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Box、AIを活用した次世代のコンテンツ保護機能Box Shield Proを発表

update:
株式会社Box Japan


- 新しいランサムウェア検知機能およびファイル分類と脅威分析のエージェントを公開
- サンフランシスコ開催の年次イベントBoxWorks 2025で新しいイノベーションを披露

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118212/61/118212-61-9aabeb9c317739d91a3ff79fd02b47b8-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


インテリジェントコンテンツ管理 (ICM) プラットフォームのリーディングカンパニーであるBox, Inc. (NYSE: Box) は、本日、主力のコンテンツ保護ソリューションであるBox Shieldをベースに構築された、AI搭載の強力な新しいセキュリティ機能「Box Shield Pro」を発表しました。 Box Shield Proを使用することで、お客様はAIエージェントを活用し、ランサムウェアなどの進化する脅威に対するセキュリティ態勢を積極的に強化し、AI主導の分類を自動的に適用し、エージェントによるインサイトを備えた脅威への対応を加速できます。 Boxは、本日、同社の年次カンファレンスBoxWorksでBox Shield Proなど新機能の詳細を披露する予定です。

Boxのセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、ガバナンス製品管理担当ヴァイスプレジデントであるマノージ・アスナニ(Manoj Asnani)は、次のように述べています。
「進化する脅威の動向に対応するため、組織は直感的でAIを活用したセキュリティ対策を導入し、最も重要なコンテンツを保護する必要があります。Boxは創業当初からセキュリティとコンプライアンスをミッションの中核に据えています。 AIの時代を迎えた今、企業をセキュアに維持するためには、より高度な戦略が必要とされています。 本日発表する機能強化により、企業をデータ漏洩、ランサムウェア、不注意によるオーバーシェアリング(過剰共有)などの脅威から保護するために必要なAI搭載ツールを提供します。」

サンタバーバラ郡公選弁護人事務所の最高財務管理責任者であるディーパク・ブドワニ(Deepak Budwani)氏は、次のように述べています。
「Boxが最も重要な情報の保護に注力しつつ、シームレスで安全なコラボレーションを実現している点が、Boxのプラットフォームを継続的に活用する主な理由です。当事務所では、機密性の高いクライアントデータの保護が不可欠であり、規制当局による調査は絶対条件のため、Box Shieldは、こうしたセキュリティ対策において必須となっています。これにより、法務チームの業務プロセスを妨げることなく、機密コンテンツを積極的に保護することができます。新たな機能により、こうした要求に確実に応える能力がさらに強化されることを期待しています。」

セキュリティエージェントを備えたBox Shield Proの発表
AIエージェントは、業界を問わず、労働力の一員として急速に普及しており、従業員がコンテンツを検索し、分析し、作成する方法を強化しています。企業がエージェント主導の未来へと移行する中、セキュリティも並行して進化する必要があります。Box Shield Proは、新たなAI搭載のセキュリティエージェントと機能により、次世代のコンテンツ保護を実現し、機密データの保護とインシデント対応の迅速化を支援します。また、あらゆるAI操作(インタラクション)がエンタープライズグレードの制御基準を満たしていることを保証します。

新しいBox Shield Proには以下の機能が含まれます。
- AI分類エージェントは、インテリジェントなコンテンツ分析を使用して、検出されたパターン、ファイルコンテキスト、および組織の要件に基づいて機密コンテンツを自動的に分類します。 この新しい強力な自動化ツールにより組織はAI生成コンテンツの急速な拡大に対応できるようになります
- AI脅威分析エージェントは、通知ごとの簡潔な要約を自動的に生成することで脅威アラートを簡素化し、セキュリティ チームがより迅速かつ効果的に対応できるようにします
- ランサムウェアアクティビティ検出は、コンテンツの大量暗号化を検出し、不審なアクティビティをセキュリティチームに即座に警告し、迅速な修復オプションを提供することで、Box DriveとBoxのすべてのアプリをプロアクティブに保護します


Box Shield Proの活用例は以下の通りです。
- 金融サービス企業は、AI分類エージェントを使用して機密文書に自動的にラベルを付け、ランサムウェアアクティビティを検出して標的型攻撃から保護することで、顧客の機密データを保護できます
- 医療機関は、AI脅威分析エージェントを使用して、疑わしいファイルアクティビティに関するリアルタイムのアラートを受信することで、患者情報を保護し、HIPAA コンプライアンスに対応します
- 法律事務所は、AI分類エージェントを活用して、秘匿性の高い法的文書を分類してAI脅威分析エージェントにより異常なアクセスパターンからのリスクを最小限に抑えることができます
- 政府機関は、機密性の高い記録を分類し、不審な動作を継続的に監視することで、規制要件の遵守を確保し、市民データの保護を強化できます
- 教育機関は、自動分類を適用し、コラボレーションワークフロー内で悪意のあるアクティビティを検出することで、学生の記録や学資援助文書、研究データを保護できます


Boxは設立以来、セキュリティとコンプライアンスをミッションの中核に据え、組織が機密データを保護しつつ、生産性とコラボレーションを促進する支援を提供してきました。このコミットメントが、2019年のBox Shieldの提供開始につながり、コンテンツ管理ワークフローに組み込まれた脅威保護とData Loss Prevention(データ漏洩防止)機能を提供しています。これまでに、マルウェアの深層スキャン、自動分類、異常行動アラートなどのイノベーションでBox Shieldの機能を拡張してきました。この度、Box Shield Proを通じて、Boxはこの実績ある基盤をAI時代へと拡張し、企業が高度なインテリジェンスと制御を活用して、すべてのファイル、ワークフロー、AIエージェント操作(インタラクション)を保護できるようにしています。

Moor Insights & Strategyでヴァイスプレジデント兼主任アナリストを務める メロディ・ブルー(Melody Brue)氏は、次のように述べています。
「AIエージェントがコンテンツワークフローに広く採用されるにつれ、組織は機密データの分類・分析・意思決定を自律的に行うシステムを保護する上で新たなセキュリティ課題に直面しています。従来のセキュリティプロトコルは、これらのエージェントを機械の処理速度で管理するよう設計されていません。Box Shield Proが採用するセキュリティ制御をAIエージェントの運用に直接統合するアプローチは、人間の監視が現実的でない状況でもサイバーセキュリティを維持できる方法を備えています。」

提供形態
新しいBox Shield Pro機能は、現在のShield、Enterprise Plus、およびEnterprise Advanced プランのお客様向けにアドオン製品として、今年の後半に提供開始を予定しています。

*本プレスリリースは、米国カリフォルニア州で現地時間2025年9月11日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

Boxについて
Box (NYSE: BOX)はインテリジェントコンテンツ管理(ICM)プラットフォームのリーディングカンパニーです。Boxのプラットフォームは、企業のコラボレーション促進や、コンテンツのライフサイクル全体の管理、重要なコンテンツの保護、そしてエンタープライズAIによるビジネスワークフローの変革を実現することを目指しています。2005年に米国で設立され、アストラゼネカ、JLL、モルガン・スタンレーなどを含む大手グローバル企業や日本では約21,000社および日経225の84%の企業の業務効率化を支援しています。
Boxは、カリフォルニア州レッドウッドシティーに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。また、Box.orgでは、非営利団体のミッション実現を支援するために多様な活動を行っています。
株式会社 Box Japan は2013年に設立された日本法人です。日本国内の情報については、下記のサイト「Box Square」で随時更新しています。
https://www.boxsquare.jp/

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