一般社団法人日本自閉症協会は1月5日、比喩的に使われている「デジタル自閉症」という言葉について、反対する声明を発表しました。
協会は、この言葉が自閉症に対する誤解を生み、偏見を助長するおそれがあると強く訴えています。
声明によると、子どもがスマートフォンなどのデジタル機器を長時間使用することで現れる悪影響について、「デジタル自閉症」という比喩的な造語で表現するケースが見られるといいます。
これに対し日本自閉症協会は、「自閉症への誤解を生み、偏見を助長します」と危機感を示しました。
また、「自閉症は生来性の脳の多様性のあり方です」と説明したうえで、「問題を指摘するための手段として自閉症を比喩として使わないでください」と、言葉の使い方に配慮するよう社会に呼びかけています。
なお、編集部で確認したところ、2025年12月に「デジタル自閉症」という言葉を用いた記事が一部メディアで配信されていたことが分かりました。配信当時から言葉の使い方をめぐっては議論が起きており、今回の声明をきっかけに、表現と理解のあり方についてあらためて考える動きが広がりそうです。
比喩的造語である「デジタル自閉症」の使用に反対します。
子どもがスマホなどを長時間視聴することで現れる子どもへの悪影響を「デジタル自閉症」と最近呼ぶ人がいますが、これは自閉症への誤解を生み、偏見を助長します。…
— 一般社団法人日本自閉症協会 (@asjoffice) January 5, 2026
<参考・引用>
一般社団法人日本自閉症協会(@asjoffice)






























