株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:近藤 禎人)の花園工場(愛知県岡崎市)における「グリーン水素地産地消プロジェクト」が、「中部圏低炭素水素認証制度」に基づき認定され、12月17日に事業計画の認定証が交付されました。
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ジェイテクトの環境方針
ジェイテクトグループは、「環境チャレンジ2050」を策定し「All for One Earth」をスローガンに掲げ、かけがえのない地球を次世代につなぐためのチャレンジを続けています。カーボンニュートラル達成のためにScope1、2、3すべてにおいてCO2排出量削減をすすめており、特に自社の生産活動に関連するScope1、2においては2035年にカーボンニュートラル達成を目指しています。
また、サーキュラーエコノミーにも注力しており、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑制などを通じて、事業活動の持続可能性の向上にも取り組んでいます。
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グリーン水素地産地消プロジェクトの概要
花園工場では、生産工程におけるカーボンニュートラル達成に向けたグリーン水素の地産地消を目指しています。12月4日、太陽光発電と非化石証書付き電力を活用し、水電解によってグリーン水素を生成・供給する設備「CNプラント」が稼働を開始しました。また、工場内に水素供給用の配管設備を整備し、水素を「つくる」「ためる」「はこぶ」「つかう」の一連のプロセスを工場内で完結できる体制を構築しました。
現在は、CO2排出が伴うアルミダイカスト工程(アルミを高圧で金型成形する鋳造法)のアルミ溶解用の燃料として、グリーン水素を使用する「水素バーナー式アルミ溶解保持炉」の稼働開始に向けて準備を進めています。
本成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素バーナを採用したアルミ溶解炉の開発とオンサイト水素インフラ技術開発」において得られたものです。
認定内容
[表: https://prtimes.jp/data/corp/28729/table/541_1_7be856b4495bc998e839dd297646a6c4.jpg?v=202512170345 ]
中部圏低炭素水素認証制度の概要
「中部圏低炭素水素認証制度」は、中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議が、水素の製造・輸送・利用に伴うCO2排出が少ない水素を「低炭素水素」として認証・情報発信し、地域の低炭素水素サプライチェーン構築に取り組む事業者を支援する制度です。
ジェイテクト花園工場の「グリーン水素地産地消プロジェクト」は、審査会において低炭素水素製造量や再生可能エネルギーの使用量等が運用指針に適合しているかなどを審査され、認定されました。
今後の展望
今回の認定を契機に、花園工場での工場規模でのグリーン水素地産地消モデルの確立し、今後は他工場のアルミ鋳造工程へ展開することで、Scope 1、2におけるCO2排出削減をさらに加速させます。ジェイテクトグループは、2030年環境行動計画に基づき、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「ネイチャーポジティブ」の目標達成に向け、一丸となって取り組んでまいります。























