8月29日でのサービス終了予定から一転、サービス継続へ――。
匿名で質問やメッセージを送れるサービス「Peing-質問箱-」が、事業譲渡により新体制で継続されることが公式サイトおよび公式Xで発表されました。
Peingは8月15日に一度「8月29日をもってサービスを終了する」と告知。これにより、利用者からは惜しむ声や感謝のメッセージが数多く寄せられていました。
しかし8月20日、新たに「事業譲渡&サービス継続のお知らせ」が公開され、終了予定は撤回。これまで通りのURLで利用できることが明らかになりました。アカウント情報や投稿内容、設定も引き継がれ、基本機能に変更はないとしています。
■ 新体制では機能改善も予定
新たな運営体制のもとでは、インフラ最適化によるレスポンス改善や安定化、UI/UX改善、新機能の検討などが進められる予定とのこと。より利用しやすくなるよう、サービスの安定化が進められます。
一方で、事業移管に伴いサービスが一時的に不安定になる可能性もあるとし、利用者に理解を求めています。また、有料機能は一時停止しているものの、今後継続提供に向け準備を進めているとのことでした。
■ ユーザーの反応と課題 引き継ぎ先への不安の声も
突然の終了発表から一転しての継続に、SNS上では「うれしい誤算」「安心した」といった喜びの声が多数寄せられています。
ただし、引き継ぎ先の企業名が明示されていないことから「運営がどこになるのか気になる」「透明性を高めてほしい」といった不安の声も。今後の情報公開に注目が集まっています。
「Peing-質問箱-」は2017年にスタートし、「匿名で質問を送る」という新しいコミュニケーションスタイルを広めたサービス。SNSと連動して多くのユーザーに利用されてきました。
今回の事業譲渡を機に、これまで培われた文化を守りつつ、どのような形で進化していくのか。引き続きユーザーとともに歩んでいくことが期待されます。
【重要】事業譲渡&サービス継続のお知らせhttps://t.co/nfc56Clw72
※すいません、URL間違っていました。 pic.twitter.com/wn3jT77Agw
— 【公式】Peing-質問箱- (@Peing_net) August 24, 2025
<参考・引用>
【公式】Peing-質問箱-(@Peing_net)
Peing-質問箱-公式サイト「【重要】事業譲渡&サービス継続のお知らせ」
(山口弘剛)