何事にも”まずはチャレンジしてみる”という心意気は大事ですが、これはさすがに無理があったもよう。

 X(Twitter)に投稿された写真に写っているのは、妻が捨てようと置いておいたワンピースに無理やり袖を通し、「どうだ」と言わんばかりのポーズを決めた夫さん(以下、オトサン)。側にいるワンちゃんはなぜかキメ顔をしています。

 そもそも一体なぜ着ようと思ったのか?理由についてうかがうと、オトサンの「ほんの出来心」。妻さんを笑わせようとした結果だそうです。

 オトサンが無理やり着てしまったワンピースは、年末の大掃除で出てきたもの。ディスカウントストアでは引き取ってもらえず、捨てる用として紙袋に入れておいたところ、オトサンがふざけて着てしまった……という流れです。

 しかし、ここでひとつの誤算が発生してしまいます。なんとワンピースがきつすぎて脱げなくなってしまいました。そこで妻さんに助けを求めるも、妻さんは状況が面白すぎて撮影優先。するとちょうどやってきたのが、愛犬の「ビス」くん。

 ビスくんは普段、「ディスクドッグ(※)」の競技犬としても活躍する賢いワンちゃん。オトサンを見て何かを察したのか、ストンと横にお座りしてカメラ目線。まさに「ツッコミどころしかない」一枚が撮影されました。

 ビスくんのキメ顔の理由は定かではありませんが、もしかすると競技の何かを思い出したのかも?ちなみに撮影後は、服の繊維をぶちぶち破りながら、なんとか脱いだそうです。

ディスクドッグとしても活躍するビスくん

 投稿にはなんと13万件もの「いいね」が寄せられ、「なぜ途中で諦めなかった……」「バレエみたいなポーズがジワる」と、多くの方の笑いを誘ったほか「ワンコの顔よw」と、目を丸くしたビスくんの表情に目を向ける方も。

※競技者(人間)と競技犬がペアになっておこなうスポーツ。空中に投げられたディスク(フリスビー)を競技犬がキャッチしてその点数を競う。

<記事化協力>
ボーダーコリーのBiSくんさん(@bishasekaikaeru

(山口弘剛)