バレンタイン目前の毎年1月頃になると、様々な企業から新商品が発売されます。それぞれ工夫を凝らした商品ばかりなので、毎度目移りしてしまうものですが……しかし定番商品だからこそ、人気を集める商品もあるのです!

 それが今回紹介する、通称「ドス恋チョコ」。両国国技館でお土産物として販売されているもので、バレンタイン限定の商品というわけではありません。が!変わったチョコレートを送りたい!という人たちから注目をあつめ、数年前ネット上で大きな話題となりました。

 当時、編集部でも商品をとりよせ紹介したのですが、その際紹介したのは同じ両国国技館で販売されている「デラックス角力チョコレート」(税込2160円)。話題となっていた「角力チョコレート」(税込1300円)は当時残念なことに売り切れており、取り寄せることができなかったのです……。ちなみにこのチョコレート、両国国技館の売店以外に、国技館サービス株式会社が運営する通販サイト「相撲銘品館」でも販売されています。

 というわけで、数年越しに手に入れた国技館銘菓「角力チョコレート」。早速開けてまいります。前回紹介した「デラックス角力チョコレート」と決定的に違うのは、封入されたチョコの数。デラックスが一回り大きな横綱をいれて5個なのに対し、こちらは通常サイズの力士が10個に大きな横綱2個の計12個。さらにデラックスにはなかった、行司と呼出しまで入って合計14個。これだけあったら、チョコ相撲ができそう……。


 デラックスはデラックスで、力士の数が少ないかわり、レーズンチョコ(白)とコーヒービーンズチョコ(黒)、それに胡麻チョコ(金の包み)が入っていたので、値段相応、様々なチョコレートの味を楽しむことができましたが、純粋に縁起を担ぐならば確かにこちらの方がよさそうですね。



 なお、チョコレート1個1個はかなりの厚みがあり、横綱が8~10ミリ、力士が5~6ミリあります。厚みはデラックスと変わりなく、食べ応えは充分。これで気になるあの人とがっぷり四つになり「決まり手は押し倒し」となるかどうかはわかりませんが、間違いなくネタとしては受けるのではないでしょうか。

 バレンタインは既に明日に迫っているのでもう間に合わないかもしれませんが、照れ隠しの冗談交じりで告白ツールとしても使えるかもしれませんね。くれぐれも土俵際で「うっちゃり」を食わないよう、お気をつけを。

(宮崎美和子)