猫好きな方はご存知かもしれませんが、猫ちゃんのお腹がタプタプしているのには意味があり、この部分にはルーズスキンという名前も付いているそうです。このルーズスキンについて、Twitterユーザーの類さんが、分かりやすく漫画で紹介しています。

 類さんは2月18日、自身のTwitterに「ねこのおなか(ルーズスキン)が大好きというお話」というコメントと共に、実話をもとにした漫画を投稿。

 類さんが飼っている猫の名前は、やちちゃん(2歳/メス/茶トラ)。飼い始めたのは2年くらい前で「母から近所の施設で捨て猫がいるとの通報を受け、保護に至りました」と教えてくれました。

 やちちゃんのお腹が気になりだしたのは、もうすぎ1歳という時期に避妊手術をした後。「身体の成長と共にお腹も出てきたので、初めは太り過ぎかと心配していました」と、当時の心境を話す類さん。

 そこで、病院の先生に「うちの子ちょっと太ってますか……?」と聞いてみたところ、「大丈夫!これはルーズスキンですね!」と言われたそう。病院の先生によると、「ネコ科特有のもので、外敵に噛まれた際、急所を守ったり、柔らかい身体に対応するためのたるみ(痛みは感じます)」とのことです。

 ちなみに、類さんのお家では、このルーズスキンが大人気。振り向いた瞬間にブルンとなったり、小刻みに揺れたりするところが大好きで、類さん曰く「神様にグッドデザイン賞あげたいくらい」とのことです。

 注意点としては「急所なので触られるのを嫌がる子もいます」ということ。下手に「お嬢ちゃん、いいお腹してるね~」なんて触ろうとすると、腕が後ろ足の餌食になります。猫好きの人にとっては、腕の傷は勲章みたいなものですが……。

 それは類さんにとっても同じのようで、「容易に触れることは許されない聖域のような存在 それがルーズスキン……」と、漫画の中で表現しています。

 しかし、奇跡は突然、起きるもの。類さんが寝ていた時に、やちちゃんが類さんの顔にルーズスキンを……!「アッ オッッほヘイン ありがとうございま」と、言葉にならない喜びを爆発させる類さん。ルーズスキンでお目覚めとは……羨ましい!

 「ちなみに、抱っこしたままだと触らせてくれる謎ルールがあります」と話す類さん。それもまた猫ちゃんの面白いところですよね。みなさんの愛猫ちゃんの謎ルールは何ですか?

<記事化協力>
類さん(@ruuiruiruirui)

(佐藤圭亮)