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外科系チーム医療DXを推進するクオトミーが、シード・エクステンションラウンドの資金調達を実施

update:
株式会社クオトミー
「OpeOne(オペワン)シリーズ」を正式リリースし、外科系チーム医療の支援を加速



「医療者のポテンシャルを最大化し、健やかな医療をつくる」をミッションに掲げる株式会社クオトミー(東京都千代田区、代表取締役 大谷隼一、以下「当社」)は、外科系チーム医療DXを推進する「OpeOne(オペワン)シリーズ」の開発体制強化および事業展開の加速を目的として、地球と人と未来株式会社、京都キャピタルパートナーズ、NOBUNAGAキャピタルビレッジ、Bio Engineering Capital、複数の個人投資家から資金調達を実施しました。
外科系医療は、医師ひとりではできない、チーム医療を前提とした手術・手技によって成り立っています。病院内の多様な専門職が携わり、それぞれの判断・伝達・調整が精緻に重なり合う領域です。今回の調達により、外科系チーム医療の現場課題に対して、より一貫した支援を提供できる体制を構築してまいります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101467/15/101467-15-c6a41505841db3b1d3dbbcf63bba00a2-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ 背景と目的

外科系のチーム医療は、医師・看護師・放射線技師など多職種が高い専門性を持ち寄り、精緻な連携によって成り立っています。一方で、症例に関する方針の伝達や管理は依然として紙やホワイトボードなどが中心で、多くの労力や対面を基本とした業務時間が必要とされています。
さらに、外科系医師の人材不足や専門家の地域偏在といった課題も重なり、現場の負荷は年々増加しています。
こうした課題に対し、当社はこれまで外科系診療科に所属する医師がいつでもどこでも症例情報を確認できるスマート手術台帳「OpeOne」を開発・提供し、非同期コミュニケーションの確立や業務効率化のコンセプトを検証してきました。
導入先では業務工程の省略化など、具体的な価値実感の声を頂いています。
- 「台帳を探さなくとも、いつでもどこでも自分の手術予定がわかるようになった」(医師、約600床の大学病院勤務)
- 「電話がつながらなくて、そのまま忘れてしまうこともあった。伝達自動化が楽。」(医師、約400床の病院勤務)


しかしながら同時に、外科系診療科にとどまらない、手術室や血管造影室、病院間連携、地域医療に関連する要望をいただくことが増加してきました。
こういった外科系チーム医療が抱える構造的な課題へのニーズに応えるため、当社は「OpeOne」を単一プロダクトから、外科系チーム医療全体を支える「OpeOneシリーズ」へと発展させる意思決定をしました。

このたび調達した資金は、「OpeOne」を単一プロダクトのコンセプトから、外科系チーム医療全体を支える「OpeOneシリーズ」へと発展させるためのプロダクト開発、そして多様なニーズに応えられるカスタマーサクセス体制の強化に充ててまいります。特に外科系チーム医療は地域課題でもありますので、地域拠点での採用・育成にも積極的に取り組みます。

■ 引受先からのコメント

地球と人と未来株式会社(リード投資家)  
代表パートナー 伊藤 仁成氏 /キャピタリスト 中田 千尋氏 (写真左二名)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101467/15/101467-15-8663914c7abaf8ccabd855985b8e96c0-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

外科系チーム医療の複雑さと人材不足は、地域の医療提供体制に大きな影響を与えています。クオトミーはOpeOneシリーズを通じて、医療者が本来の専門性を最大限発揮できる環境づくりを加速させています。その取り組みは、現場改革のみならず、地域医療の未来まで視野に入れた挑戦です。クオトミーが切り拓く新たな医療の形を実現すべく、CJSは全力で支援して参ります。



京都キャピタルパートナーズ
ベンチャー投資部 プリンシパル 長澤 昌太氏
この度は、クオトミー様とご縁を頂けたこと改めて感謝申し上げます。
人材不足等課題が浮き彫りになっている医療業界において、医療者のポテンシャルを最大化するという大谷さんのビジョンや構想に共感し、投資をさせて頂きました。
現場に対し高い解像度でソリューションを提供し、広く医療者と医療現場を支えていくクオトミー様の一助となれるよう、京都フィナンシャルグループとしてご支援して参ります。

NOBUNAGAキャピタルビレッジ株式会社 
インベストメント部 リーダー 徳田 裕介氏
医療現場の長時間労働や情報共有の非効率性は、医師の働き方改革の中でも大きな課題となっています。クオトミー様は、こうした課題に真正面から向き合い、テクノロジーの力で「医療者のポテンシャルを最大化」することを目指しています。
自ら医師として現場を経験しながら、医療の未来のために起業という道を選んだ熱意と行動力に強く共感し、今回出資の機会を得られたことを大変光栄に感じております。
十六フィナンシャルグループのネットワークを活かし、クオトミー様の挑戦を資本・事業両面から全力で支援してまいります。

Bio Engineering Capital
代表取締役 島原 佑基氏
外科系チーム医療のDXは、大規模病院の効率化だけでなく、地域医療を支える外科医の負担を減らし、その結果としてより活躍できる環境づくりにもつながります。クオトミーの取り組みは、多職種が関わる複雑な業務を丁寧に整理し、医療機関が積極的に活用できる実装力が魅力です。医療者がコア業務に集中し、効率的に働ける環境づくりが進むことで、働き方改革や地方の医師不足解消にも寄与することを期待しております。

■ 代表者コメント

代表取締役 大谷 隼一(医師)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101467/15/101467-15-92d10f4de2b6d69bf9fc1968e4f79dd7-1080x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

今回の資金調達では、日頃から弊社を力強く支えてくださる既存株主の皆さまに加え、OpeOne事業の推進に強い期待を寄せる新規投資家の皆さまにもご参画いただきました。クラウド化やモバイル化の波に乗り切れなかった多くの病院において、いまテクノロジーの進歩を背景に本格的な変革期が到来していると感じています。まずは最もインパクトの大きい外科系チーム医療から、病院の生産性向上に寄与する価値を提供してまいります。今回の調達を機に病院DX/AI事業である「OpeOneシリーズ」のさらなる展開を一層加速していく所存です。まずは「OpeOne手術台帳」から全国の病院に届けていきますので、関心をお持ちの方は医療業界の経験は問いませんので仲間になってください。



■本資金調達に伴う採用強化について

クオトミーでは、本資金調達に伴うエンジニアチームおよびカスタマーサクセスチームの採用を強化しています。外科系チーム医療の生産性向上を通じて日本の医療を支えるという、社会意義の高い挑戦を共に楽しめる方の参画をお待ちしています 。
▼採用ページ・直近の採用イベントはこちら
- クオトミー採用ページ:https://www.quotomy.co.jp/recruit
- 東海地区採用イベント(2026/1/21):Nagoya Startup Career Bar 2026
https://nagoyacareerbar.peatix.com/view

▼プロダクトや創業者に関する情報はこちら
- 「OpeOneシリーズ」ページ:https://guide.opeone.com/
- 代表大谷のNote:https://note.com/junichiohya
- 「未来の病院 ~病院DXで医療の現場を変えるラジオ~」
- - Podcast:https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AE%E7%97%85%E9%99%A2-%E7%97%85%E9%99%A2dx%E3%81%A7%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA/id1844827395
- - Spotify:https://open.spotify.com/show/1jbulfE1pMSHirMraQE3Gf?si=a6ecd3444dbf4777

※「OpeOne」と「スマート手術台帳」は株式会社クオトミーの登録商標です。
■ お問い合わせ
https://guide.opeone.com/contact

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