化学・素材産業向けにAIエージェントを開発する Cataris株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：松本悟志） は、AIエージェントが素材の特徴を解析し、用途探索および改良提案を自動化・高速化する「マテリアル・プロファイリングAI基盤」の開発を加速するため、株式会社サイバーエージェント・キャピタル、株式会社ANOBAKA を引受先とする第三者割当増資により、総額5,000万円のシード資金調達を実施したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/170747/1/170747-1-b06be8127b183693178a07dd0bf480f3-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■事業概要
Catarisは、「ヒトとAIが協業し、世界中の産業に新たな価値を創造する」をビジョンに掲げ、化学産業に特化したAIエージェントを開発しています。従来、素材の新規用途探索や改良提案は、研究者や営業担当者の経験や属人的な知識、あるいはローラー型営業などのアナログ手法に依存しており、「探索スピード」と「提案の再現性」の両立が難しいという課題がありました。さらに “Material to Market” のラストワンマイルは、非構造データ中心／多目的判断／結果ラベルの希少・遅延という構造的理由から、従来の機械学習や一般的なSaaS（Software as a Service）では解きづらい領域でした。Catarisは、これらの課題をAIエージェントによる自動解析と提案生成で解決します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/170747/1/170747-1-a09a92e43a3bce5ea819d5fd0ab33c9d-1215x685.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/170747/1/170747-1-33bd2b2a2a5f1e970a395da9fd2db5ef-988x299.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
独自の「マテリアル・プロファイリングAI基盤」では、素材データ・論文・特許・公共データベースなどを横断的に解析し、さらに独自構築した物性予測ツールやオントロジー技術を活用することで、AIエージェントが素材の用途候補や改良方向性を自動生成。これにより、研究開発・事業開発・営業提案といった現場での検討スピードを飛躍的に向上させることができます。（特許出願中）
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/170747/1/170747-1-302241808f6f2b867b9013507924135e-1040x469.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■検証ユーザーからの声
「既存のAIより分析の量・質が圧倒的に高く、自社技術を活かしたアイディエーションが実用レベルで行える」― 大手化学メーカー 開発職（樹脂・フィルム系）「技術の見える化だけでなく、今後の開発方向性まで提示される点が革新的。
ベテラン依存の探索業務が若手でも担えるようになり、提案数・スピードが数倍に」
― 中堅化学メーカー 営業・企画職（油脂系）
現在、大手・準大手メーカー（樹脂・フィルム系、油脂系、ゴム、食品系）を中心に共同実証を複数進行中。現在の検証実施素材数は約10件に達しており、短期間での新規用途発見や事業拡大に着手している事例も出始めています。従来の開発・提案期間の約50％で新規用途の発見を実現したケースもあります。
■今後の展開
今回調達した資金は、AIエージェントの精度向上およびマテリアル・プロファイリングAI基盤の整備を中心に、化学産業における複数AIプロダクトの開発・提供、そして VPoE（Vice President of Engineering）の採用と開発チームの拡充 に充てる予定です。将来的には、研究・開発・営業など部門を超えてAIと知識を循環させる“新しい産業構造”の実現を目指します。
■資金調達概要
・調達金額：5,000万円・調達方法：エクイティファイナンス
・引受先（敬称略・順不動） ：サイバーエージェント・キャピタル、ANOBAKA
■引受先のコメント
・株式会社サイバーエージェント・キャピタルアソシエイト 永堀 礼 氏
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/170747/1/170747-1-2dbd617235ad5e72637ed664cf2a62a0-480x480.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
このたび、Cataris社にご出資させていただけたことを大変光栄に思います。 日本は21世紀以降のノーベル化学賞受賞数が世界3位。この強い研究分野と実世界の架け橋になるのがCatarisです。 松本さんの化学産業の深い造詣と事業開発力があれば、化学産業で大きな変革を起こせると確信しております。 松本さんの人となりがわかる神noteも公開中なのでこちらも是非！
・株式会社ANOBAKA
シニアアソシエイト 小田 紘生 氏
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/170747/1/170747-1-af11af4f2865f79774dcc44165fcdf40-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
化学産業に特化したAIエージェントを開発するCataris社に投資させていただきました。代表の松本さんは、化学領域への深い情熱と知見・AI/SaaSビジネスでの実務経験を合わせ持つドメインエキスパート。そんな松本さんがつくるCatarisが、これからの日本の化学・素材産業の繁栄のインフラになることを、楽しみにしております！！
■代表プロフィール
Cataris株式会社 代表取締役CEO 松本悟志[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/170747/1/170747-1-6f5ef6b632f77172f0ec31f2436079c2-1908x1524.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
筑波大学大学院で生物化学工学を専攻し、バイオマス関連研究に従事。
株式会社マクニカでネットワーク／セキュリティ事業に携わった後、
外資SaaS企業にてIT・製造業向けのプロジェクト管理・業務効率化基盤構築を支援。
その後、AIスタートアップで取締役COOを経て、2025年にCataris株式会社を創業。
■Cataris株式会社について
Catarisは、素材の用途探索と改良提案をAIエージェントで自動化・高速化するCatarisを開発・提供しています。人とAIの協働によって、技術の新たな価値創出と産業構造の革新を目指します。企業HP：https://cataris.ai
■採用情報
Cataris社では、VPoE（Vice President of Engineering） をはじめ、Forward Deployed Engineer（FDE）、プロダクトマネージャー、データサイエンティスト、学生インターンなど複数ポジションで採用を強化中です。詳しくはこちらをご覧ください：
https://cataris.notion.site/Cataris-285f035842b280f89094c81ded768268
■会社概要
会社名 ：Cataris株式会社（ヨミ：カタリス）代表者 ：代表取締役CEO 松本悟志
設立 ：2025年 4月
本社 : 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー グロース虎ノ門5階 「ANOBASHO」内
企業HP ：https://cataris.ai/
【本件に関するお問い合わせ先】
Cataris株式会社 広報担当
info@cataris.net
