感染症予防やハウスダスト対策のため、部屋を掃除する際は寒い冬であっても、換気は必須です。その間、部屋を通る冷たい空気を我慢する必要がありますが、それは同居する猫ちゃんも同じだった模様。

 換気のため家中の戸を放たれ、暖かい場所がどこにもなくなり行き場を失ったヌンヌンちゃん。テーブルにのり、外を見つめているその背中からはどこか哀愁が漂っています。

 ヌンヌンちゃんは漫画家の六花チヨさん(@ROkUHANA00)宅で生活しています。寒さを苦手とする猫ちゃんは多いですが、ヌンヌンちゃんも寒い日は一日中ストーブの前から離れないそう。

ヌンヌンちゃんの哀愁漂う背中がたまりません

 掃除の際は戸を開け放って行う六花さん。その際ヌンヌンちゃんはいつもポツンと一か所にとどまっているのだそう。よく見るとテーブルの上にある新聞紙に乗っていますが、せめてもの寒さしのぎにしているのかもしれませんね。

 この様子見た六花さんは「申し訳ないですが、途方に暮れた様子がかわいかったです」と写真に収めずにはいられなかった模様。撮った写真はヌンヌンちゃんの哀愁漂う背中がたまらない、なんとも味のある1枚となりました。

 投稿には12万件以上の「いいね」が付き、「せめて新聞紙の上で暖を取ろうとしているのが切ない」「寂しげな背中がかわいそうだけどかわいい」と多くの方がヌンヌンちゃんの後ろ姿に魅了された様子です。

ストーブの前で暖を取るヌンヌンちゃん

 その後、掃除が終わり再びストーブが点火されると、ヌンヌンちゃんはすぐにいつものポジションへ。先ほどまでの丸く縮んだ背中と異なり、シャキッと伸びた背中からは「待ってました!」という声が聞こえてくるようです。

<記事化協力>
六花チヨさん(@ROkUHANA00)

(山口弘剛)