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【三生医薬】植物性カプセルの規格外品をたい肥に再生

update:
三生医薬株式会社
~ 地元企業と連携し、地域農業の土づくりへ。年間約324㎥の廃棄物削減を見込む ~



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154304/22/154304-22-d7ad992517b2efd84e675e570c1cb2d9-1000x667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


● 健康食品・サプリメントOEM製造を手がける三生医薬株式会社(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:今村 朗)は、海藻由来の寒天・カラギーナンや、トウモロコシ等に由来するでんぷんなど、食品として広く使用されている植物原料を用いた当社カプセル(※)の製造過程で発生する規格外品を、たい肥として再生し、地元農業の土づくりに活用する資源循環プロジェクトを開始しました。

● 本プロジェクトは、これまで有効活用が難しかった植物性素材の規格外品を「廃棄物」から「資源」へと転換する取り組みであり、環境負荷の低減と地域との共創に貢献するものです。庵原興産株式会社(静岡県富士市)および株式会社アサギリ(静岡県富士宮市)と連携し、地域内での資源循環モデルとして運用します。
本件の3つのポイント:
1.規格外の植物性カプセルをたい肥化し、地域農業の土づくりに活用
2.地域企業との連携により「前処理→たい肥化→農地」の循環スキームを構築
3.年間約324m³(約324,000L)の廃棄物削減を見込み、SDGs目標12にも貢献


■ 取り組みの背景:廃棄物を「資源」へ-ものづくり現場から始まる循環の発想

三生医薬が本プロジェクトを開始した背景には、カプセル製造過程で一定量発生する形状不良や規格外カプセルの取り扱いという、製造現場に共通の課題があります。これらは従来、産業廃棄物として処理されてきました。

一方で、当社では寒天・カラギーナン・でんぷん等の植物原料を用いたカプセルを製造しています。ゼラチンなどの動物性原料とは異なる素材特性に着目し、規格外品についても「廃棄するのではなく、資源として再活用できないか」という発想から、本プロジェクトがスタートしました。

三生医薬は「環境目標2030」を掲げ、製造を担う企業としての責任と、地域社会への貢献を両立させる経営を進めています。世界の人々の心と身体の健康に貢献する企業であるからこそ、製品そのものだけでなく、そのつくり方にも向き合う必要があると考えました。

そこで、廃棄物削減と資源循環を同時に実現する仕組みとして、廃棄物処理・リサイクル事業を手がける庵原興産株式会社(静岡県富士市)、たい肥製造・販売を行う株式会社アサギリ(静岡県富士宮市)と連携し、地域に根ざした資源循環モデルの構築に踏み出しました。
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当社が製造する植物性カプセル
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富士宮市人穴にあるアサギリのたい肥工場


■ 地域の力をつなぎ、循環を“仕組み”として成立させる

製造工程で発生した規格外の植物性カプセルは、まず庵原興産にて適切な前処理が行われ、その後、富士宮市人穴にあるアサギリのたい肥工場へと運ばれます。工場では他の原料と混合し、発酵槽で約60℃の高温状態を24時間以上維持することで、微生物の働きによる分解を促進します。水分量の調整や攪拌を繰り返しながら発酵を促し、自然の力を最大限に活かしたたい肥へと再生されます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154304/22/154304-22-0c3cabebe03608dc6af8f40fcf3770a2-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


発酵過程では強い臭気が発生しますが、アサギリでは水流式脱臭システムなどを導入し、周辺環境への影響を最小限に抑える運用を徹底しています。富士宮地域は全国有数の酪農地帯であり、かつては牛ふんの放置による臭気や害虫、メタンなどの温室効果ガス排出が課題となっていました。現在では、地域で発生する牛ふんの約3分の1をアサギリが処理し、たい肥として再利用することで、環境改善と資源循環の両立を実現しています。

完成したたい肥は牛ふんを約50%含み、栄養価が高く、地元ホームセンターなどを通じて富士・富士宮地域の農家へと届けられています(取材時点)。また、たい肥の一部は県外にも出荷されており、地域農業を支える資材として活用が広がっています。

■ 農家の実感が示す、地域循環の価値

三生医薬の厚原工場(静岡県富士市)近くでも、このたい肥を活用する農家があります。今回取材したYAMATARO F&C代表・山村達也氏は、富士地域で12か所の畑を管理し、年間約20種類の野菜を栽培しています。

「私の畑では、昨今の異常気象や傾斜地の影響で土壌の水分や栄養が流れやすく、野菜の生育にばらつきが出ることが課題でした。こうした中、たい肥を使うことで、土壌の状態が以前より安定しやすくなったように感じています。農家にとっては心強い存在です。さらに、輸送コストの高騰が続く中、地元で良質なたい肥が手に入ることは大きな助けになっています」と語ります。

山村氏の畑で育った野菜は、富士市内のスーパー「マックスバリュ」6店舗や、畑の目の前にあるカフェ「YUHOBI Cafe」で販売・提供されています。畑から徒歩10秒でカフェへ直送されるこの魅力的な仕組みは、地域ならではの強みを活かし、採れたての野菜を楽しめるサステナブルな食体験を生み出しています。
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アサギリのたい肥を入れた畑で育つミニ白菜
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YUHOBI Cafeで提供される野菜をつかった料理


■ 規格外カプセルから始まる資源循環――三生医薬が描くサステナブルな未来

本プロジェクトにより、三生医薬は年間約324㎥(約32万4,000L)の廃棄物削減を見込んでいます。これはSDGs目標12「つくる責任、つかう責任」への具体的な貢献にあたります。
この取り組みが生み出す価値は、廃棄物削減にとどまりません。
- 地域企業との新たな協働
- 農業の生産性向上
- 地域経済の循環と活性化

三生医薬は、地域に根ざした活動を基盤としながら、世界中の人々に「心と身体の健康」という価値を届ける企業として、つくる責任を果たしながら、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

■ 関係者コメント

庵原興産株式会社 施設事業部部長 森氏 (廃棄物処理・リサイクル事業)
「三生医薬との協働により、これまで産業廃棄物として処理されていたカプセルを資源として再活用できる仕組みが生まれました。地域内での循環を実現することで、環境負荷の低減だけでなく、廃棄物処理の新しい可能性を広げる取り組みだと感じています。」

株式会社アサギリ 代表取締役 簑氏 (たい肥製造・販売事業)
「植物性原料のカプセルはたい肥化に適した素材であり、地域資源を活かした高品質なたい肥づくりに貢献しています。このたい肥は土壌改良に役立つだけでなく、地元農家の生産性向上や安定した作物づくりを支えています。地域で循環する仕組みが広がることで、農業の持続可能性が高まり、地域経済の活性化にもつながると考えています。」
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左から:庵原興産株式会社 森氏、YAMATARO F&C 山村氏、株式会社アサギリ 簑氏


■ 本件にお問い合わせ先

地域資源循環プロジェクトや当社カプセル製剤に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
三生医薬株式会社
広報担当 藤作(ふじさく)
Email: kenichi.fujisaku@sunsho.co.jp


■ プロジェクト参画企業概要【順不同】

【庵原興産株式会社】
・所在地: 静岡県富士市北松野1805-7
・代表者: 代表取締役 加藤 修
・事業内容: 産業廃棄物処分業、リサイクル事業など
・URL: https://ihara-kohsan.co.jp/


[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154304/22/154304-22-b37e62a15de4b114b6199e048b55aadd-321x157.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



【株式会社アサギリ】
・所在地: 静岡県富士宮市人穴203-51
・代表者: 代表取締役 簑 威賴
・事業内容: 再生資源事業、肥料販売事業など
・URL: https://asagiri.info/


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【YAMATARO F&C】
・所在地: 静岡県富士市大渕2474-36
・代表者: 山村 達也
・事業内容: 農作物の生産、販売
・URL: https://yamatarofc.com/


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※ 三生医薬の植物性カプセルについて

三生医薬の植物性カプセルは、寒天・カラギーナン(海藻由来)や、でんぷん(トウモロコシ等由来)など、食品として広く使用されている植物原料を用いたカプセルです。
本プロジェクトで再活用の対象としているのは、これら植物原料を用いたシームレスカプセル(液体が界面張力により球形になろうとする性質を利用して製造される、継ぎ目のないカプセル)の規格外品に加え、植物性ソフトカプセルの製造過程で発生する副産物(ネット状の皮膜)等です。


[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154304/22/154304-22-84cec7eddc9db5745e7b99ff0930c2cb-294x196.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


植物性カプセルは、ヴィーガン対応や宗教的配慮、アレルギーリスクへの配慮などの観点から、動物性原料(ゼラチン等)を用いたカプセルと併せて、商品設計の選択肢の一つとしてご提案しています。
三生医薬株式会社について
【所在地】静岡県富士市厚原1468(本社)
【代表者】代表取締役社長 今村 朗
【設 立】1993年11月
【資本金】1億2,338万9千円
【売上金】286億円(2025年3月期)
【従業員】830名(2025年4月現在)
【事業内容】健康食品、医薬品、一般食品、雑貨等の企画・開発・受託製造
【会社HP】https://www.sunsho.co.jp


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