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ABC株式会社、Tenstorrent社製AIアクセラレータ「Blackhole」「Wormhole」の日本国内販売を開始

update:
ABC株式会社
AI推論とビジョン処理に最適な最新鋭チップの提供を通じ、国内AIサービス事業者の技術基盤強化を支援



2026年1月26日、ABC株式会社(本社:愛知県名古屋市)は、Tenstorrent社製のAIアクセラレータチップ「Blackhole(ブラックホール)」および「Wormhole(ワームホール)」の日本国内向け販売を正式に開始したことを発表いたします。これらのプロセッサはAIの推論処理および画像認識などのビジョン処理に特化した最新鋭の高性能半導体チップで、高速な推論実行と低レイテンシーを両立します。その卓越した性能により、国内のAIサービス事業者のインフラ強化に大きく貢献するポテンシャルを備えています。
[画像: https://prtimes.jp/i/114711/31/resize/d114711-31-319185-pixta_134221786-0.jpg ]


製品紹介(用途・特徴)

Wormholeは、Tenstorrent社が開発した現行世代のAI推論プロセッサで、1チップに72基のTensixコアと108MBのオンチップSRAM、12GBのGDDR6メモリを備えています。FP8精度において262TFLOPSの演算性能を発揮します。デュアルチップ搭載モデルでは合計128コア・24GBメモリ・約466TFLOPSの処理能力を持ちます。製品構成としては、単一チップ版の「Wormhole n150」とデュアルチップ版の「Wormhole n300」があり、価格は1,099ドル~1,449ドルです。
BlackholeはWormholeの後継となる次世代モデルで、1チップに120コア(アーキテクチャ上は最大140コア)を搭載し、28GBまたは32GBのGDDR6メモリを備えたPCIeカード(p100a, p150a/b)として提供されます。FP8精度における演算性能は最大664TFLOPSに達します。価格帯は999ドル~1,399ドルです。
両製品は、複数カード間をQSFP-DDによる高速インターコネクトで直接接続できる構造となっており、カードを統合して演算性能やメモリをスケールアウトできる柔軟性を備えています。

サポート内容(独自支援・証明書取得支援)

ABC株式会社は、本製品の販売にあたり単なるハードウェア提供にとどまらない充実した技術サポートを提供いたします。具体的には、Tenstorrent社の公式サポート範囲に含まれないファームウェアの微調整や動作環境の最適化支援、国内向け技術ドキュメントの整備など、お客様のニーズに合わせたきめ細かな支援を実施します。
また、中小企業等経営強化法に基づく「経営力向上設備等に係る生産性向上要件証明書」の取得支援サービスも提供いたします。これは、本チップを設備投資として導入する際に税制上の優遇措置を受けるために必要となる証明書であり、申請に必要な書類準備や手続きについて当社がサポートを行うものです。なお、設備を自社で直接活用しないケース(例:レンタル事業者による導入)は同税制の対象外となるため、その場合の証明書取得支援は行いません。

導入メリット

ABC株式会社が提供する「Blackhole」「Wormhole」を導入いただくことで、ユーザー企業には以下のようなメリットが期待できます。
高いコストパフォーマンス:BlackholeやWormholeは、他のハイエンドAIアクセラレータと比較して非常に優れた価格対性能比を持ちます。Blackholeは最大664TFLOPS、Wormholeは最大466TFLOPSの処理能力を持ちながら、PCIeカードの価格は1,000ドル台前半に抑えられており、特にスタンドアロンや小規模クラスタ用途での初期導入コスト削減に寄与します。
柔軟なスケーラビリティ:両製品はQSFP-DDによる高速通信に対応しており、複数のカードを直接相互接続することで、処理能力とメモリ容量を線形に拡張できます。また、BlackholeやWormholeのコア構造上、1枚のカード内で複数のAIモデルを並列に推論することも可能です。
大規模言語モデルへの対応実績:WormholeおよびBlackholeは、大規模言語モデル(LLM)の同時実行に対応しており、実際に70Bモデルの複数同時推論を行った事例も存在します。これにより、複数ユーザーによる同時リクエスト処理やマルチタスクAIサービスへの応用が可能となります。
オープンなソフトウェアスタック:本製品はTenstorrent社のオープンソースソフトウェアスタック(TT-Buda、TT-Metaliumなど)により、PyTorchやONNXで開発されたモデルの実行に対応しています。ただし、ソフトウェアは現在も成熟途上であり、継続的な改善が行われています。

今後の展望

ABC株式会社は、本製品群の提供を通じて、日本国内におけるAIインフラストラクチャの高度化とその普及促進に一層貢献してまいります。今後は、Tenstorrent社の次世代チップの国内導入も視野に入れ、製品ラインナップのさらなる拡充を図る計画です。また、当社が持つAI・クラウド分野でのソフトウェア開発ノウハウを最大限に活用し、最先端AIハードウェアとソフトウェアソリューションの融合によってお客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援し、競争力強化に寄与してまいります。

お問い合わせ先

会社名:ABC株式会社
ウェブサイト:https://www.abckk.dev

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