両替もカードも不要、LINEひとつで遊びから景品交換まで完結するクレーンゲームの新しい仕組みが、千葉県船橋市の「クレーン横丁 極(きわみ)」でスタートします。
展開するのは株式会社イオンファンタジー。新システムは「横丁手形-ヨコパス-」という仕組みで、IoTデバイスとLINEミニアプリを組み合わせた運営モデルで、業界初(※イオンファンタジー調べ)です。
最初に導入されるクレーンゲーム専門店「クレーン横丁 極 コーナン船橋花輪インター店」は、コーナン船橋花輪インター店1階に2月10日にオープンする店舗です。約2400平方メートルの広さを誇る同社最大級の店舗で、千葉県初出店となります。石橋店(栃木県下野市)に続く2号店としての展開です。
そして注目なのが、LINEミニアプリとつなぐIoTデバイスが搭載されるのは店内約370台すべてという規模感。全台をまとめて制御する仕組みは、運営DXとしてもかなり大がかりです。
従来のクレーンゲームでは、100円玉への両替やプリペイドカードの発行・チャージが必要でした。新システムではこうした手間を省き、スマホだけで遊べて、さらにお得なポイントも貯まる「ラク・トク」体験を提供するとしています。
ヨコパスでは、事前にバリュー(ハウスマネー)をチャージして遊ぶ「チャージ払い」(店内精算機払いで現金にも対応)と、PayPayなどの電子決済を用いて1プレイごとに支払う「都度払い」の2つの決済モードを用意。チャージ払いには金額に応じたオマケのバリューが付き、さらにどちらの支払方法でも100円につき1ポイントが付与されます。
遊び方はゲーム機に貼られた二次元コードをLINEミニアプリで読み取るだけ。回数を選択するとすぐにプレイが開始され、バリューやポイントの残高や履歴もスマホ上で確認できます。
そして、貯まったポイントの交換もLINEミニアプリ上で完結。希望するプレゼントを選び、スタッフの二次元コードを読み取ることで、その場で受け取ることができます。ポイント残高や履歴もスマホで確認できるため、失効リスクの軽減にもつながるとしています。
つまり、単にキャッシュレス化するだけでなく、遊ぶ→貯める→交換するまで全部LINEの中で完結してしまうのが、この仕組みの大きな特徴。ゲーセンの“アナログさ”が一気にデジタル化するような新しい体験になりそうです。
またこの仕組みにより、運営側は利用データを蓄積できるようになります。同社は店舗運営の省人化や効率化を検証するとともに、クーポン配信など「One to Oneマーケティング」を推進する方針です。











































