
サステナブル(持続可能)、サーキュラーエコノミー(循環経済)、リジェネレーション(再生可能)、メンテナンス(保守)、ライフスタイル(暮らし)の5ジャンルで、地球をメンテナンスする企業や研究機関などのニュースを領域横断で発信する『Maintainable(R) NEWS』は、パラスポーツの世界でも著名な日本を代表する義肢装具士・臼井二美男さんと、義足のイラストレーター・須川まきこさんの20年にわたる歩みを追った、独自の長編インタビュー記事(前後編)を公開しました。
「義足は“再生”ではなく、“新しい自分”を創るパートナー」と語る二人の対話から、ダイバーシティ、インクルーシブ、ウェルビーイングといった現代の重要テーマを紐解き、人生の持続可能性について考えます。
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義肢装具士・臼井二美男さんと、義足のイラストレーター・須川まきこさん
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自らが描いた蝶の妖精と羽をまとった須川さん。人間と人工器具が創造した新しい存在感を感じさせる。(撮影・越智貴雄)
記事URL:
【前編】https://maintainable.jp/editorspick/artificialleg1/03/09/2025/
【後編】https://maintainable.jp/editorspick/artificialleg2/08/09/2025/
「好きな服が着たい」-その想いが、医療器具をアートに変えた。
かつて“隠すもの”だった義足。その常識を覆したのは、イラストレーター・須川まきこさんの「義足でも、シルクのワンピースを着たい」という切実な願いでした。その想いを受け止めたのが、「現代の名工」にも選ばれた義肢装具士・臼井二美男さんです。 本インタビュー記事(前編)では、二人の出会いから、須川さんが衣装をデザインするほかモデル参加したファッションショー「切断ヴィーナス」が生まれるまでの軌跡を追います。「医療用の“装具”ではなく、人生を彩る“創具”へ」-臼井さんの哲学と、須川さんのアーティストとしての感性が融合し、義足がポジティブな自己表現のツールへと昇華していく過程は必見です。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117884/6/117884-6-8a7c1906658e21e96adb79daff350e80-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
義足を装着した女性たちのことを、大胆に「切断ヴィーナス」と名付け、彼女たちが力強く美しく義足をファッションの一部として着こなすステージが、女性たちのファッションショー「切断ヴィーナスショー」だ。このアグレッシブなファッションショーの衣装デザインも須川さんが担当した。そして自分自身もモデルとしてステージに立ち、集まった多くの観衆の喝さいを受けた。(撮影 越智貴雄)
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臼井さんの研究室には、パラアスリート用のスポーツ義足から、女性がファッションで楽しめるオシャレな義足まで、さまざまな種類の義足が所狭しと置かれている。
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東京パラリンピックで実際に使用された走ることに特化した短距離走用スポーツ義足や、写真家の蜷川実花さんの花の写真作品を大胆に採り入れたファッショナブルな義足まで、現在の義足は欠損した人間の下肢に新たな可能性を与えている。
江戸時代の歌舞伎役者から3Dプリンターまで、義足の進化と未来。
後編では、テクノロジーの進化がもたらす義足の未来像に迫ります。3Dプリンターによる製造、著名写真家・蜷川実花さんのアートを取り入れたデザインなど、進化を続ける義足の世界。しかし臼井さんは「最終的に必要なのは“人間の手”と“感性”」と語ります。 さらに、記事では日本最古の義足の記録や、臼井さんが所属する「義肢装具サポートセンター」の歴史にも触れ、テクノロジーとクラフトマンシップが交差する義足の奥深い世界を紹介します。須川さんが語る「義足は人生の翼になれる」という言葉の真意とは?[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117884/6/117884-6-b58c54832f74035f53e0eb1206337ba1-2362x1575.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
義足製造は現在、3Dプリンターも使用され、軽量性や多様な加工を行えるように技術進化している。
【登場人物プロフィール】
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臼井二美男(うすい・ふみお)さん:
1955年生まれ。日本を代表する義肢装具士。「現代の名工」に選出され、黄綬褒章を受章。42年以上にわたり多くの義足製作を担当し、同氏の義足を愛用するパラリンピック選手も多数輩出している。
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須川まきこ(すがわ・まきこ)さん:
イラストレーター、大阪芸術大学客員教授。義足ユーザーとして、義足をファッションの一部として魅せる「切断ヴィーナスショー」の衣装をデザインするほかモデル参加。著書に「Lady Amputee in powder Room」など。
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設立 : 1990年4月
事業内容: 持続・循環・再生・保守可能なソーシャルデザインとクリエイティブ活動、コンサルティング
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