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(写真左から)望月理恵、江守正多、松下奈緒、依田司、岸本聡子、平田仁子
■杉並区の取り組みや、海を守る活動など様々な気候変動対策に松下奈緒も認識を新たに!
今夏、日本列島は異常ともいえる熱波に見舞われ、気温が40℃を超える日数が史上最多を更新。東京都心でも35℃以上の猛暑日が過去最多となるなど、厳しい暑さが続きました。こうした状況は日本だけでなく、世界各地で災害を引き起こし、人類の未来を脅かしつつあります。
地球を救うため様々な対策に動き出している人々や企業、地域を徹底取材し、地球の危機(クライシス)を乗り越えるために私たちができることをとことん掘り下げる大型ドキュメンタリー番組「地球クライシス」。2025年2月、気候変動報道を支援・サポートする団体「Media is Hope(メディア イズ ホープ)」が主催する「Media is Hope AWARD」(※1)で2024年「シリーズ継続賞」を受賞。日本や世界各国の気候変動への取り組みを紹介し、地球危機を訴えてきた番組の地道な姿勢が高く評価されました。
第13弾となる今回は、東京都杉並区で初の女性区長に就任し、積極的に気候変動対策の政策を進めている岸本聡子区長と、20年にわたって地球温暖化による気候変動を止めるために活動してきたClimate Integrate代表理事の平田仁子氏をゲストに迎え、気候変動を止めるために私たちが何をすべきかを徹底討論します。
さらにイギリスの公共放送BBCの取材映像を通じて、人間が社会活動などによって排出した炭素を吸収する海を守る活動や、それに関連するカーボンオフセットについて紹介。その効果や問題点などを探っていきます。
※1 気候変動やSDGsといった社会課題の解決へ貢献するメディア・ジャーナリストの功績を讃える賞
■リユース容器や古着のリサイクル!身近な活動から区民参加の気候変動対策も!
大学在学中から環境NGOに参加していたという岸本区長。区長就任後には環境課の職員を増員、積極的に環境問題に取り組んできました。例えば、リユース容器を活用したお弁当販売によるごみ削減や、区役所の1階に古着回収ボックスを設置し、集めた古着をリサイクル業者に提供するなど、「小さなことから未来を考えた大きなことまで」(岸本)取り組んでいます。
平田氏はこうした取り組みについて、「自治体でもできるというモデル。希望が詰まっている」と高く評価、松下奈緒も「知ってもらうことも大事だけど、杉並区から広がっていかないと」と注目した杉並区の積極的な取り組みについて紹介します。
さらに無作為に選ばれた区民が参加し、気候変動対策のために何ができるのかを話し合い発表する「気候区民会議」も紹介。会社員や主婦、大学生など様々な区民が一つになって話し合い、成果を生み出してきました。
こうした活動を受けてスタジオでは「気候変動を政治のテーブルに載せるには?」をテーマにトークを展開。世論を形成し、政治家を動かすためのヒントを探ります。
■カギはザトウクジラ!海の生態系を守る活動に密着!カーボンオフセットとは?
気候変動のおもな原因とされるのが、人間によって排出される二酸化炭素を代表する炭素です。その炭素の解決策の糸口は“海”にあるといいます。BBCはそんな海の生態系に着目、海の遊牧民といわれるザトウクジラの調査を取材。なぜザトウクジラなのか? そして調査から見えてきた海の変化とは?
また、ケニアの小さな島で豊かな生態系を提供するマングローブについてリポート。失われつつあるマングローブを増やそうと進められている「カーボンオフセット」活動にも迫ります。日本の企業も参加しているというカーボンオフセットとは? そのメリットとデメリットについて気候科学者の江守正多が解説します。松下も驚きとともに納得の仕組みとは?
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世界の気候変動に迫る人気シリーズ第13弾!ナビゲーターの松下奈緒とともにクライシス(地球の危機)の現状と解決への未来を解き明かす!
松下奈緒 コメント
Q:この番組にご出演なさっていると夏の暑さの感じ方にも違いがあるのでは?「暑いと感じると同時に“これが気候変動なのか”と思うようになりました。私がこれだけ暑いと感じているということは、いろいろなところに歪みが生じているんだろうなと。この番組に出させていただいてから危機感をより持つようになりました」
Q: そんな中での杉並区の気候変動への取り組みが紹介されました
「私も知りませんでしたが、杉並区民の方でも知らない人がいたかもしれません。まず取り組みについて知ってもらうことが大事だと感じました。リユース容器や、古着回収ボックスなど、日常の生活の中でできることがたくさんありましたから。それらが生活の一部になれば、すごく良いことだと思うんですね。なので、杉並区に限らず輪が広がっていかないと意味がなくなってしまうのかなと。杉並区が23区になり、東京都になり、そして全国に広がるということが一つの近道なのかなと思いました」
Q: 杉並区という自治体が中心でやっていることは個人レベルでもできるのでは?
「そうなんですよ。この番組に出させていただいた最初のころは、ペットボトルの分別やエコバッグぐらいしか個人レベルでできる事はないのかな、と思っていましたが、平田さんや岸本区長のお話をうかがってそれを続けなきゃいけないと改めて思いました。続けなければ多分もっと悪くなる一方だと思うし、2、30年かけてこうなってしまったものを元の姿に戻すというのは難しいと思うので、悪くならないようにするためには一人ひとりがやれることは無駄ではないと改めて思いましたね」
Q: より大きな取り組みとしてカーボンオフセットというお話もありました
「これも一つの考え方だと思います。いろいろな企業がCO2を削減しようとしても、なかなか難しいことがあるからこそ、このような策が生まれてきたと思いますし。何もやらないよりは行動した方がいいのかなと。できる企業が行動するというのは素晴らしいと思います」
Q: タッチポイントがないので環境問題が身近に感じられないという問題もありますね
「そういう意味では、この番組もタッチポイントの一つだと思います。番組では江守先生や有識者の方など環境に精通している方たちがいろいろお話をしてくださっています。そういう一つ知るということが、いかに大きな一歩になるか、改めてこの番組の意義を感じられましたし、これからも続けていくことが大事だと感じました。具体的にどんな形につながるかわからないですけど、“やめてはいけないことなんだ”と見てくださる方にも伝わってほしいなと思います」
Q: そういうところから「初心に帰った」とおっしゃられたのですね
「そうですね。今年の暑い夏を経験すると、秋がなくなってしまうのかな、四季がなくなってしまうのかなと思ってしまって、それは明らかに気候変動の影響じゃないですか。そんな“世界の違和感”というものが、少しでも皆さんに理解していただける番組になれば良いなと思います。私たちが子どものころと環境が大きく変わっていると感じているので、受け止めながら、何かお話できることがあればと思って今日もやらせていただきました」
番組概要
【番組名】「地球クライシス 第13弾 気候危機 転換への道しるべ
~政治は気候変動を止められるのか?~」
【放送日時】2025年9月28日(日)よる9時00分~11時00分
【放送局】BS朝日
【CAST】ナビゲーター:松下奈緒
専門家:依田司(気象予報士)
江守正多(気候科学者)
ゲスト:岸本聡子(杉並区長)
平田仁子(Climate Integrate代表理事)
進行 :望月理恵
【制作】BS朝日、テレビ朝日映像
【プロデューサー】茂木あや香(BS朝日)、光瀬史郎(テレビ朝日映像)
【コピーライト】番組写真をご使用の際は「(C)BS朝日」の表記をお願いいたします。
【公式HP】https://www.bs-asahi.co.jp/earth-crisis/