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「宗谷グリーンデータセンターI(仮称)」にGPUテストドライブを提供

update:
株式会社ジーデップ・アドバンス
~再エネ直結型グリーンDCを核とした地域AIインフラの構築へ~



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19489/20/19489-20-4e26377ae70fc6556fda96154a1f424c-700x434.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 AIとビジュアライゼーションのソリューションカンパニーである株式会社ジーデップ・アドバンス(GDEP Advance,Inc. 本社:東京都中央区 代表取締役CEO:飯野匡道 東証スタンダード 証券コード:5885 以下、ジーデップ・アドバンス)は、豊田通商株式会社(本店:愛知県名古屋市 代表取締役社長:今井斗志光 以下、豊田通商)と株式会社ユーラスエナジーホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:諏訪部哲也 以下、ユーラスエナジー)が共同で推進している「宗谷グリーンデータセンターI(仮称)」に、PoC向けGPUテストドライブを提供することをお知らせします。

 エージェントAIやデジタルツインといった拡大するAI利活用の進化を見据えた、高性能かつ省エネルギーなGPUクラウド基盤の検証環境を構築し、実運用に向けた検証を行って参ります。
 なお、ジーデップ・アドバンスは、ユーラスエナジー、株式会社ネクスティ エレクトロニクス(以下、ネクスティ エレクトロニクス)とともに、総務省が実施する令和6年度補正予算「データセンター等の地方分散によるデジタルインフラ強靭化事業」に基づき、「データセンター等の特定電気通信施設整備事業」に係る間接補助事業者として、2025年9月25日付で採択されています。

背景
 国内のAI市場は生成AIの登場を契機に急成長を遂げており、2028年度には約2.8兆円、うち生成AI市場だけでも1.7兆円規模に達すると見込まれています。(2023年度比12.3倍)
(※出典:富士キメラ総研「2025生成AI/LLMで飛躍するAI市場総調査」)
この急速な成長を背景に、大学・研究機関・産業界におけるAI利活用の本格化が進む一方で、以下のようなインフラ面の構造的課題が顕在化しています。

安定的かつクリーンな電力供給の制約
 AI演算に要する電力量は年々増加しており、特に高密度GPUクラスタの安定稼働には数十~数百kWの電力供給が必要です。しかし、都市部に集中する既存データセンターでは、電源容量・コスト・再エネ導入の制約が大きく、AIインフラの持続的な拡張が困難になっています。特に再生可能エネルギーは出力の変動が大きく、GPUクラスタのような高負荷システムとの安定連携には、自営線直結や蓄電池等を活用した新たな供給スキームの確立が求められています。

高性能GPU演算基盤の不足
 生成AIや大規模言語モデル(LLM)、自律型エージェントAIなどの進展により、GPU演算リソースへの需要が爆発的に増加しています。最新のLLMでは数十億~数千億のパラメータを扱うため、PoC段階でも数十のGPU、本番運用ではさらに大規模な演算能力が必要とされます。しかし、現状の国内環境では、このようなスケーラブルなGPUクラスタを柔軟かつ迅速に供給できる体制が整っておらず、研究開発から社会実装までのサイクルを阻害するボトルネックとなっています。

国産のAIインフラの分散性と強靭性の不足
 現在、日本国内における主要なGPUリソースやAIインフラは首都圏のデータセンターに大きく依存しています。この一極集中構造は、災害・電力不足・地政学リスクなどによって一時的あるいは長期的にAI計算基盤が停止するリスクを内包しています。こうした状況は、AIを活用した社会基盤や産業基盤のレジリエンス(回復力)に対し重大な脅威となっており、BCM(事業継続マネジメント)の観点からも分散化・多拠点化が急務です。

「宗谷グリーンデータセンターI(仮称)」の概要
 「宗谷グリーンデータセンターI(仮称)」は、ユーラスエナジーグループが北海道稚内市で運営する風力発電所「樺岡ウインドファーム」の隣接地に建設し、同発電所直結で「生グリーン電力*」を供給する国内で初めてのデータセンターです。本事業では、豊田通商がデータセンターサービスの提供を、ユーラスエナジーが土地・建屋・生グリーン電力の供給をそれぞれ担います。
*非化石証書等を組み合わせた「みなし」の再エネ電力や、一般送配電事業者の系統を介した供給ではなく、電気として使用するために風力発電所から自営線で直接送られるグリーン電力のこと。

ジーデップ・アドバンスの取り組み
 ジーデップ・アドバンスは、「宗谷グリーンデータセンターI(仮称)」内に設置される豊田通商のコンテナ型データセンターにおいて、最新のGPUサーバーを活用し、地域の大学・研究機関・企業・自治体などを主な対象としたPoC向けGPUテストドライブ環境を提供します。
 あわせて、生成AI、デジタルツイン、エージェントAIといった先端分野に対応する、100%再生可能エネルギーを利用した高性能・高信頼のGPUクラウドサービスPoC環境の構築および検証を進めます。

 2028年の本格稼働に向け、まずは最小構成のGPUクラスタを導入し、PoC(検証)フェーズとして運用を開始します。その後、段階的に設備規模を拡張し、分散型AIインフラの中核拠点としての機能を担っていく計画です。これにより、首都圏に集中していたAI計算リソースを地方へ分散させ、災害や電力障害に対するレジリエンスを高めるとともに、事業継続の観点からリスク分散を図ります。

 さらに、AIを活用した地域産業や教育・研究機関への基盤支援を通じて、社会インフラの多拠点化を推進します。大学・研究機関、製造業、自動運転開発など幅広い分野へのユースケース展開を進めることで、単なるクラウドサービスにとどまらない、「分散型AI社会」を支えるインフラの一翼を担うことを目指します。

今後の展望
 本事業では、「安定的な電力供給」と「高性能GPU基盤の整備」というAIインフラ構築における二大課題に同時に取り組みます。加えて、首都圏一極集中からの脱却を図り、地方における災害リスク分散や事業継続性(BCP/BCM)の観点からも、高いレジリエンスを持つAI基盤の確立を目指します。また、環境負荷を抑えながらも、産業界・学術界の高度な演算ニーズに応える持続可能かつスケーラブルなGPUクラウド環境を、地域発で構築していくことで、分散型AIインフラの新たなモデルとなることを目指します。
 サービスの本格稼働は2028年を予定しており、関係各社と連携のうえ準備を着実に進めております。今後も、地域に根ざしたAI基盤の整備とその社会実装に向けて、継続的かつ柔軟に取り組んでまいります。

■株式会社ジーデップ・アドバンスについて
株式会社ジーデップ・アドバンス(東証スタンダード、証券コード:5885)は、「Advance with you」をミッションに、GPGPUをはじめとするアクセラレーターやハイエンドワークステーション、広帯域ネットワークや高速ストレージを用いたクラスターシステム、さらにライブラリやコンパイラ、ジョブスケジューラなどの運用ツールの提供構築から運用支援まで、仕事や研究を前に進めるための手段をオンプレミスやレンタル、クラウドなどあらゆる形態で総合的に提供するAIとビジュアライゼーションのソリューションプロバイダです。NVIDIA社の「NPN(NVIDIA Partner Network)」においてエリートパートナーとして活動しています。
URL:https://www.gdep.co.jp/

■株式会社ネクスティ エレクトロニクスについて
株式会社ネクスティ エレクトロニクスは、豊田通商グループのエレクトロニクス商社として、車載分野ではトップクラスの規模を誇ります。自動運転などの最先端技術を、他の産業分野に積極的に展開することで、技術・商材を中心に、幅広い分野でお客さまや社会のニーズに応え、社会課題の解決に貢献しています。また、豊田通商グループのグローバルネットワークを活用し、地域や分野を超えた最適なソリューションを提供しています。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
URL:https://www.nexty-ele.com/

■株式会社ユーラスエナジーホールディングスについて
ユーラスエナジーグループは、「クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う。」という企業理念のもと、30年以上にわたり風力および太陽光発電事業をグローバルに展開しています。
日本国内における風力・太陽光発電の連系容量は国内シェアNo.1を誇り、発電所の開発から建設、運転開始後の運転・保守に至るまで、ユーラスエナジーグループで一貫して行う体制を構築しています。
競争力のある再生可能エネルギーを「つくる」だけでなく、再生可能エネルギーを社会で広く活用する未来の早期実現に向けて「集める・整える」「届ける」までのバリューチェーンの構築をめざしています。
詳細につきましては、以下をご覧ください。
URL:https://www.eurus-energy.com/

※記載されている会社名、製品名等は各社の登録商標あるいは商標です。

■本件に関するお問い合わせ
株式会社ジーデップ・アドバンス ソリューション本部 E-mail:sales@gdep.co.jp

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