一般財団法人日本ファッション協会が運営する「スタイルアリーナ(style-arena.jp)」は、おしゃれなZ世代のトレンドの取り入れ方・情報収集源・購買スピードを探るべく、街頭インタビュー調査を実施しました。
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「トレンドはそこまで意識していないです」
今回インタビューした20名のうち、半数以上がこの言葉を口にしました。
ただ、その後の話を聞いていると、見えてくるものがあります。
彼ら、彼女たちは“トレンド”という言葉を使わないだけ
- 日々どこから情報を受け取り
- どう自分なりに解釈し
- どのタイミングで購入に至っているのか
同じ表参道で声をかけた、おしゃれなZ世代。
属性は近くとも、この3点はそれぞれで大きく異なっていました。
今回は、情報キャッチの起点が異なる3名を紹介します。
- SNSを“リサーチの場”として活用する人
- 海外コレクションを、先のトレンドとして参考にする人
- 街と古着屋を歩いて身体で見つける人
情報の入口が違えばトレンドの解釈も変わり、消費が動くタイミングも変わります。
アーリーアダプターである彼ら、彼女たちの声の先に見えるのは
これからのトレンドのヒントでした。
▶︎今回の街頭インタビューの【20人分のインタビュー内容】をこちらからダウンロードいただけます
調査概要
調査時期:2026年2月16日(日)調査手法:街頭インタビュー調査
調査地点:表参道エリア
調査対象:おしゃれなZ世代 男女20名
調査項目:
・この冬に買ったアイテムはなんですか。
・その情報源と知ったタイミング、買ったタイミングはいつですか。
・あなたが買ったアイテムが周りと被り始めたときに、あなたはどうしますか。
・この春に狙っているアイテムは?など
調査実施機関:スタイルアリーナ(style-arena.jp)
タイプ1. SNSで情報を拾い、買い時を「待つ」
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26歳・エステ業、DJ
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【情報キャッチ】
普段の情報収集はInstagramが中心。
特定のブランドにこだわることなく、自分の感性のままにセレクトショップからインフルエンサーまで幅広く流し見して、気になるものを保存していきます。
【トレンドの取り入れ方】
自分の好みに刺さったものだけを選び取る、部分的な取り入れ方。この冬手に入れたのは、原宿の古着屋で偶然出会い一目惚れした「Pelle Pelle(ペレペレ)のトラックジャケット」。「あまり見たことがない1着」という希少感が、決め手になったと言います。
【知ってから買うまで】
気に入ったアイテムでも、すぐには動きません。
「今季、見ていたものがセールになったタイミングとか、買い時を検討しています」
情報収集は広く、判断は慎重に。こだわりがあるからこそ、吟味してから手に入れるスタイルです。
タイプ2. コレクションで「次」を先読みし、会いに行く
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28歳・フリーランスデザイナー
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【情報キャッチ】
海外コレクションと展示会が情報の主な入口です。
「トレンドの分析やその先の予測といった情報は早めに得ている方だと思うので、それも加味したセレクトをするようにしています」
【トレンドの取り入れ方】
コレクションで見たスタイリングを、自分のコーディネートへと翻訳していく。この春に挑戦したいスタイルも、すでに「海外のコレクションなどで増えてきているスタイリング」として認識済みです。
【知ってから買うまで】
この冬に買ったSATORU SASAKI(サトルササキ)は、展示会で見て一目惚れし、購入は店頭に並んだ「即日」。情報の入口が展示会という分、出会った時点でアイテムへの解像度はすでに高いから、動きが速いのです。
タイプ3. 街を歩いて、直感で見つけ出す
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22歳・学生
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【情報キャッチ】
SNSのタイムラインより先に、街と音楽が彼女のスタイルを更新します。
「実際に三軒茶屋とか下北沢の街を歩いていて、お店に入った時に『あ、これ可愛い!』って直感で決めることが多いです」
ファッションへの興味は、好きなミュージシャンのスタイルと地続きになっているそう。
【トレンドの取り入れ方】
トレンドはほとんど意識しません。自分の好きな音楽やカルチャーの文脈が、アイテム選びの軸になっています。今季のアイテムを買う場合も、「古着っぽいヴィンテージライクな感じかどうか」が基準です。
【知ってから買うまで】
この冬買ったアウターとマフラーは、どちらも三軒茶屋の古着屋で発見し手に入れたもの。出会いが購入の起点になるため、知ってから買うまでの時間はほとんどありません。
おしゃれなZ世代こそが、アーリーアダプター
表に現れたトレンドを追うだけでは、常に後手になります。
必要なのは、“広がる前”の予兆を捉える視点です。
20名のローデータには、アーリーアダプターのインサイトが記録されています。
実際の発言を読み解くことで、
“おしゃれなZ世代”という曖昧な言葉の中身が見えてきます。
▶︎今回の街頭インタビューの【20人分のインタビュー内容】をこちらからダウンロードいただけます
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スタイルアリーナでは、引き続きZ世代の美容・ファッションに関するリアルトレンドを追いかけ、マーケティングや商品開発のヒントとなりうる調査を実施していきます。
今回の「顔の見えるインタビュー調査」をはじめとした、オリジナル調査・共同企画・データ提供などのご相談も承っております。
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※本調査を引用いただく際は、出典元が「スタイルアリーナ」であることとリンクを明記いただきますようお願いいたします。
スタイルアリーナ : https://www.style-arena.jp
スタイルアリーナ(日本ファッション協会)について
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日本ファッション協会は、1990年4月4日、通商産業大臣の設立許可を受け、企業、団体をはじめ各地商工会議所などの幅広い支援のもと、財団法人として発足いたしました。
スタイルアリーナ(style-arena.jp)は、「東京のストリートファッション」をテーマに2002年6月よりスタートしたファッション情報サイトです。日本の躍動的なファッション=生活文化を、アジアをはじめ広く世界に向けて発信していくことを目的とし、一般財団法人日本ファッション協会が企画・運営しています。
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