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enechain、シリーズB追加ラウンドで総額50.5億円の調達を実施

update:
株式会社enechain
累計取扱高3兆円を突破。今後はグローバル水準の機能開発、セキュリティ投資、AI活用を加速



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69751/42/69751-42-620a06a348553f606dcb26f4107b9d19-3600x1890.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社enechainは、Coreline Venturesをリード投資家としたシリーズBの追加ラウンドにおいて、第三者割当増資、ならびに複数の大手銀行からの追加の長期借入(リファイナンス含む)により、総額50.5億円の資金調達を実施しました。加えて、グループ会社であるeClear及びeXstendでは、合弁パートナーである株式会社三菱UFJ銀行や株式会社三井住友銀行から資金調達を含む支援を受けており、盤石な事業基盤を確保しています。今回の調達により、グループでの累計調達額は数百億円規模となりました。
■前回調達時からの事業展開
enechainは、電力から燃料、環境価値まで、あらゆるエネルギーの価値を交換できる、誰にでも開かれたフェアなマーケットを通じて、日本の豊かな経済とサステナブルな社会を実現することをミッションに掲げています。

2024年4月にシリーズBラウンドの資金調達をして以降、主力の卸電力の取扱高は累計3兆円を突破し、直感的かつ迅速な取引が可能な「eSquare Live」経由のスクリーン取引高は前年比25倍超の成長を実現しました。

また、「eSquare Live」を支える電力取引の与信リスク低減・決済基盤として、三菱UFJ銀行が資本参画する合弁事業「eClear(イークリア)」を推進し、電力取引の決済を通じて取引の安全性・確実性を高めています。さらに、株式会社三井住友フィナンシャルグループとの合弁会社「株式会社eXstend(エクステンド)」では、燃料取引におけるヘッジ機会の提供を通じて、燃料価格変動リスクへの対応と事業者の安定的な経営を支援しています。一昨年設立したいずれのジョイントベンチャーも、事業は順調に立ち上がっており、市場参加者の取引を幅広く下支えしています。
■資金の使途
今回の資金調達は、昨今、AIの急速な発展や電力の制度改革が進む中でも事業成長を確実なものとし、また、エネルギーという社会インフラを支えるマーケットプレイスの運営を担う上で市場参加者がこれまで以上に快適かつ安心安全に使えるプラットフォームをつくるために投資を強化することを目的としています。主な使途として以下の領域を想定しています:
- eSquare Liveへの更なる投資今後3年間で、eSquare Liveに更なる投資を行うことで、エネルギー取引におけるユーザー体験を世界水準の取引体験へ引き上げます。
- - 商品・データの集約と拡張性の強化:電力に加え、環境価値等の関連エネルギー商品やデータをeSquare Liveに集約し、将来の取扱商品の拡張や機能追加が容易なプラットフォームへ進化させます。
- - グローバルレベルの機能・堅牢性の獲得:取引機能を追加・高度化し、グローバルで見ても最高レベルのUIUXとインフラ信頼性や可用性を備えたプラットフォームへ進化させます。
- - エコシステムの強化:需給管理やリスク管理といった関連する第三者システムとの連携を拡大し、eSquare Liveを中心としたエコシステムの強化とユーザーの更なる業務効率化を進めます。
- AIのプロダクトへの実装とAIラボの設立市場参加者の使い勝手を向上させるため、プロダクトへのAI組み込みを一段と加速させます。また、膨大な取引データの解析による価格予測や、取引プロセスの自動化など、最先端のAI技術を研究・社会実装するAIラボを設立します。
- 日本の社会インフラを支える最高水準のセキュリティ構築エネルギーという国家の根幹を支えるマーケットプレイスを運営する責任を果たすため、昨今のサイバーリスクに対応すべく、セキュリティ基盤に大規模な投資を行います。市場参加者が最も信頼して取引できる、堅牢なプラットフォームを構築します。
- 非連続な成長に向けたM&Aの検討自社開発による成長に加え、今後は、エネルギー業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる周辺領域でのM&Aも積極的に検討し、マーケットプレイスを核としたエコシステムの拡張を進めます。

【enechain 代表取締役 野澤のコメント】
Coreline Ventures様をはじめ、私たちが描く未来を信じて支えてくださる全ての投資家の皆様に深く感謝いたします。

今回の増資により、資本金はおよそ100億円という一つの節目を迎えました。強固な財務基盤を得たことで、今後はM&Aを含む大胆な打ち手も積極的に検討し、非連続な成長を実現していきます。また、急速に進化するAI技術への投資を加速させると共に、スケーラビリティの鍵となるスクリーン取引に張り続けることで、市場のあり方そのものを変革していきます。

日本発にこだわりつつも、目指すグローバルレベルのプラットフォーム実現はまだ遠く、道半ばです。この未踏の領域を切り拓くために、引き続き全力を尽くしてまいります。

【Coreline Ventures 共同創業者兼ゼネラルパートナー 原 健一郎 氏のコメント】
enechainには、Corelineのスピンアウト前からの投資を通じて、今回で3回連続のリード出資となります。その間、野澤さんが目指す「公正かつ透明な取引所」の実現に向けて、システム、制度、流動性を着実に確立してきました。

また、この数年でエネルギー・電力の安全保障上の課題が顕在化し、政界でも言われている通り、「電力を安定的に安価に供給する」ことの重要性が一層高まっています。その中で、enechainがエコシステムにおいて果たす役割も、ますます大きくなっていると考えています。

enechainのチームは、この数年で複数のサービス・プロダクトをスピード感を持って開発してきました。これは、深い業界知見に加え、複雑な制度設計、ステークホルダーとの高度なマネジメント、そして適切なコンプライアンス遵守が求められる領域であり、電力業界の知識とネットワーク、そして高いシステム開発力の双方を兼ね備えたenechainでなければ成し得ないものだと感じています。

今後もenechainが、「電力が安定的に安価に供給される」ために不可欠な市場インフラとなっていくことを期待しています。

シリーズB 追加ラウンドの投資家一覧
- Coreline Ventures
- DCMベンチャーズ
- Minerva Growth Partners
- JPインベストメント(※)
- 米Soros Capital Management
- みずほキャピタル株式会社
- 三菱UFJキャピタル株式会社


enechainは、今後も誰にでも開かれた、より大規模かつ利便性の高いマーケットの創出に向けて邁進して参ります。

※JPインベストメントグロース合同会社を運営者とするJPS グロース・インベストメント投資事業有限責任組合

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