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【武蔵野大学】アントレプレナーシップ学部が特許庁「知財教育実証演習校」に選定

update:
学校法人武蔵野大学
~プロジェクト科目にて、知財×アントレの新教育モデルの実証授業を実施~



武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(所在:東京都西東京市、学長:小西 聖子、学部長:伊藤 羊一、以下:EMC)は、特許庁が進める令和7年度スタートアップ知財支援基盤整備事業「アントレプレナーシップ教育の一環として行う知財教育の実施等に関する調査事業」の実証演習先に選定されました。これを受け、11月19日(水)、EMCの必修科目「プロジェクト」において、知的財産教育とアントレプレナーシップ教育を融合した実証授業を実施しました。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67788/324/67788-324-f3bfbbf24109b1e6c86cacbc0dd5eca1-3900x2197.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本事業にあたり、EMCで「プロジェクト応用B」「プロジェクト発展B・発展D」を担当する村上 茂久(むらかみ しげひさ)客員教授が、特許庁による当該事業の委員会委員として委嘱され、全国的なアントレプレナーシップ教育の一環として行う知財教育モデルの検討にも参画しています。

【本件のポイント】
● EMCが特許庁の知財教育実証演習先に選出。日本で唯一のアントレプレナーシップ学部としての取り組みが評価され、知財教育の新しいモデル開発に参画
● 学生180名を対象に、知財×アントレプレナーシップの融合授業を実施。アイデア創出・AI活用・知財の価値理解を、体験型ワークショップで学ぶ授業を展開
● 村上 茂久客員教授が、特許庁が実施する本事業の「委員会委員」に就任。アントレ教育と知財教育を統合するカリキュラム検討を全国規模で主導


【本件の内容】

特許庁では、知財人材の育成と知財マインドの向上を目的に、知財の教材や参考書の作成・普及に取り組んでいます。そして、令和6年度より、実践的な課題解決力や創造性を育むプログラムを通じて、知的財産の重要性やその活用方法を伝え、将来を担う人材の知的財産への理解やイノベーションの意欲を高めることを目的に、アントレプレナーシップ教育の一環として行う知財教育の実施等に関する調査事業を推進しています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67788/324/67788-324-ae5f089fbfd337fa016c74a64887cf46-3900x2197.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今年度の事業では、アントレプレナーシップ教育の初期段階で「知財の価値に触れ、認識する」ことを重視し、学部生がアイデアを形にするプロセスで知的財産の重要性を理解するための教育モデルづくりが進められています。
今年度の実証事業において、EMCは全国4大学の実証演習先校のひとつに選ばれました。2025年11月19日(水)には、EMCの2~4年生・約180名を対象に、プロジェクト科目内で特別授業を実施。授業では、以下のプログラムが実施され、学生たちは知的財産を活用して「アイデアを生み出す楽しさ」と同時に、「アイデアを守ることの重要性」を体感しました。

- 身近な事例から知財を理解する導入講義
- 大学生活にある課題をもとにしたアイデア創出ワーク
- AIを活用したアイデア磨きのプロセス体験
- アイデアに「違い」を見つける=知財的価値を認識する演習


これを受けて、学生たちからは以下の感想が寄せられました。

- 知財についてほとんど何も分かっていなかったのですが、特許によってアイデアを守れることや、新しいもの同士を掛け合わせる発想にもつながることを学べました。これまで難しくて自分とは無関係だと思っていた特許が、起業やプロジェクトに取り組む上で自分にとっても「なくてはならないもの」だと実感できました。
- AIからのフィードバックや他の学生の柔軟な発想に触れることで、自分のアイデアもさらに磨かれる感覚があり、学びの刺激が大きかったです。
- これまで特許を確認する発想がありませんでしたが、その重要性を理解できたことが大きな収穫でした。アイデアを形にするうえで、知財の視点が欠かせないことに気づきました。


また、本実証にむけて、EMCでプロジェクト科目を担当する村上 茂久客員教授が、特許庁の委託事業「アントレプレナーシップ教育の一環として行う知財教育の実施等に関する調査事業」の委員会委員として委嘱され、教育カリキュラムの方向性検討にも参加しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67788/324/67788-324-267ebf1c97b7fc17a56e3244da68642a-3900x2197.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

本事業は、AIを用いた簡易特許出願体験や、アントレプレナーシップ教育と知財教育を統合する新たなフレームワーク構築など、今後の全国展開を視野に進められています。
EMCは、アントレプレナーシップ教育の先端を走る国内唯一の学部として、学生が自らの想いを形にして新たな価値を生み出すプロジェクトを多数生み出してきました。今回の実証演習により、EMCの教育モデルが国内のアントレプレナーシップ×知財教育の標準化にも寄与していくことが期待されています。




【コメント】

■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長 伊藤 羊一
特許庁の知財教育実証演習校として選定いただけたことを大変うれしく思います。アイデアを生み出すだけでなく、それを守り、育て、社会に届けきる力こそが、これからのアントレプレナーシップです。知財×アントレプレナーシップの学びを通じて、学生一人ひとりの挑戦をさらに後押ししていきます。

■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 村上 茂久 客員教授
知的財産は、事業を推進するうえで「攻め」と「守り」の双方に役立つ重要な要素です。アントレプレナーシップを育成する教育においても、アイデア創出にとどまらず、その価値を適切に保護し活用する知財の理解は不可欠だと考えています。今回、知財教育実証校としての取組に携わることで、アントレプレナーシップ教育における知財活用の位置づけを明確化し、今後、他大学を含むより広い教育現場での体系的なモデル構築に貢献していきたいと考えております。

■アントレプレナーシップ学部について

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、日本で唯一のアントレプレナーシップ学部として2021年に開設しました。以来、『世界の幸せをカタチにする。』という武蔵野大学のブランドステートメントに基づき、高い志と倫理観を持ち、失敗を恐れずに挑戦し、新たな価値を見出し、創造していくアントレプレナーシップを持つ人材を育成しています。

【武蔵野大学について】

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67788/324/67788-324-7ca78a0bd090345cb7efd6b5541782d3-640x480.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
武蔵野大学武蔵野キャンパス
1924年に仏教精神を根幹とした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し13学部21学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設。2024年には創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部を開設した。2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。

武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/




【関連リンク】

■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部:https://emc.musashino-u.ac.jp/
■特許庁HP:https://www.jpo.go.jp/resources/report/kyozai/index.html

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