体のどこかがかゆい時、人間なら手の届く範囲である程度全身をかくことができますが、動物だとなかなかそうはいきません。
今回ご紹介するワンちゃんは、お尻がかゆかったのでしょうか。後ろ足を浮かせ、お尻を地面に付けたままこすりつけるようにして、前足だけで前進する姿を動画で披露しています。
「お尻歩き」とも言われる行動をとっているのは、柴犬のハルちゃん(5歳)。この地面にお尻をこすりつけるような歩き方は、飼い主さんをもってしてもめったに見られるものではないそうで、主にうんちが硬かった時や、病院で体温計をお尻に差して計った後など、お尻に違和感があるときに時々見られる動きとのこと。
このような動きをするのは他にも「肛門腺が溜まっている」ときも考えられますが、飼い主さんいわくハルちゃんは月に一回病院やサロンで肛門腺絞りを行っているそうなので、今回はおそらく直前のうんちが硬かったことが原因では、と推察しています。
お尻をカーペットにこすりつけたまま歩くので、お尻がきれいな状態でないと……という状況。この様子を見て飼い主さんは「やめてー!」と心の中で叫んでいたそうですが、自身のツイッターで動画を紹介する際「おちりがかゆい柴犬がとてもかわいい」とコメントしているとおり、表情がかわいいのでつい許してしまうそうです。ちなみにこの投稿には5万件もの「いいね」が付いています。
大きな反響に対し飼い主さんは「こんなに反響があるとは思っていませんでした。でも、うちの子もやるという共感のコメントもいただいたりして読むのが楽しかったです」と驚きの気持ちをコメントしています。
おちりがかゆい柴犬がとてもかわいい pic.twitter.com/cYj79fOWRw
— 柴犬ハル (@shibaharu_) September 28, 2021
<記事化協力>
柴犬ハルさん(@shibaharu_)
(山口弘剛)