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キンドリル、メインフレーム向けエージェンティックAIフレームワークとサービスを発表

update:
キンドリルジャパン株式会社
AIを活用した機能により、IBM Zの顧客向けマネージドサービスを強化

ミッションクリティカルなエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーであるキンドリル(NYSE:KD、以下 キンドリル)は本日、キンドリルが培ってきたメインフレーム分野の深い専門性と、エージェンティックAIおよびハイブリッドITコンピューティングの能力を組み合わせた新たなAI活用サービスを発表しました。これにより、アプリケーションやソリューション開発の加速、運用の俊敏性向上、プラットフォーム上のAI活用拡大による新たなビジネスインサイトの創出が可能になります。

キンドリルのエージェンティックAIメインフレームサービスは、IBM z/OSの顧客が革新的なテクノロジー、専門知識、AIを組み込んだサービス提供を実現することで、意思決定の迅速化やアプリケーションとインフラ管理における複雑なプロセスを簡素化できるように設計されています。

キンドリルのコア・エンタープライズ & zCloudのグローバル・プラクティス・リーダーであるハッサン・ザマト(Hassan Zamat)は次のように述べています。「キンドリルはエージェンティックAIを活用した世界水準のデリバリーサービスを提供し、メインフレームがグローバル企業にとってイノベーションの原動力として信頼される存在であり続けるようリードしています。私たちは、熟練したデリバリーの専門家の力とエージェンティックAIを組み合わせ、差別化された体験と成果を提供し、お客様の成長を力強く支援しています」

新しいメインフレーム向けエージェンティックAIサービスでは、キンドリル エージェンティックAIフレームワークのエージェンティックインジェスチョン機能と組み合わせることで、エージェントとワークフローのシームレスなオーケストレーションを実現でき、次のようなメリットを顧客に提供します。
よりスマートな意思決定と、迅速かつプロアクティブな障害解決 信頼性の向上と、ソフトウェアのライフサイクル全体における円滑なコンプライアンス対応 スキルギャップを補う深い専門知識とAI活用、社内の知見の活用 新たな機会や脅威へのより迅速な対応、リスク低減、よりレジリエントでモダナイズされたIT環境の構築

キンドリルのAIを活用したメインフレームサービスは、オープン統合プラットフォームの「Kyndryl Bridge」と連携し、メインフレームのインフラとアプリケーション全体にインテリジェントな自動化、予測分析、インサイトを提供します。顧客のメインフレーム運用の変革をさらに進めるため、キンドリルは、IBM watsonx Assistant for Z やその他のAIエコシステムプラットフォームを導入し、インテリジェントな自動化、調整(オーケストレーション)、ライフサイクル管理を可能にします。

IBM Zソフトウェアのゼネラルマネージャーであるスカイラ・ルーミス(Skyla Loomis)氏は次のように述べています。「キンドリルとの協業を通じて、私たちは企業がビジネスを支える基幹システムに強力なAIを活用できるよう支援しています。キンドリルの最新のAIサービスは、顧客が業務の中核を担うメインフレーム上で高度なAIを活用できるよう支援し、意思決定を迅速化し、運用の俊敏性を向上させます」

キンドリルの新しいエージェンティックAIを活用したメインフレーム・デリバリー・サービスには「Kyndryl AI Assistant for Z」が含まれています。これは長年にわたるキンドリルのメインフレーム経験を基盤としたAIナレッジベースで、Kyndryl Bridgeに統合され、スキル開発や人材の定着といったお客様が直面する課題解決を支援します。これらの新たな機能を統合することにより、プラットフォーム管理を先回りして提案し、実行を加速させることができます。

キンドリルは、キンドリルの知的財産やメインフレーム変革における深い専門知識とクラウドハイパースケーラーやその他のグローバルパートナーの補完的なテクノロジーと組み合わせることで、顧客にイノベーションをもたらします。

数十年にわたるメインフレームサービスのノウハウと、AI推論をメインフレームデータにより近い場所で実行できる新しいソリューショ設計により、キンドリルは顧客がメインフレーム環境全体でAIの処理能力の高速化とスケールの拡張を支援します。これにより、レイテンシーの低減、リアルタイムの不正検知、保険請求処理、顧客購買パターン分析といったアプリケーションの性能向上が可能となり、顧客体験全体の向上につながります。

キンドリルの「2025年版メインフレームモダナイゼーション状況調査レポート」によると、回答者の88%がメインフレーム環境において、エージェンティックAIや生成AIを含むAIをすでに導入済み、または導入予定であると回答しています。同調査では、メインフレーム上でAIを活用することにより、ビジネスの俊敏性が向上し(37%)、人為的なエラーを減らし、迅速で標準化された運用が可能になり(32%)、コスト削減につながる(31%)と回答しています。しかし、70%が組織内で適切な複数のスキルを持つ人材の確保が難しいと回答しています。AIは今後3年間で127億ドルのコスト削減と195億ドルの売上増加をもたらすと予測されており、主なユースケースには、パフォーマンスの最適化とリソース配分の高度化、不正検知、セキュリティや脅威の検知と評価などが含まれます。


※本プレスリリースは、2025年11月24日(米国現地時間)にキンドリルが発表したプレスリリースの抄訳です。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。原文は下記URLをご覧ください。
https://www.kyndryl.com/jp/ja/about-us/news/2025/11/agentic-ai-framework-services-mainframe



キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、ミッションクリティカルなエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーで、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にアドバイザリー、インプリメンテーション、マネージドサービスを提供しています。世界最大のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーとして、世界中で日々利用されている複雑な情報システムの設計、構築、管理、モダナイズを行っています。 詳細については、www.kyndryl.com(英語)またはwww.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。


Forward-looking statements
This press release contains “forward-looking statements” within the meaning of the Private Securities Litigation Reform Act of 1995. Such forward-looking statements often contain words such as “aim,” “anticipate,” “believe,” “could,” “estimate,” “expect,” “forecast,” “intend,” “may,” “objectives,” “opportunity,” “plan,” “position,” “predict,” “project,” “should,” “seek,” “target,” “will,” “would” and other similar words or expressions or the negative thereof or other variations thereon. All statements other than statements of historical fact, including without limitation statements concerning the company’s plans, objectives, goals, beliefs, business strategies, future events, business condition, results of operations, financial position, business outlook and business trends and other non-historical statements, are forward-looking statements. These statements do not guarantee future performance and speak only as of the date of this press release. Except as required by law, the company assumes no obligation to update or revise any forward-looking statements, whether as a result of new information, future events or otherwise. Actual outcomes or results may differ materially from those suggested by forward-looking statements as a result of risks and uncertainties, including those described in the “Risk Factors” section of the company’s most recent Annual Report on Form 10-K, and may be further updated from time to time in the company’s subsequent filings with the Securities and Exchange Commission.

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