フィリップ モリスの加熱式たばこ、IQOS専用の「ヒーツ」シリーズに2021年3月15日、シリーズ最強のメンソールをうたう新銘柄「ヒーツ・アイシー・ブラック」が加わります。発売を前にIQOSストアでは、12日からテイスティングが可能になるとのことで、メディア向け招待をうけIQOSストア銀座で試してきました。
IQOS専用たばこスティックのうち、リーズナブルな価格が魅力の「ヒーツ」シリーズに、メンソール系では約1年8か月ぶりとなる新銘柄「ヒーツ・アイシー・ブラック(20本入りボックス/税込500円)」が仲間入り。その特徴は「シリーズ最強メンソール」と、これまで以上にクール感を強調したものになっているとか。
3月15日の発売を前に、全国9店舗のIQOSストアでは一足先に「ヒーツ・アイシー・ブラック」のテイスティングが楽しめます。筆者が足を運んだのは、都内にあるIQOSストア銀座。
店舗2階にあるIQOSラウンジでは、ゆったりとした雰囲気でIQOSを楽しめるほか、テイスティングで新たな味わいを見つけることができます。
今回の目的は新銘柄の「ヒーツ・アイシー・ブラック」ですが、メンソールの最強ぶりを確かめるため、これまでのラインナップで最もメンソール感の強い「ヒーツ・フロスト・グリーン」と比較してみることにします。
スタッフの方から「ヒーツ・アイシー・ブラック」を出してもらいました。現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、カウンターにはアクリル板による仕切りがあるほか、スタッフの方も手袋をしての提供となっています。
たばこスティックも手渡しはせず、ティッシュに載せる形で出されます。デバイスにセットして、スイッチオン。
準備が整って口にしてみると、スーッとしたメンソールの感覚が鼻に抜けていきます。加熱されたベイパー(蒸気)を吸っているはずなのですが、後味はひんやり冷たい感覚がしばらく残り、まさに「アイシー(氷のような)」というメンソール感。
メンソール感だけではありません。たばことしての吸いごたえもメンソールに負けないようコクを増したブレンドとなっています。スッとメンソールが先行しますが、その後から味わいを下支えするようなコクを感じます。
ボディが強すぎると、今度は後味が残りすぎてしまうところですが、たばことしての味わいは切れ味のあるコク。パチンと広がり、メンソールのクール感にバトンタッチして消えていきます。
吸い重ねるごとにメンソールのクール感が印象に残ります。ミントに敏感な方は、ちょっとピリッとした刺激を感じるかもしれません。とはいえ、ヒリヒリするまでには至らないので心配はいりません。
想像以上の切れ味と、突き抜けるメンソールのクール感。このあと「ヒーツ・フロスト・グリーン」を味わってみたのですが、こちらは爽快なメンソールという感じで、メンソールとしてのキャラクターも違いました。
お話をうかがってみると、アイシー・ブラックはフロスト・グリーンの1.5割増し程度のメンソール感を目指したとのこと。これから暖かくなる季節に、スッと爽やかな風を感じる仕上がりになっているように感じました。
銀座をはじめ、梅田、福岡、札幌のIQOSストアでは、IQOSと一緒にコーヒーを楽しめる「CAFE IQOSignature」も併設されています。提供されるコーヒーは、ここだけでしか味わえないオリジナルブレンド。以前はカップでの提供でしたが、現在は新型コロナウイルス対策のため、紙コップでの提供に変更されています。
取材協力:フィリップ モリス ジャパン合同会社
(取材・撮影:咲村珠樹)