株式会社商船三井（社長：橋本 剛、本社：東京都港区、以下「当社」）は、シンガポール最大規模の食品コールドチェーン物流会社であり、当社グループが2024年に出資したアジア最大級（※当社グループ調べ）の倉庫「8 Jalan Besut」（読み、エイト ジャラン ブサット、註1）を運営するCommonwealth Kokubu Logistics Pte. Ltd.（読み：コモンウェルス コクブ ロジスティクス、マネージングディレクター：Daniel Tan 、本社：シンガポール、以下「CKL社」註2）に資本参画しました。
当社グループは、経営計画「BLUE ACTION 2035」において、世界のマーケットで存在感を発揮し、事業拡大を実現する地域戦略を推進しており、本出資を通じて、経済発展および人口増加による需要の拡大が期待される東南アジア域でのコールドチェーン事業をはじめとした、ロジスティクス事業の拡充を進めてまいります。
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当社が事業参画し、CKL社が運営するアジア最大級の倉庫8 Jalan Besut 倉庫
CKL社は、8Jalan Besutを含む、シンガポール西部・ジュロン地区に位置する2つの多温度帯倉庫拠点を運営しており、同国内の外食事業者や小売事業向けに保管・配送などの物流受託業務を行っています。ITシステムを活用した高密度・効率的な24時間体制の倉庫運営を実現、配送も含めたサービス品質の高い物流サービスを提供しています。今後はシンガポールの食品コールドチェーン物流事業で築いた堅固な事業基盤を活かし、東南アジア周辺国への事業展開も計画しています。
12月9日には今回のパートナーシップ締結を記念し、国分グループ本社ビルにて調印式が執り行われました。
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（調印式の様子）
当社グループは、海運不況時でも黒字を確保できる事業ポートフォリオ変革を進めています。シンガポールを拠点として倉庫およびその運営事業に参画することで、安定収益が期待されるロジスティクス事業拡充を進めていきます。
(註1) 8 Jalan Besut倉庫は、アジア最大級の地上100メートル超の高さを誇り、約90,000パレットを収容可能、延床面積：47,495m2、常温・冷蔵・冷凍の多温度帯に対応する5階建て倉庫です。最上階には高さ45メートルの完全自動倉庫エリアを導入しています。
2024年5月10日付プレスリリース：シンガポールにおける冷凍冷蔵倉庫開発事業に参画 ～当社重点エリアの東南アジアで、グループネットワークを生かした海外投資を推進～ | 商船三井
(註2) CKL社は、Commonwealth Capital Pte. Ltd.（以下「CCPL」註3）、国分グループ本社株式会社（以下「国分グループ」註4）との戦略的パートナーシップに基づく共同事業会社です。
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(註3) CCPL概要：Commonwealth Capital Pte. Ltd. （コモンウェルス・キャピタル） 代表者：Andrew Kwan (創業者兼マネージングディレクター）、本社：シンガポール、事業内容：食品製造事業、外食事業・食品流通事業 等
(註4) 国分グループ概要：国分グループ株式会社 代表者：國分勘兵衛（会長兼CEO）、本社：東京都中央区、事業内容：酒類・食品・関連消費財にわたる卸売業及び流通加工、配送業務、貿易業、不動産賃貸借業 等
