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乳がん治療後のアピアランスケアを医療のスタンダードへ

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株式会社 NMT Japan
乳輪乳頭再建における「医療アートメイク × 医療連携」の新たな取り組み



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57815/140/57815-140-7568772a04a63a5b1dde2189da8f3864-2000x1335.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


はじめに

乳がん治療後、乳房再建が完了しても「まだ何かが足りない」と感じる患者さんは少なくありません。
乳輪乳頭の色調再建は、その思いに寄り添うアピアランスケアのひとつです。

本取り組みでは、医療アートメイクを医療連携のもとで実施し、安全性と客観性を備えた体制づくりを進めています。患者さんが安心して選択できる医療として、その可能性を広げています。

再建が終わっても、終わっていない ― 乳がん術後アピアランスケアの現在地
近年、乳がん治療後の乳房再建は大きく進歩し、多くの術式が保険適応となっています。形態の回復は、患者さんにとって大きな治療の節目となります。

しかし一方で、乳輪乳頭の欠損や色調の違和感が残ることで、「再建は終わったが、気持ちはまだ整わない」と感じる患者さんも少なくありません。

乳輪乳頭は象徴的な部位であり、その状態は自己像や社会復帰への心理的影響とも深く関わります。
現在、乳輪乳頭の色素形成(医療アートメイク)は保険適応外であり、制度上は標準医療とは言えない領域です。それでも患者さんにとっては、気になっている部分を補うための重要な選択肢となり得ます。

乳がん治療後のアピアランスケアとは、画一的な「完成像」を目指すものではありません。患者さん一人ひとりが何を大切にしたいのかに寄り添い、その悩みに応じて支援を行う医療の姿勢です。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57815/140/57815-140-36b8c541a1da3d0948e457dee4db2967-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



乳輪乳頭再建における医療アートメイクの役割
外科的再建により乳房の形や乳頭の突出を再現することは可能ですが、色調そのものを外科的手技で整えることは容易ではありません。健側と自然に調和する色味や陰影を再現することには、外科的手術の原理上の限界があります。

医療アートメイク(パラメディカルピグメンテーション)は、この「色の再建」を担う技術です。色素を用いて乳輪の濃淡や境界を設計し、周囲皮膚との調和を図ることで、外科的再建では補いきれない部分を補完します。

乳房再建に何を求めるかは患者さんごとに異なります。形態の回復で十分と感じる方もいれば、色味まで含めて整えたいと望まれる方もいます。

医療アートメイクは、そうした多様なニーズに応じて選択できる整容的医療技術のひとつです。アピアランスケアの実践として、患者さんが気になっている部分に焦点を当て、その人にとっての納得感を支える役割を担っています。


健側再現を目指す高度な設計と、医療としての配慮
乳輪乳頭パラメディカルにおいて最大の目標は、健側(反対側)の乳輪乳頭をどこまで自然に再現できるかにあります。色調の微妙な差、濃淡のグラデーション、境界のぼかし、陰影の入り方までを丁寧に観察・分析し、左右差を最小限に抑える設計が求められます。

さらに、乳房再建の方法や瘢痕の状態、皮膚の質感、放射線治療後の変化などを踏まえながら、その方にとって最も自然に見えるバランスを検討します。同じ手法を当てはめるのではなく、個々の条件に応じて調整を重ねる点に、この技術の専門性があります。

皮膚の状態や体質によって、色の定着や経時的な変化には個人差が生じます。時間の経過とともに色味がやや薄くなる、あるいは変化することもありますが、その場合には状態を評価したうえで追加施術による調整が可能です。施術後の経過を踏まえながら色調を微調整していくことで、より自然な再現に近づけていくことができます。

長期的な色調変化にも対応できる体制を整えています。
また、色素を用いる施術である以上、将来的なMRI検査などの医療処置との関係についても適切に情報を共有していく必要があります。現在の報告では重大な合併症は確認されていませんが、色素成分の管理や医療機関との連携体制を整えることが、患者さんの安心につながります。

高度な再現技術を追求すると同時に、必要に応じて調整を重ねられる柔軟性と、医療としての安全性を両立させることが、この分野に求められています。

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なぜ医療連携が必要なのか ― 患者さんが安心して選べる環境づくり
医療アートメイクを安心して受けていただくためには、医療機関との連携が欠かせません。
乳がん治療や再建手術の内容、皮膚の状態、放射線治療の影響などは、患者さん一人ひとり異なります。主治医と情報を共有しながら適応を判断することは、安全性を高めるうえで重要なプロセスです。
また、色素成分の情報を適切に管理し、必要に応じて医療機関と共有できる体制を整えることは、将来の検査や治療時の安心につながります。

再建医療の延長として行う色素形成を、医療の流れの中に位置づけること。それは、患者さんが不安なく選択できる環境を整える取り組みでもあります。

医師との医療連携という新たな挑戦
PGC Schoolsでは、アートメイクを「美容」の枠を超えた医療アピアランスケアとして社会に根付かせるため、医療機関との連携強化に継続的に取り組んでいます。

2026年2月8日、PGC Schoolsにて医師向け乳頭・乳輪アートメイク特別セミナーを開催しました。乳がん治療・乳房再建に携わる医師12名が参加し、初受講の先生はもちろん、以前受講された先生も「学びなおし」として再び足を運んでくださいました。

本セミナーの核心は、技術習得にとどまりません。日常的に患者様と深く関わる医師の皆様に、医療アートメイクと病院連携の実態と重要性を正しく理解していただくこと--それが最大の目的です。アートメイクへの正しい認知を広め、現場での連携をより強固なものにしていくための場として設けました。

講習は座学からスタートし、デザイン・実践に重点を置いた構成で進行。なかでも、患者様2名のご協力のもと、国内でも数少ない実際の施術見学を実施。医師の皆様に、施術の繊細さと患者様への寄り添い方を直接ご覧いただきました。

乳頭・乳輪アートメイク講習について詳しくはこちら PGC Schools コース一覧

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「主観の技術」を客観化する挑戦 ― 信頼される医療へ
乳輪乳頭アートメイクは、これまで施術者の経験や患者さんの満足度といった主観的評価に委ねられることが多い分野でした。そのため、医療としての位置づけや制度的議論が十分に進んでこなかった側面があります。

現在、色調の変化を数値化する取り組みや、経時的なデータの蓄積を進めることで、より客観的な評価を目指しています。施術前後の変化を可視化し、再現性や安全性を検証することは、患者さんにとっての信頼につながる重要な取り組みです。

制度上はまだ標準治療とは言えない領域であっても、安全性の確保、情報共有、客観的評価の導入を積み重ねることで、患者さんが安心して選択できる医療技術へと発展させていくことは可能です。

乳がん治療後のアピアランスケアを、特別なものではなく、必要に応じて自然に検討できる医療へ。その実現に向けた取り組みを、今後も続けていきます。
※1【監修】
鍵本慎太郎

所属
- がん研有明病院 形成外科 副医長
- がん研有明病院 サバイバーシップ支援室 臨床研究担当
- 日本赤十字社医療センター 乳腺甲状腺外科(形成外科) 非常勤医
- BMCクリニック南青山 非常勤医


資格

認定医:
・日本再生医療学会再生医療認定医

専門医:
・日本創傷外科学会専門医
・日本形成外科学会専門医

指導医:
・日本形成外科学会再建
・マイクロサージャリー分野指導医
・日本形成外科学会レーザー分野指導医
・日本形成外科学会領域指導医
・厚生労働省 臨床研修指導医

施術・運営企業
株式会社NMT Japan
PMU Global Chains
BMCクリニック南青山 院長 三宅妙子

お問い合わせ
BMCクリニック南青山
公式サイト:https://bmc-clinic.jp/paramedical/
(診察・カウンセリング・施術予約はこちらへ)

株式会社NMT Japan
公式サイト:https://nmtgroup.jp
(医療機関・取材・報道のお問い合わせはこちらへ)

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