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一冊まるごと特集「やさしくなりたい」 自分も誰かも大切にする/12月8日発売

update:
株式会社朝日新聞出版
インタビュー:小山薫堂、水卜麻美、マリウス葉、ヘラルボニー/SKY-HI&STARGLOW「人にやさしくあれ」/吉田修一書き下ろし短編小説〈特別広告企画〉/表紙・セルジュ・ブロック(イラスト)



12月8日(月)発売のAERA 12月15日号は、一冊まるごと「やさしくなりたい」特集号です。このプロジェクトの起源は10年前にさかのぼります。小山薫堂さんを特別編集長に迎え、一冊まるごと「やさしさ」を特集し、大きな反響を呼びました。フランスの絵本作家、セルジュ・ブロックさんによる温かいイラストが表紙を飾った号を、記憶されている方も多いのではないでしょうか。
あれから10年。いま私たちは目に見えない小さな部屋の中で暮らしています。自分の興味関心のある情報や意見ばかりに触れる日々。心地いいけれども、違う価値観や異質なものを避け、SNS上などでは言葉が人を傷つける武器になってしまっている現実があります。いまこそ、「やさしくなりたい」の思いを再び――。今回も小山薫堂さんに今号でのインタビューやご寄稿、そしてプロジェクトのスペシャルオーガナイザーとしてご協力いただき、セルジュ・ブロックさんが新たなイラストを描き下ろし、この10年で世界がどう変わり、いま私たちが求める「やさしさ」とは何なのか。各界の著名人への取材や対話を通じて、その本質を探りました。
巻頭では小山さんのほか、水卜麻美アナウンサー、マリウス葉さん、ヘラルボニーの松田文登さん、崇弥さん、翔太さんにインタビュー。そのほか、「人にやさしくあれ」を最も大切にしているSKY-HIさんと、来年1月にデビューを控えるSTARGLOWのメンバーにも「やさしさ」について話を聞きました。フィリピンで低栄養の子どもたちに給食を提供する「赤メガネ食堂」をオープンさせた山里亮太さんの記事や、各分野の専門家による「やさしさ」の分析、「誰かの役に立ちたい」というやさしさから始まった画期的な商品やサービスなど「やさしさ」の連鎖を多面的に描きます。特別広告企画として、『国宝』の原作者、吉田修一さんの書き下ろし短編小説も載っています。完全保存版の一冊です。ぜひじっくり読んでいただきたいです。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4702/2271/4702-2271-5b5102b8d1d80b203fff780cecf7c702-1653x2236.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■一冊まるごと「やさしくなりたい」特集

・巻頭インタビュー:小山薫堂「他者を思う力を磨けば人生は豊かになる」/水卜麻美アナ、マリウス葉、ヘラルボニー
巻頭ではインタビューを通して、加速度的に変化する社会での「やさしさ」を考えます。小山薫堂さんは「他者を思う力」を磨けば人生は豊かになると語り、感謝がやさしさを生むと語ります。日本テレビアナウンサーの水卜麻美さんは「多くの人が救われるような言葉を選びたい」と、またマリウス葉さんはスペインの大学に編入し多様な友人との対話から、思い込みを一度すべて捨てて聞く姿勢と「わからないから怖い」という壁を乗り越え、聞く耳を持つことの大切さを語りました。ヘラルボニーを起業した松田文登さんと崇弥さんは、重度の知的障害を伴う自閉症がある兄・翔太さんと一緒にいることで喜びや幸せに「出合ってしまう」豊かさについて語りました。
・「人にやさしくあれ」を、いま伝える意味/SKY-HI&STARGLOW
SKY-HIさんは3年前のAERAのインタビューで、CEOを務めるマネジメント/レーベル「BMSG」で一番大切にしていることは、「人にやさしくあれ」ということ、と語りました。AERAでは今回、SKY-HIさんに改めて「やさしさ」について聞くと、「やさしくないことは才能を殺す可能性がある」と語りました。また、オーディションプロジェクト「THE LAST PIECE」から誕生し、来年1月にデビューを控えるダンス&ボーカルグループ、STARGLOWが「やさしさ」について語ったインタビューも掲載します。
・吉田修一書き下ろし短編小説【特別広告企画】
邦画の実写作品の興収歴代1位に躍り出た映画「国宝」。この原作者の吉田修一さんが「やさしくなりたい」特集号に特別に書き下ろした短編小説「飛行機雲」を掲載します。「生きがい」をテーマに書いた本作は、日常にある愛おしい瞬間を映しだします。
・山里亮太 「やさしさは連鎖していく」
NPOと協力し、フィリピンの小学校内に「赤メガネ食堂」を開設した芸人の山里亮太さん。100人の低栄養児童へ、平日無料で給食を提供しています。「売名」「偽善」などと言われても歩みは止めず、子どもたちの身体が少しずつ大きくなっていく様子に喜びを感じると言います。誰かのために何かしたいけれどもなかなか踏み出せない人にたくさんのヒントが詰まったインタビューです。
・いつもの連載も「やさしさ」をテーマに
AERA連載陣も「やさしさ」について姜尚中さんはコラムで「やさしさとは、自分にも他者にも選択肢を増やす、したたかな柔軟さを指している」と書きます。武田砂鉄さんは「『便利』とは『やさしい』ものだったはずなのに」、便利の目指す方向が誰かを取り残す結果になっているのではないか、と指摘します。田内学さんや稲垣えみ子さんもAERAの「やさしくなりたい」プロジェクトの話から展開。けらえいこさんが描く「あたしンち」では、やさしい味のスープがテーマ。充実の連載陣のやさしい世界観をお楽しみください。
・やさしさを日常にも広げていきたい! 
AERAでは「やさしさみつけた!キャンペーン」を実施中です。AERA公式X(@AERAnetjp)をフォローし、「#やさしくなりたい」をつけて「身のまわりのやさしいなと感じたエピソード」を投稿してください。
さらに、公式Xでは「やさしくなりたいステッカープレゼント企画」も実施します。今号のAERAの表紙を飾った、セルジュ・ブロックさんのかわいいイラストがついたステッカーを2種4枚セットで20名様にプレゼント。周りの人にもやさしさを広げてください!
詳しくは→ https://dot.asahi.com/articles/-/271091

そのほか
・脳研究・池谷裕二さんや動物言語学・鈴木俊貴さんら専門家がやさしさを分析
・「やさしさからはじまった」起業や商品やサービスの開発ストーリー
・バリアフリートイレの「やさしさ」を考える
・[時代を読む] 日本でも広がる「こどもホスピス」
・大宮エリーさんがVR映画に込めた想い
・セルジュ・ブロック「やさしさを分かち合いたい」
・やさしくなりたい連載 叱る03 社会のプレッシャーが怖くて外出できない

などの特集関連記事もあります。

■現代の肖像 安野貴博

創刊以来続く人物ルポルタージュ欄「現代の肖像」に登場するのは、AIエンジニア、起業家、SF作家などさまざまな肩書を持つ安野貴博さんです。今年、「チームみらい党首」と「参議院議員」も加わりましたが、背景にあるのは「既存のシステムを更新し、問題を解決したい」という思いと、先端テクノロジーがどのように社会に影響を与え、社会をより良い方向に変えていけるのか、という関心です。書き手は文筆家で情報キュレーターの佐々木俊尚さん。ご本人へのインタビューに加え、東大時代の研究室の教授や共に起業した友人、コンサルティング会社時代の同僚にも話を聞き、安野さんの人物像を立体的に描き出しました。

※12月8日(月)午後5時から約30分間、公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の特集や内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください
AERA(アエラ)2025年12月15日号
定価:600円(本体545円+税10%)
発売日:2025年12月8日(月曜日)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FXF3DH6G

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