おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

日本企業初、カヤックがゲーム内音声広告スタートアップOdeeo(オディーオ)へ出資

update:
株式会社カヤック
~CVCの一環としてグローバル市場での事業拡大を支援、日本市場への本格導入も視野に~



株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役 CEO:柳澤大輔、東証グロース3904、以下「カヤック」)は、グローバルで急成長を遂げるゲーム内音声広告プラットフォームを開発・提供するSonic Odeeo Ltd.(本社:イスラエル・テルアビブ、CEO:Amit Monheit、以下「Odeeo」) に対し、2025年9月4日付で米ドル100万ドル(約1.5億円)の出資を実施したことをお知らせいたします。
本出資は、日本企業として初めてOdeeoへの参画であり、カヤックの推進するコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)活動の一環となります。
今回の出資により、Odeeoはグローバル市場での事業拡大および音声広告プラットフォームのさらなる開発を加速させるとともに、日本市場への本格導入も視野に入れています。カヤックは、自社のハイパーカジュアルゲーム事業においてOdeeoの技術を活用し、プレイヤーの体験を損なわない新たな収益モデルの構築と、国内外における広告収益拡大を目指します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14685/864/14685-864-27d3f5823bc8c7bf60fd4291b460274a-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


Odeeoについて

Odeeoは、モバイルゲームに特化した音声広告技術を開発・提供し、従来のフルスクリーン広告に代わる「ゲーム体験を妨げない広告フォーマット」として世界的に注目を集めています。
すでに欧米や中東を中心に1500タイトル以上のモバイルゲーム及び主要モバイルゲーム会社に導入され、急速にプレゼンスを拡大しています。
また、ゲーム分野のトップVCである Play Venturesや韓国最大級のアーリーステージ投資ファンドのひとつである Atinum Investmentなども出資しており、これまでの総調達額は
1,500万ドル(約22億円)に達しています。

出資の背景と狙い

モバイルゲームにおける音声広告は、BGMのように自然に再生できるため、従来のコンテンツ遮断型広告に比べてプレイヤーの体験を損なわずに広告効果を発揮できる新たな広告手法として注目を集めています。
2029年のゲーム内広告市場は約24兆円規模に達すると見込まれており、そのうちOdeeoは音声ベースの非侵入型広告市場を約1,200億円規模と想定しています。
カヤックでも、2025年に自社のハイパーカジュアルゲーム『Eating Simulator』にて、Odeeoの広告フォーマットを試験導入した結果、広告収益が約4%増加する結果が確認されました。ゲーム進行を止めずに収益化を図れる設計は、継続率への影響を最小限に抑えつつ収益向上を実現できる点で有効であると考えています。

今後の展望

今回の出資を通じ、カヤックは以下の取り組みを推進してまいります。
- Odeeoと連携し、日本市場におけるゲーム内音声広告の普及を加速
- 自社タイトルへのさらなる導入・収益モデル拡大
- 国内外のパートナー企業との協業強化による成長戦略の実現

カヤックは、CVC活動を通じて将来性あるグローバル企業との連携を深め、株主価値の最大化と持続的な成長につなげてまいります。
Odeeo CEO コメントAmit Monheit氏 コメント
カヤック社からの出資は、当社の取り組みに対する強い期待の表れであると受け止めています。カヤック社が持つクリエイティブな企業文化や、コミュニティを第一に考える理念には大いに共感しており、これらは当社が目指すゲーム内広告の戦略とも通じるものです。今後、ユーザーにとって有意義で親しみやすい広告体験を広げていくにあたり、カヤック社の視点が加わることは大きな力となります。これからも当社のミッションに忠実であり続けることで、当社の提供する素敵なユーザー体験が世界中に広がっていき、成長し続けることができると信じています。

面白法人カヤック 代表取締役CEO 柳澤大輔 コメント
モバイルゲーム体験を損なわない革新的な音声広告技術を提供するOdeeoへの出資を通じ、私たちは次世代の広告体験と収益モデルの可能性に大きな期待を寄せています。Odeeoは既に欧米を中心に1500以上のゲームに導入されており、音声による“ながら視聴”広告フォーマットで急成長中です。私たちのゲーム事業においても導入実績があり、広告収益向上に寄与しています。今後は日本市場への展開支援や技術連携を通じ、Odeeoとともに「面白くて持続可能な広告体験」の創造に取り組んでまいります。


Odeeo会社概要
Odeeo はイスラエル・テルアビブに本社を構える、ゲーム内オーディオ広告のリーディングカンパニーです。ゲームプレイを妨げることなくブランドメッセージを届ける独自の広告技術により、開発者にとっては新たな収益源を、広告主にとっては拡大するモバイルユーザー層への効果的なリーチを実現しています。
公式サイト:http://www.odeeo.io
株式会社カヤック(面白法人カヤック)
既成概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で、「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行っています。
面白法人カヤック公式サイト: https://www.kayac.com/
設立   :2005年1月21日
代表者  :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地  :神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 :日本的面白コンテンツ事業 

最近の企業リリース

トピックス

  1. 早すぎた名機「バーチャルボーイ」が令和にまさかの復活 Nintendo Switchでプレイ可能に

    早すぎた名機「バーチャルボーイ」が令和にまさかの復活 Nintendo Switchでプレイ可能に

    9月12日22時から配信された「ニンテンドーダイレクト」にて、「Nintendo Switch On…
  2. 5具材揃ってゴレンジャー!ドムドム新作「スーパー戦隊バーガー」が強敵すぎた

    5具材揃ってゴレンジャー!ドムドム新作「スーパー戦隊バーガー」が強敵すぎた

    ドムドムハンバーガーが9月12日より販売を開始した「スーパー戦隊バーガー」が話題。1975年放送開始…
  3. 俳句とHENTAIが融合!至高のカードゲーム「性癖俳句」爆誕

    俳句とHENTAIが融合!至高のカードゲーム「性癖俳句」爆誕

    世界に誇れる日本の文化「俳句」と、世界に誇りづらい日本の文化「HENTAI」。両者が見事に融合したゲ…

編集部おすすめ

  1. あれー?どこかなー?伸びしろしかない3歳児の“全力”かくれんぼが手強すぎる!

    あれー?どこかなー?伸びしろしかない3歳児の“全力”かくれんぼが手強すぎる!

    子どもにとってかくれんぼは、ハラハラドキドキのスリリングな遊び。自分だけにしか分からないであろう隠れ場所を見つけて「ここなら大丈夫」「絶対見…
  2. プリキュア映画ぬりえコンテスト、第三者による不正応募判明 公式が謝罪と訂正

    プリキュア映画ぬりえコンテスト、第三者による不正応募判明 公式が謝罪と訂正

    アニメ映画「映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!」公式は9月12日、「キミプリ♪ぬりえコンテスト」において…
  3. 短編ホラーゲーム「夜勤事件」、実写映画化決定 2026年全国公開へ

    短編ホラーゲーム「夜勤事件」、実写映画化決定 2026年全国公開へ

    コンビニを舞台にした短編ホラーゲーム「夜勤事件(The Convenience Store)」が、実写映画としてスクリーンに登場へ。開発元の…
  4. まさか髪が消えるとは思わず

    コスプレと背景が完全同化!プリクラ撮影で起きた“悲劇”に「膝から崩れ落ちました」

    コスプレ仲間とプリクラで記念撮影!しかしモニターで出来を確認してみると……。Xユーザーの「Zetsu96」さんが投稿したプリクラ写真に「めっ…
  5. ゲームのバグ?すり抜け?壁に「埋まっている」ように見えるワンちゃん

    ゲームのバグ?すり抜け?壁に「埋まっている」ように見えるワンちゃん

    「ココちゃんは壁をすり抜けます」という一言と共にXに投稿された一枚の写真。写っているのは、まるでゲームのバグで壁に埋まってしまったかのような…
Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

提携メディア

Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト