提供することで、より信頼性が高く、安全性に優れ、スケーラブルなAIワークロードを実行します。Confluent Intelligenceを活用することで、企業は、信頼性の高い動的なデータに基づいたAIシステムを構築することができます。

パーマストンノース市議会データ&AI部門責任者であるAtilio Ranzuglia氏は、次のように述べています。
「優れたAIには、優れたデータが必要です。Confluentは信頼できる真実のソースとして、高品質なデータをデータレイクやAIプラットフォームにストリーミングし、リアルタイムでモデルをトレーニングしています。Confluentは、エージェントによるワークフローの自動化に必要なコンテキストとオーケストレーションを提供し、スマートシティへの変革を加速させているのです」

企業は生成AIに3,000億~4,000億ドルを投じていますが、MITの「The State of AI in Business 2025」 レポートによると、その取り組みの95%は成果を上げていないとされています。最大の障壁はコンテキストです。つまり、既成モデルで効果的に推論するには、出来事、関係性、意味といったコンテキストを完全に理解する必要があります。これを行うには、過去に起きたことを評価し、現在起きていることに適応させ、その情報を遅延なくAIに提供できるよう、データを継続的にストリーミングして処理できるインフラが必要です。この評価・適応・提供のサイクルを常時稼働させることで、単なるチャットボットを超え、実用レベルのAIエージェントの構築が可能になります。しかし、これらすべての機能を備えた単一の製品は市場に存在せず、結果として複雑で断片的なワークフローが生まれ、失敗が避けられない状況となっています。

Confluent の最高経営責任者(CEO)兼共同創業者であるJay Krepsは、次のように述べています。
「Confluentを立ち上げたのは、企業全体で情報が自由に行き渡り、リアルタイムに意思決定できるようにするという、データ分野における最も困難な課題のひとつに取り組むためでした。この基盤があるからこそ、ConfluentはAIのコンテキストギャップの解消において独自の立場を築いています。既成のモデルは強力ですが、継続的なデータの流れがなければ、企業にとって真に価値ある意思決定をタイムリーに行うことはできません。だからこそ、データストリーミングが不可欠なのです」

Confluent Intelligence: エンタープライズ対応AIのエンジン
Confluent Intelligenceは、Apache Kafka(R)とApache Flink(R)を活用した、コンテキストに富んだリアルタイムのAI向けのフルマネージドサービスです。AIエージェントやアプリケーションの立ち上げとスケーリングに必要な基盤を包括的に提供します。組み込みのガバナンス機能、低レイテンシのパフォーマンス、完全なリプレイ機能を備えたConfluent Intelligenceは、AIのユースケースをPoCから本番環境へと迅速に移行させます。主な機能は以下の通りです。
Real-Time Context Engineによる強化 - このフルマネージドサービスは、KafkaやFlink上で構築されたAIエージェントやアプリケーション、あるいはMCP (Model Context Protocol)を通じて外部連携されたAIエージェントやアプリケーションに対して、構造化された信頼性の高いコンテキストをストリーミングで提供します。Real-Time Context Engineを活用することで、チームはKafkaに直接触れたり、バックエンドインフラを管理したりすることなく、リアルタイムのコンテキストと信頼できるデータを一元的に取得でき、AIへの取り組みを加速させることができます。現在、Early Access版として提供中です。
Streaming Agentsによる構築 - Flink上でイベント駆動型エージェントをネイティブに構築・展開・オーケストレーションできます。エージェントがリアルタイムで観察・判断・行動を行う際にデータ処理とAI推論を統合し、手動入力に常に頼る必要性を排除します。ストリーム処理のパイプラインにエージェントAIを直接組み込むことで、Streaming Agentsは、チームが企業全体でインテリジェントかつコンテキスト対応の自動化を実現できるようにします。現在、Open Preview版として提供中です。
組み込みの機械学習(ML)機能による分析 - Flink SQLで、異常検知、予測、モデル推論、リアルタイムでの可視化といった複雑なデータサイエンスのタスクを簡素化します。これらにより、チームはスピードと高い適応力をもって、スマートな意思決定につながる実用的な洞察を得ることができます。現在、Confluent Cloudで一般提供を開始しています。

GEPシニアエンジニアリングマネージャーであるNithin Prasad氏は、次のように述べています。
「AIを活用した調達およびサプライチェーンのユースケースは、GEPの事業の中核をなすものです。Confluentは、リアルタイムのストリーミングデータによって当社のモデルを支え、データ損失への懸念を払拭するストリーミングプラットフォームを提供することで、これらのユースケースを実現させています」

ConfluentはAnthropic社との協業を強化し、次世代のエージェンティックAIを推進
Confluentは、Anthropic社が開発したClaudeをStreaming Agentsにおけるデフォルトの大規模言語モデル(LLM)として採用し、Confluentの先進的なデータストリーミングプラットフォームにネイティブ統合します。Anthropic社の推論モデルとConfluentのリアルタイムデータ基盤を組み合わせることで、企業は、ノイズが排除され重要な事象を優先する高度な異常検知や、瞬時にパーソナライズされた体験を提供するカスタマイズ機能など、適応性が高くコンテキストに富んだAIシステムを構築できるようになります。

補足情報
●Real-Time Context EngineやAIとデータストリーミングの未来についての詳細は、Confluent の最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のJay Krepsによるブログ記事プレスリリース(英語)をご覧ください。
●Streaming Agentsの最新アップデートの詳細は、ローンチブログプレスリリース(英語)をご覧ください。
Confluent Private CloudおよびTableflowの主要な新機能のプレスリリースをご覧ください。

Confluentについて
Confluentは、データを動的に活用する全く新しいカテゴリーのデータインフラストラクチャを先駆けるデータストリーミングプラットフォームです。Confluentのクラウドネイティブソリューションは、動的なデータのための基盤プラットフォームであり、複数のソースからのリアルタイムデータを組織全体で絶え間なくストリーミングする、インテリジェントな接続基盤として設計されています。Confluentを活用することで、組織は豊富なデジタルフロントエンドによる顧客体験の提供と、高度なリアルタイムソフトウェア駆動型バックエンドオペレーションへの移行という新たなビジネス要件に対応することが可能となります。詳細については、www.confluent.ioをご覧ください。

当社のロードマップは将来変更される可能性があります。そのため、今回記載されている機能は変更される可能性があり、予定通り提供されない場合や、一切提供されない場合もあります。この情報は、いかなる機能の提供を約束するものではありません。お客様は、現在利用可能な機能に基づいて購入判断を行う必要があります。

Confluent と Confluent に関連するロゴマークは Confluent, Inc. の商標または登録商標です。

Apache(R)、Apache Kafka(R)、Kafka(R)、Apache Flink(R)、およびFlink(R)は、米国およびその他の国においてApache Software Foundationの登録商標です。これらの商標の使用は、Apache Software Foundationの承認を意味するものではありません。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の財産です。

最近の企業リリース

トピックス

  1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

    汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

    屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
  2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

    「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

    2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
  3. アカウント1の投稿

    【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

    ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

編集部おすすめ

  1. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

    床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

    頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
  2. 工場労働者2138人、1万時間の作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

    工場労働者2138人、1万時間の手作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

    工場向け自動化ロボットの研究開発を行うテクノロジー企業、Build AIが、工場労働者2138人による合計1万時間の作業映像をオープンソース…
  3. お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

    お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

    「解体しながら飲む」が合言葉。童話でお馴染みの「お菓子の家」を、そのまま大人向けに置き換えたような、その名も「つまみの家」がXに登場しました…
  4. 作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

    作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

    作業中に「猫」と「たき火」の癒やしを感じながら集中できる……そんな新感覚のゲーム「たき火と猫」のSteamストアページが公開されました。本作…
  5. アカウント1の投稿

    【後編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

    ※この記事は前編からの続きです。前編では、Temuを名乗る複数のアカウントを調査する中で見えてきた構図をお伝えしました。ここからは、Temu…
Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

提携メディア

Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト