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Ratio、アジアのクロスボーダー決済高度化を支えるステーブルコイン基盤を公開

update:
KAIA LABS LIMITED
機関向け設計のオーケストレーションレイヤーにより、分断された決済環境の統合を目指す



※ Kaiaがインキュベーションを進めてきたアジアにおけるクロスボーダー外国為替(FX)および決済の高度化を目的とするステーブルコイン基盤「Ratio(レシオ)」が公開されました。Ratioは、アジア全域のクロスボーダー決済および清算の最適化を目指して設計された機関向け金融インフラであり、高度なFXエンジンを備え、ステーブルコイン発行体や金融機関との連携を視野に展開を進めています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154579/18/154579-18-6b113b43e6cbdd50533d8146c52d28f3-946x528.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


Kaiaエコシステムにおいてインキュベーションが進められている金融インフラプロジェクト「Ratio(レーシオ)」は9日、アジア全域におけるクロスボーダー決済および清算構造の高度化を目的とした次世代金融インフラを公開したと発表しました。本インフラは、香港で開催されたグローバルブロックチェーンイベント「Consensus Hong Kong」にて初めて公開されるh予定です。

アジアのクロスボーダー決済市場は、世界最大規模と評価されている一方で、高い手数料、清算までに要する時間の長さ、分断された流動性構造といった要因により、構造的な非効率性が指摘されてきました。既存の清算チャネルでは、取引完了までに平均1~3営業日を要し、取引コストが1.5~3.0%程度に達するケースもあるとされています。

Ratioが提供する「オーケストレーションレイヤー」は、こうした課題の改善を目的として設計された機関向け金融インフラです。24時間365日対応の即時清算環境をサポートするとともに、複数の流動性経路を統合することで、コスト効率の向上および決済フローの簡素化を図ります。

また、高度化されたルーティングおよび価格決定エンジンを基盤として、金融機関および決済サービス提供者(PSP)が、各国・地域の規制要件を考慮しながら、従来と比較して低コストな即時清算を行えるよう支援する点も特徴としています。

機関利用を前提とした設計

Ratioは、アジア市場の特性を踏まえ、以下の3つの主要機能を軸にシステム設計が行われています。
- 高度なFXエンジン銀行間仲介プロセスを最適化し、機関水準の為替条件での取引処理を可能にします。

- インテリジェント・リクイディティハブステーブルコイン発行体や金融機関ネットワークなど複数の流動性ソースを接続し、状況に応じた最適な清算経路を自動選択します。

- 統合型リターンエンジン清算プロセス中に発生する一時的な余剰資金の効率的活用を支援します。

また、プラットフォームは単一API構成を採用しており、決済サービス提供者(PSP)、デジタルウォレット、金融機関が容易に接続可能な点も特徴です。複雑なシステム統合を必要とせず、関連法令や規制要件を反映した構造を維持しています。

戦略的な拡張基盤
Ratioは、Kaiaエコシステムを基盤として、アジア地域におけるユーザー接点およびパートナーネットワークと連携しながら、インフラの拡張を進めています。現在、一部の機関パートナーとともにPhase 1の展開を進めており、決済サービス提供者および清算ネットワーク向けAPIの本格的な提供拡大は、2026年後半を予定しています。

RatioのChief Stablecoin Officerを務めるJohn Cho(ジョン・チョー)は、次のように述べています。「アジア市場においては、各国の規制環境や金融構造に対する深い理解が不可欠です。Ratioは、こうした条件を踏まえて設計されたインフラであり、複雑化した決済構造を整理し、機関利用を前提とした信頼性の確保を目指しています。」


Ratioについて
Ratioは、アジアにおける分断された決済環境の統合を目的として設計された、ステーブルコインを基盤とするオーケストレーションレイヤーです。高度なルーティングおよび価格決定エンジンを通じて、金融機関および決済サービス提供者(PSP)が、各国・地域の規制環境を考慮しながら、従来と比較して低コストでの即時清算を行えるよう支援します。アジア全域におけるクロスボーダー決済インフラの効率化を目指しています。

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