
株式会社Zebras and Company(ヨミ:ゼブラ アンド カンパニー、本社:東京都港区麻布十番、代表取締役:阿座上陽平、田淵良敬、以下Z&C)は、このたび、社会・環境インパクトに適合する新しい資本の設計を実務家主導で探究・実装する国際的ネットワーク、Innovative Finance Initiative(IFI)にエコシステムパートナーとして加入しました。
IFIは、助成金・ベンチャーキャピタル・融資といった既存の金融手法だけでは十分に支えきれない社会課題や地域経営の現場に対し、資本の「構造・契約・意思決定プロセス」そのものを再設計することを目的とした実務家主導の5年間のフィールドビルディング・プロジェクトです。
https://www.innovative.finance
投資家のみならず財団やファミリーオフィスに加え、法務・税務・ファンド設計の専門家、起業家、エコシステムビルダーなど、多様な実務家が同じテーブルにつき、開発・検証・共有を行う点に特徴で、The ImPactの支援のもとで進められています。
Z&CがIFIへの参画を決めた背景には、短期的なリターンを前提とした資本モデルが、地域経営や事業承継、長期的なインパクト創出を目指すゼブラ企業と必ずしも噛み合っていないという現状の日本の資金調達環境における問題意識があります。
近年、人口減少や高齢化、地域産業の変化といった構造的な課題に直面する日本でも、企業や地域が試行錯誤を重ねながら、短期回収に依らない事業や資本のあり方を模索され始めています。こうした日本の現場から蓄積されつつある実践知を、国内に閉じるのではなく、国際的な資本設計の議論へと還流させるため、IFIへの参画を決定しました。
今後は、IFIメンバーとの共同リサーチや対話、ケース共有に取り組みながら、長期資本、オルタナティブなエグジット、コミュニティに根ざした金融手法に関する知見を整理・発信していきます。さらに、IFIを通じて得られる国際的な知見やネットワークを、日本国内の企業支援、リサーチ活動、学習・対話の場づくりへと還元していく予定です。

また、IFIのアジアでの取り組みの一環として、2026年4月3日夜に東京にて「Innovative Finance Ecosystem Evening」の開催いたします。本イベントでは、目的に適った資本のあり方や新しい資金の設計について、国内外の実務家が集い、対話とケース共有を行う予定です。Z&Cも共催として企画に関わり、日本における実践知と国際的な議論をつなぐ場づくりに取り組んでいきます。
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Zebras and Company 代表取締役 田淵良敬よりコメント私たちはこれまで、日本の地域や企業の現場で、短期回収を前提としない資本のあり方を模索してきました。Innovative Finance Initiativeへの参画は、その試行錯誤を“日本固有の事例”として閉じるのではなく、世界の実務家とともに共有可能な知見へと育てていくための一歩です。
金融は手段であり、目的に適合してこそ意味を持つ。その前提に立った資本設計を、IFIの仲間と共創していきたいと考えています。

Innovative Finance Initiative Founding Director Aunnie Patton氏よりコメント日本は今、大きな機会をもっています。豊富な個人金融資産、強固な機関投資家の存在、そして長期的な視点で価値を育てていく文化的土壌を背景に、資本が社会にどのように貢献するべきかを再構想するうえで、日本は独自のリーダーシップを発揮できる立場です。
イノベーティブ・ファイナンスとは、複雑さや流行を追うことではなく、気候変動へのレジリエンスや地域の再生、目的志向型の起業家支援といった現実の課題に、本当に適合する資本を設計することです。資本の構造、インセンティブ、ガバナンスを実社会の成果と結びつけることで、日本は忍耐強く再生的な金融モデルを切り拓き、次世代のしなやかな「ゼブラ企業」を後押しし、これからの数十年にわたって地域社会を強くしていくことができるでしょう。
■ Innovative Finance Initiative(IFI)について
Innovative Finance Initiative(IFI)は、社会・環境インパクトの現場に適合する「新しい資本のあり方」を、実務家主導で探究・実装する国際的なネットワークです。助成金や投資、融資といった既存の金融手法にとどまらず、資本の構造や契約、意思決定プロセスそのものに目を向け、地域経営や長期的な価値創造を支える金融の設計を共同で研究・検証しています。財団、投資家、起業家、専門家など多様な担い手が参加し、実践に根ざした知見の共有と共創を進めています。エコシステムパートナーとしては、The ImPact、Omidyar Network、Rockefeller Philanthropy Advisors、Skoll Foundationなどが参画しています。この取り組みは、Aunnie Patton Powerをはじめとする実務家によって主導されており、彼女はSaïd Business Schoolのアソシエイト・フェローとして、学術研究とフィールド形成の両面からイニシアティブに貢献しています。
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■The ImPactについて
The ImPactは、社会的・環境的インパクトを生み出す投資の実践を目的としたグローバルなファミリー主導のコミュニティです。2014年の創設以来、価値観と整合した資産運用のあり方を探究し、国際サミットや地域イベント、ワーキンググループを通じて実践知を共有しています。https://theimpact.org/
■ 株式会社Zebras and Companyについて

「Different scale, Different future (新しいものさしがあれば、新しい成長が起こり、新しい未来が作れる)」をテーマに、誰もが社会課題解決と持続的で健康的な企業経営に挑戦できる「優しく健やかで楽しい社会」を目指し、投資と経営支援を行う会社です。投資・経営支援、行政や金融企業との連携、「ゼブラ企業」に関するリサーチと情報発信を通してゼブラ的経営を体系化し、「ゼブラ企業」という概念が全ての企業に実装され新たなビジネスモデルの可能性を広がる世界を目指しています。























