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アイレット、AI 統合ソリューション群「gaipack」に新サービス「AI デザインシステム」を追加

update:
アイレット株式会社
~AI 時代の新常識。「全画面デザイン作成」を原則廃止し、AI が参照可能なデザイン基盤で、手戻りのない UI 開発を実現~



システム・アプリケーションの開発からインフラ構築・運用までをワンストップで提供するアイレット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩永充正、以下 アイレット)は、企業の AI 活用を支援するソリューション群「gaipack(ジーエーアイパック)」に、AI 駆動開発(AIDD)におけるデザイン課題を解決する「AI UI/UX 設計サービス(略称:AI デザインシステム)」を追加、同日より提供を開始します。

本サービスは、「全画面デザイン作成」を原則廃止し、AI が参照可能なデザインシステムを基盤とすることで、AI 駆動開発におけるデザイン統一性と UI コード生成のスピードを極限まで高めます。

「AI デザインシステム」サービスページ

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9999/430/9999-430-1b0d0229dc6204a0443f52c9cb74045d-1100x288.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■サービス開発の背景と解決する課題
近年の「AI 駆動開発(AIDD)」において、GitHub Copilot などの生成 AI を活用した UI 自動生成は急速に普及しています。しかし、AI にコーディングを委ねることで、ページごとにボタンの色や余白が異なるといった「デザインの不統一(品質のばらつき)」が新たな課題として顕在化しています。

一方で、この統一感を担保するために、従来通り「全画面のデザインカンプ(Figma など)を事前に作成する」手法をとると、その制作工程に膨大な時間を要します。その結果、せっかくの AI による開発スピード向上のメリットが、デザイン制作の工数によって相殺されてしまうという矛盾が生じていました。

このような現状では、スピードを優先してデザイン品質を妥協するか、工数をかけて品質を守るかの二者択一になりがちです。 AI によるコード生成のスピードを享受しつつ、プロダクトとしての品質(デザインの統一性)を担保するためには、人間だけでなく AI が解釈・参照可能な「デザインシステム」を構築し、それを基盤とした新しい開発プロセスを確立することが不可欠であるとアイレットは考え、本サービスの開発する運びとなりました。

■「AI デザインシステム」概要と主な特徴
本サービスは、UI/UX デザイナーと開発者に対し、AI が参照可能なデザインシステム(Figma、Storybook、shadcn/ui 連携)と、それを活用した開発プロセス(スキーム)を確立・提供します。
また、ベストケースとして「デザインシステム(Figma)だけ整備すれば、個別画面のデザイン作成は不要」な状態を目指します。

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/9999/table/430_1_975127d16995f02369db4646ac3e3625.jpg?v=202512060617 ]

主な特徴
1.AI 参照可能なデザインシステムと Figma MCP の活用
Figma、Storybook、shadcn/ui(ベースコンポーネント)を連携させ、主に Figma MCP(Model Component Platform)を通じて AI が参照可能なデザインシステムを構築します。Figma はデザイン定義、コンポーネント、変数(デザイントークン)管理の基点となり、AI 参照のメインソースとなります。技術検証の結果、デザイン トークン(変数)は正常に取得可能であることが確認されており、これにより AI がデザインの意図(例:ボタンにはプライマリカラーを適用すべきなど)を正確に認識できます。

2.原則 Figma デザイン不要の UI 自動生成プロセスへの転換
従来の全画面の Figma デザイン作成を原則廃止し、ユーザーストーリーと受け入れ基準を AI(GitHub Copilot)に入力することで、デザインシステムに準拠した UI コード(React/Next.js)を直接生成するプロセスを目指します。これにより、開発速度のメリットを最大化し、工数の大幅な削減を実現します。

3.デザインと実装の整合性を担保
Figma と Storybook をプラグイン経由で「リンク参照」させることで、デザイン定義と実装された UI コンポーネントカタログ(Storybook)の間で一貫性を持たせます。また、Chromatic(GitHub 連携)を利用し、UI コンポーネントの変更に対するレビュー・承認フローを管理することで、意図しないデザイン崩れ(リグレッション)を防ぎます。

■想定されるユーザーと期待効果
本サービスは、主に UI/UX デザイナーおよび開発者を対象としています。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/9999/table/430_2_c261c967043629e90bf91628e1a70607.jpg?v=202512060617 ]

本サービスは、アイレットの AI 統合ソリューション群「gaipack」の一部として、企業の AI ベースの開発プロセスへの転換と持続的な競争優位性の獲得を支援してまいります。

■gaipack について
アイレットが2025年10月15日の創立22周年を機に提供開始した AI 統合ソリューション群「gaipack」は、AI とクラウドのアイレットの実績を融合させ、お客様の DX 推進と持続的な企業価値向上に貢献します。
開発、運用、セキュリティ、ビジネス推進のすべてをカバーする複数のソリューションで、お客様の生成 AI 活用を全面的にサポートします。
「gaipack」の主要ソリューション
- AI モダナイゼーション: 従来のシステム開発における要件定義や設計書を AI が理解し、最新のシステムへ再構築します。これにより、旧システムの保守維持費を大幅に削減します。
- AI 内製化支援: 独自 AI 開発フレームワークやリスキリング研修を提供し、高コストな外注に頼らず、企業内に AI 開発が自走する文化を定着させます。
- AI 新規開発: AI を利用した開発工程により、従来の開発手法で発生しがちだった納期遅延や追加コストの発生を防ぎます。


【アイレット株式会社 会社概要】
会社名:アイレット株式会社 https://www.iret.co.jp/
設立 :2003年10月
所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー29F
代表者:代表取締役社長 岩永充正
資本金:7,000万円
主要株主:KDDI Digital Divergence Holdings株式会社
事業内容:
・クラウドを活用したシステム、スマホアプリの開発・運用
・UI/UX デザイン制作
・クラウド設計・構築、運用保守からセキュリティまでサポートする自社サービス「cloudpack」
の提供
・KDDIグループと連携したDX・クラウド開発推進

※ cloudpack の名称は、アイレット株式会社の登録商標です。

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