
大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)は、株式会社
GSユアサ(代表取締役 取締役社長:阿部 貴志、以下「GSユアサ」)と2024年5月に
締結した共同実証契約※1に基づき、GSユアサが新たに開発を手掛けたPCS※2併設型蓄電
池システム(以下「本蓄電池システム」)を大阪ガス敷地内に設置し、本日、共同実証
を開始しました。
昨今、再生可能エネルギー(以下「再エネ」)の導入が加速する中、蓄電池は再エネ
の出力変動に対する調整力として、その重要性が高まっています。
共同実証では、複数の電力市場取引に対応するマルチユース運用の検証を行うととも
に、蓄電池の性能や特性を考慮した最適運用制御パターンおよびシステムの動作検証を
行います。
また、当社は共同実証と並行して、大阪ガス100%子会社の株式会社KRI(以下
「KRI」)がもつ「定置用蓄電池向けの劣化診断および寿命予測の技術」※3(以下「本技
術」)の本蓄電池システムにおける有効性を検証(以下「本検証」)します。今後は、
これまで培ってきた本技術に関するノウハウに、本検証で得られた知見も加え、蓄電池
の長期安定運用の実現を目指します。
Daigasグループは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進めてお
り、蓄電池事業においては、系統用・再エネ併設型をあわせて 2030 年度までに蓄電池
運用規模 1,000MW※4を目指しています。蓄電池事業の拡大を通じて、再エネのさらなる
普及拡大と系統安定化に貢献するとともに、社会課題である脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。
※1:2024年5月30日発表「GSユアサと新型PCS併設型蓄電池システムを用いた共同実証契約
を締結」
https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2024/1779001_56470.html
※2:蓄電池と系統電力をつなぐために必要なパワーコンディショナと呼ばれる装置。主に蓄電
池の直流電流と電力系統の交流電流の変換を担う。
※3:2025年3月31日発表「定置用蓄電池向けの劣化診断・寿命予測技術を開発~安全性と経済
性を両立する最適運用システム構築を目指して~」
https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2025/1786927_58387.html
※4:意思決定済みの案件を含む。
1.共同実証の概要
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139670/159/139670-159-5e02b3bba99b36abdff6c7d16928f98b-2282x1327.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2.会社概要
<GSユアサ>
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/139670/table/159_1_b9a8bdae0a2bfc3c39c5d614a9bdcb3d.jpg?v=202509251116 ]
<大阪ガス>
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/139670/table/159_2_2fcdc659b21c2ee28816bbc9411860c6.jpg?v=202509251116 ]