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Face Records、レコード査定のプロを育てる研修を実施

update:
FTF株式会社


アナログレコード専門店 Face Records を展開するFTF(エフティエフ)株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 瞬)は、レコード買取サービスの品質向上と社員育成を目的とした「レコード知識・システム活用研修」を定期的に実施しています。本取り組みは、査定スキルの標準化と向上によるお客様満足度の向上と、社員一人ひとりの成長を支援する人材育成体制の強化を目的としたものです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54349/62/54349-62-31e17a523d8f659bee3b6301c7db3d75-3900x2635.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■背景

中古レコードの事業を成立させるためには、1.レコードに関する深い知識 と 2.商品管理システムの運用力 という、2つの要素が欠かせません。どちらか一方が欠けても、高品質な買取・販売サービスは成り立ちません。

まず、アナログレコードの価値は、生産国・年代・プレス工程の違いに加え、市場の需要変化によっても大きく左右されます。正確な査定を行うためには、音楽ジャンルだけでなく、各国の製造仕様やレーベルの変遷など幅広い知識が求められます。
しかし、こうした知識を体系的に身につけた人材は多くなく、現場で即戦力として活躍できるスタッフは限られています。
そのため、Face Records ではレコードに関する知識を継承し、社員一人ひとりが成長できる教育の場づくりを重視しています。
一方で、中古レコードの商品管理システムは、同一タイトルや同一カタログナンバーであっても生産年代やプレス国によって価値が異なるため、システム上では別商品として扱う必要があります。
精度を高めるほどデータ量は膨大になり、構造も複雑化します。一般的な市販ソフトウェアやクラウドサービスでは管理対応が難しく、多くの場合、自社独自のシステム開発と最適化が求められます。さらに、スタッフがこのシステムを使いこなすためには、一定の習熟期間が必要であり継続的な学びが欠かせません。

だからこそ、Face Records では人材を育成し、知識と経験をノウハウとして蓄積していく体制を整えています。
これまで培ってきたレコードの査定ノウハウと、独自に開発した精度の高い商品管理システムの両輪によって、「信頼される査定力」と「誰もが活躍できる環境」の両立を実現してまいります。

■取り組み内容

<プレス国・年代による価値判断の実践研修>
レーベルや刻印など、見落としがちなディテールを比較しながら正確な査定を習得します。

      ↓1977年日本の再発盤           ↓1956年アメリカのオリジナル盤
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54349/62/54349-62-d00393d3c76758c7e34cb1b32658e74c-1176x579.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<価値判断が難しいレコードのケーススタディ>
査定基準の共有を通じて、チーム全体のスキルの底上げを目指します。
判別が難しいレコードに出会った場合でもきちんとその価値を見極める必要があります。
それでも見極めが難しいレコードは、社員のコミュニケーションツールであるチャット型グループウェア上で、社内のエキスパート達がサポートして知見を共有、蓄積しています。

<システム入力の最適化トレーニング>
通称タイトルや表記揺れなどを統一し、お客様にわかりやすい商品情報を提供します。

Face Records はこれらの研修を通じて、スタッフ間の知識格差をなくし、査定のスピードと正確性を両立させる仕組みを構築しています。

将来的には、研修で得た知識やスキルを客観的に評価し、スタッフの成長をより明確に可視化できる仕組みの導入も検討しています。
具体的には、査定スキルの向上が買取・販売の成果に結びついた際、仕入れた商材の販売利益に応じて、一定のロジックに基づきインセンティブを付与する制度の構築を目指しています。
今後、社員のモチベーション向上とスキルの発揮を促すとともに「レコード査定者」の人財市場価値の底上げを実現させる環境づくりを進めてまいります。

■研修参加者の声 

研修終了後、参加したスタッフからは以下のような声が寄せられました。
「国や年代ごとの違いが理解でき、輸入盤に触れるのがより楽しみになった」
「アメリカ盤以外の特徴を初めて知り、今後の査定に活かせると感じた」
「これまで知らなかった情報を体系的に学べて、入力や査定の精度が上がると感じた」
「国・年代ごとの仕様が整理されており、知識が深まり自信につながった」

Face Records は今後も継続的に研修を実施し、スタッフが査定力とシステム理解をさらに深められる環境づくりを進めてまいります。

■レコード事業に携わる人を育てる

FTF株式会社では、レコードと音楽文化の“循環”をテーマに掲げる「MUSIC GO ROUND 音楽は巡る」の理念のもと、社員教育にも注力しています。
専門知識の有無に関わらず、誰もが学び、成長し、活躍できる環境づくりを推進します。
Face Records で働くスタッフ一人ひとりが、音楽文化の継承者として誇りを持ち、次世代へとその価値を伝えていけるよう、今後も育成プログラムを継続してまいります。

■レコード査定の奥深さと、仕事としての魅力

日々の知識研鑽と査定の実地経験の中で、時には思いがけない希少盤に出会うこともあります。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54349/62/54349-62-02683587f64fa2d905fab25e133567f2-3900x3886.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

『セレモニー ~ブッダ・ミート・ロック』
1971年に日本のロックバンド「ピープル」が残した唯一の作品です。お経や僧侶の下駄の音などを取り入れ、ジャズ・ロックやサイケデリックを融合した実験的な内容で、1990年代後半以降はヒップホップ・アーティストや音楽関係者の間で再評価が進み、現在では“日本ロック史の異端的名盤”として高い評価を受けています。
当時のプレス数が少なく現存数もわずかなため、オリジナル盤は市場でも希少価値が高く、Face Records の店頭展示の際には、遠方から足を運ばれるお客様もいらっしゃいました。





こうした“稀少な名盤”との出会いは査定の奥深さを実感させると同時に、レコード文化の豊かさに触れながら働けることこそが、査定業務の大きな魅力であり醍醐味だと感じます。

■レコード買取サービスと“信頼される査定力”の強化

Face Records では、「すべてのレコードに価値がある」という理念のもと、国内外で培った知識と経験を活かしながら、専門性の高い査定を行っています。社内研修によるスキル向上を重ねることで、より多くのレコードに適正な価値を見出し、“コレクターに信頼される査定力”の向上に取り組んでいます。
買取サービスは、店頭へのお持ち込みのほか、宅配買取・出張買取など、お客様のご要望に合わせてご利用いただけます。これまで研鑽を積んできたレコード査定のプロが、一枚ずつ丁寧に査定し、お客様が大切にしてきた1枚を次の誰かの感動へとつなぐお手伝いをいたします。
大切なレコードの整理や売却をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

■会社概要

会社名:FTF(エフティエフ)株式会社
所在地:東京都渋谷区松濤1-4-9
代表者:代表取締役 田中 瞬
事業内容:
・中古レコード‧CD‧書籍‧オーディオの売買        
・アナログレコード専門店「Face Records」の各店舗‧自社ECサイトの運営
・買い取り専門サイト「Ecostore Records(エコストアレコード)」の管理運営
・ファッション衣料その他関連商品の輸入‧製造‧販売
公式HP:https://ftfinc.co.jp/
Face Records オンライン・実店舗・各販売チャネルまとめ:https://linktr.ee/facerecords_pr

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