大阪府警が運営するYouTubeチャンネル「大阪府警察安まち公式チャンネル」にて、ゲームソフト「マインクラフト」を活用した、小学生向けの防犯啓発動画が公開。これにあわせ、大阪市内の小学校にて動画を用いた防犯安全教室が4月22日に開催されました。
ゲームで制作した架空の都市「あんまち町」を舞台に、主に不審者対策をクイズ形式で楽しく学べる内容。対応を誤るとどういうことが起こり得るか、事件事故に巻き込まれないために、どのように行動をすればよいかが、わかりやすく解説されています。
動画は約12分となっており、ナビゲーターである「まちお」くんと「まちこ」さんが、不審者対策のさまざまなシチュエーションを紹介しながら、正しい対応を二択から選ぶクイズ形式で、全5問が出題されます。
舞台となるマインクラフトのワールド「あんまち町」は、大阪にあるプログラミング教室「ロジックキッズラボ」の生徒が制作し、動画は「大阪アミューズメントメディア専門学校 ゲームクリエイター学科、声優学科」の協力により制作されたもの。子どもたちに馴染み深い、ゲームや動画を用いることで、より理解しやすい内容となっています。
小学校で開催された防犯安全教室は、新型コロナウイルス対策により、リモート形式にて実施となりましたが、児童たちは各教室にあるモニターを見ながら、真剣に、興味深く動画を視聴していた様子。
2人の小学生の娘を持つ筆者も、早速子どもたちと共に動画を見てクイズにチャレンジ。動画が終わるまで集中を切らすことなく、終始楽しく防犯対策が学べました。親が子どもに付き添って、防犯への理解度を確認しながら視聴すれば、より効果的と言えそうです。
<記事化協力>
大阪府警察安まち情報(@OPP_seian)
ロジックキッズラボ(Twitter:@logic_kids_lab/HP:https://www.logickidslab.com/)
大阪アミューズメントメディア専門学校/大阪AMG(Twitter:@amg_osaka/HP:https://www.amg.ac.jp/ )
(山口弘剛)