ゲームをプレイしている時に、内部のプログラムに不具合が起き、予期せぬ動作をすることを一般的に「バグる」と言います。例えば手に入らないアイテムを手に入れる事が出来たり、歩けない場所を歩けたりとバグが引き起こす現象は多種多様ですが、そんなバグを現実で起こしてしまった猫がツイッターにあらわれました。

 「ゲーム中、地面のアタリ判定バグって埋まっちゃったみたいな写真が撮れました」

 こう紹介されている写真には、首から下が地面に埋まってしまったかのように見える猫ちゃんの姿が写っています。3Dポリゴン創成期のゲームにはこのようにテクスチャをすり抜けてしまうバグを見かけましたが、まさか現実でも見られるとは……筆者も笑いを抑えられませんでした。

 写っているのは丸山カネキリカさん(@Kirika_ma_cos)の飼い猫ヤマダさん(16歳/オス)です。写真自体は、ヤマダさんの香箱座り姿を正面から撮ったものなのですが、ゲームのバグに例えるつぶやきが何ともユニーク。ツイートには4万件を超える「いいね」が付くなど、大きな盛り上がりを見せています。

上から見るとこのような姿勢

 普段からよくゲームをプレイしており、大会に参加することもあるという丸山カネキリカさん。特に狙って写真を撮ったわけではなく、いつものようにヤマダさんの写真を撮影していた際に、たまたま正面から撮った写真がこのように写っていたそうです。撮影後に写真を見て「ゲームのバグっぽいな」と感じツイートしたとのこと。

「解せぬ」と言わんばかりの表情のヤマダさん

 ツイートの返信欄にはバグのように見える状況に対するコメントのほか、「解せぬって顔してるw」「チベットスナギツネみたいな顔」とヤマダさんが見せた表情に対するツッコミも多くみられます。目をつり上げ、神妙な面持ちでカメラを見つめるヤマダさん。撮影時に何かあったのでしょうか?

 ヤマダさんの表情について丸山カネキリカさんにたずねると「おそらく眠かったのだろうかと……」と推察。決して怒っているわけではないとのことで一安心しました。表情も含めて、たくさんの方を笑顔にしたヤマダさんでした。

<記事化協力>
丸山カネキリカ/ヤマダさん(@Kirika_ma_cos)

(山口弘剛)