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ケアマネジャー467名調査で見えた現場の実態、“事務作業・情報連携”に追われる毎日。日常的な連絡手段は現在も電話・FAXが主流、多職種間の情報連携に8割が課題

update:
株式会社エス・エム・エス
~質の高いケア実現のため、業務効率化の先に求めているものは労働環境の改善と利用者との対話~



株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:高畑正樹、東証プライム、以下「当社」)は、この度、ケアマネジャー467名を対象に、在宅介護領域でケアマネジャーに求められる業務に関し、どのような業務で負荷が発生しているのか、実態調査を行いました。

本調査により、ケアマネジャーの業務において事務作業・他事業所との連携業務、また法定外業務としての生活支援(いわゆるシャドウワーク※)が現場の業務を圧迫している実態が明らかになりました。法定業務では膨大な書類作成に追われ、対人面では関係者の「ハブ」となることが求められるなかで、電話・FAXなど旧来の手段が主流である情報連携の課題に直面しています。本来、利用者の自立支援や重度化防止、利用者家族に時間を割きたい一方で、書類作成や事業所間の連絡調整の負荷が大きいという現場の声が、今回の調査結果からうかがえます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-e739a844d6515118c7432412633755c9-2000x680.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【調査結果サマリ】
・ケアマネジャーが業務において負担に感じていることは、1位「書類作成などの事務作業の煩雑さ(62.1%)」、2位「法定のプロセスに含まれないシャドウワークに該当するもの(51.4%)」
・在宅領域のケアマネジャーのうち4割が、1日1時間以上を複数のサービス事業所との情報連携に費やしていることが判明。
・サービス事業所との日常的な連絡手段は「電話(95.3%)」、「FAX(79.7%)」が主流
→メール利用率は6割、チャット等のような非同期型連絡ツールに関しては利用率が4割以下にとどまることが明らかに。
・在宅領域のケアマネジャーのうち8割がサービス事業所との情報連携に課題感。課題の詳細では「担当者の不在などで情報がリアルタイムに伝わらない(64.5%)」が最多
→担当者不在時の連絡や、相手の状態に依らず非同期的に情報共有ができる手段が期待されていることが示唆された。
・業務効率化による余剰時間の使い道は「自身の労働環境の改善」「利用者本人や家族との対話の時間を増やす」がそれぞれ約4割とほぼ同率
→労働環境の改善により時間と余裕を創出し、それぞれの利用者との対話を増やした本来のケアに時間を割きたい希望があると推察。

■総括
超高齢社会の進行に伴い、介護の需要は増加し続けています。それに伴い、「ケアマネジャー(介護支援専門員)」の業務量や、期待される役割は増え続けています。複雑化する法制度に応じて、帳票作成や情報連携の負荷は高まり、利用者との対話の時間を圧迫している状況にあります。さらに昨今では、利用者のニーズも多様化し、社会資源が不足している中で、法定業務を越えた生活支援をケアマネジャーが担っている「シャドウワーク」も問題視されています。

当社は、介護/障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」(URL:https://ads.kaipoke.biz/)および、ケアマネジャー向けコミュニティ「ケアマネドットコム」(URL:https://i.care-mane.com/)を提供しています。ケアマネジャーが本来目指しているケアに集中できる環境整備の第一歩として、カイポケ会員およびケアマネドットコム会員のケアマネジャーを対象とした調査を行いました。調査の結果からも、持続可能な介護環境の整備やケアの質の向上には、ICT導入や介護DXによる情報連携・事務作業の負荷を軽減することが必要であると考えられます。

【調査結果詳細】
1、ケアマネジャーが業務全体において負担に感じていることは1位「書類作成などの事務作業の煩雑さ(62.1%)」
次点で「法定のプロセスに含まれないシャドウワークに該当するもの(51.4%)」が挙げられた。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-3d0d9b5d9fb5ea77b5c0987949f2aa99-2750x1574.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



2、法定のケアマネジメント業務で最も負担が大きいステップは「アセスメント(課題分析)(25.7%)」
アセスメント(課題分析)は、介護サービス利用希望者(以下利用者)の心身状態・環境状態を理解し、介護サービスに対し求めていることや抱えている課題を明確にしていく、質の高い介護の実現のために重要でありつつ事務作業の量としても負荷が高い工程である。調査結果からも、アセスメントに負担を感じていることが伺える。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-0a887950ab6ec099919e12d5bb3a50b9-3467x947.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



3、在宅介護領域担当のケアマネジャーのうち4割が、サービス事業所との情報連携に1週間あたり5時間以上(1日につき1時間以上)を費やしているということが判明
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-42e3632e724d6e1a4e6bd10afc8ae8ed-3504x698.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



4、サービス事業所との日常的な連絡手段は現在も「電話(95.3%)」、「FAX(79.7%)」といった従来の手段が主流
メールでも利用率は6割弱、チャット等のような非同期型連絡ツールに関しては4割以下の利用率にとどまることが明らかになった。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-dc4be0d332f332ef806af714c96fc01b-2750x1419.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



5、ケアマネジャーの約8割がサービス事業所との情報連携に課題感ありと回答
後述の設問からの示唆も合わせ、複数の関係者と情報を同時に共有・更新する仕組みが、現場で十分に整っていないことを示している。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-58126a369f27624ba63c8047512d0532-3459x728.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



6、サービス事業所との情報共有・連携の課題は「担当者の不在などで情報がリアルタイムに伝わらない(64.5%)」が最多
次いで「複数の事業所への同じ内容の連絡が手間(62.1%)」が上位となった。電話以外の連絡手段で解決できる可能性が示唆された。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-9d89344187f01e547a9d1e059a3d2c05-2750x1216.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



7、ケアマネジャーの94.8%がシャドウワークに負担を感じたことがあると回答
負担を感じることが「とてもある」という回答のみで約半数を占めており、シャドウワークがケアマネジャーの業務を圧迫している様子がうかがえた。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-715509e43e87b447ce7b889da4172955-3630x734.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



8、シャドウワークで特に負担を感じるものは「利用者の介護に関すること以外の相談対応(73.0%)」が最多
次点以降についても安否確認や介護保険以外の行政上・金融機関等の諸手続きなど、利用者本人や家族が行うことが難しい身の回りの対応を、結果的にケアマネジャーが担うことになっている現状が伺えた。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-262b04d9d1a1441dce826dbdfa5f3f89-2745x1433.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



9、介護ソフトやツールの機能強化により業務負担の軽減に期待する点は「請求業務や帳票作成に関する機能(43.3%)」が最多
次点は「サービス事業者など他職種との情報連携を円滑にする機能」、「ケアプランの質向上を支援する機能」が近い割合で続いた。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-fc520acf9a1f05c647e18e18a4f25744-3449x708.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



10、全てのサービス事業者と一つのツールでリアルタイムに情報共有できる場合、回答者の約9割が精神的にも時間的にも業務負荷が軽減されると回答
ツールによる情報連携の補助により、時間的負荷のみならず精神的にも負荷が軽減される可能性が示唆された。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-3f68b749b1ee2f705f5e39ac50893a38-3505x811.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



11、業務効率化で時間的余裕が生まれた場合、約4割が「休憩や残業時間の削減など、自身の労働環境の改善(40.5%)」を希望、次点も4割弱が「利用者本人や家族との対話の時間を増やす(39.4%)」をしたいと回答
結果から、労働環境を改善したうえで本来目指しているケアに集中したい希望が強いことがわかった。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13298/425/13298-425-edfeee6194c70b65a2917d26335e7861-2745x1306.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



12、ケアマネジャーの仕事をしていてやりがいを感じる瞬間について自由にお書きください
・利用者や家族から「ありがとう。あなたがケアマネジャーで良かった」と言われた時。
・最近はご自宅での看取りが増えてきているように思い、本人やご家族の意向に沿えた時に良かったと思う。やりがいよりも責任の重さを感じている。
・以前は「ありがとう」と笑顔が見られるようになった時だったが、現状は年々増える書類の整備や件数の増加等で余裕なく、最近ではやりがいは感じられない。
・利用者が心身ともに元気になって、家族にも笑顔が増えたとき。利用者自身も、ケアプランに対して前向きになった時。
・他職種連携がうまく機能して、利用者さんを支える支援ができていると感じたとき。
・利用者が亡くなっても、そのご家族から別の親族のケアマネ依頼を受けた時。少しでも信頼してもらっていたのかな。とやりがいを感じます。
・自分の支援で利用者の生活を支えるチームがしっかり動いて、生活課題の改善につながったことを感じられる時。自分の見立てがピタッとはまる感覚があると、自分も成長したと思えてうれしい。

「カイポケ」「ケアマネドットコム」を運営する株式会社エス・エム・エスは、今後とも質の高い医療・介護/障害福祉サービスの継続提供に貢献するため、ケアマネジャーをはじめとする在宅介護領域の事業者支援を展開していきます。

【調査概要】
・実施期間:2025年9月17日(水)~2025年9月26日(金)
・調査対象:当社サービス(カイポケ・ケアマネドットコム)を利用する在宅介護領域ケアマネジャー
・回答総数:467名
・調査方法:Webを使用したアンケート
※調査の詳細に関しては別途資料がありますので、お問い合わせください。
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます


※:厚生労働省「第116回社会保障審議会介護保険部会の資料について(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47036.html) 資料3 介護保険制度をめぐる状況について -p.55」より

【「カイポケ」について】
業務効率化や財務改善など、介護/障害福祉事業者の経営改善に役立つサービスをワンストップで提供するサブスクリプション型のクラウドサービスです。介護/障害福祉事業所の運営に不可欠な保険請求の機能に加え、業務・採用・購買・金融・バックオフィス・M&Aなど40以上のサービスを提供し介護/障害福祉事業者の経営を総合的に支援。介護/障害福祉事業者の経営改善とサービス品質向上に貢献することで、質の高い介護/障害福祉サービスの継続提供の実現につなげています。会員数は、2025年10月1日時点で全国58,100事業所となっています。
URL:https://ads.kaipoke.biz/

【「ケアマネドットコム」について】
ケアマネジャー向けコミュニティ。ケアマネジメントに役立つ最新ニュースや専門情報、悩み相談や意見交換ができる掲示板などのコンテンツを提供。ケアマネジャーを多方面からサポートしています。
URL:https://i.care-mane.com/

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 高畑正樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2025年3月31日現在)
従業員数:連結4,528人、単体3,049人(2025年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:https://www.bm-sms.co.jp/

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