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過去を超え、常識を超え、国境を超え2040年の日本をデザインするシンポジウム

update:
東京学芸大学教育インキュベーション推進機構
-今を生きる私たちのミッション-



このたび、OECD教育スキル局政策助言・実施課長パウロ・サンティアゴ氏を迎え、教育を通した2040年のウェルビーイングな未来創造に向けて、日本の教育の課題と可能性を多角的に考えるシンポジウムを開催します。
日本は今、多くの国が今後直面するであろう深刻な課題の中に生きています。出生数の急激な減少、加速する高齢化、労働力不足、格差の拡大、増大する財政的・社会的圧力。これらの力はすでに地域社会、労働市場、民主主義のあり方を変容させつつあり、全く異なる時代を想定して設計された教育システムの限界を露呈しています。
「過去を超え、常識を超え、国境を超え、2040年の日本をデザインする―今を生きる私たちのミッション―」は、国内外から登壇者を招き、参加者が多様なステークホルダーの視点から「2040年の日本」のシナリオを構想する機会を提供します。
OECDの協力も得て、国際と国内が普段着感覚でつながり、共創してきた2040年の未来実装の取り組みを、更にエコシステムでデザインし、加速させていくためのスタートの場としたく、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
パウロ・サンティアゴ 経済協力開発機構(OECD) 教育・スキル局 政策助言・実施課長

OECD教育・スキル局における政策助言・実施課の課長として、加盟国およびパートナー国に対し、教育政策全般に関するエビデンスに基づく助言を主導している。これには、初等・中等教育から高等教育まで、教育のあらゆる分野が含まれる。 サンティアゴ氏は2000年にOECDに入局し、教育・スキル局のアナリストとして、教員政策、高等教育政策、教 育における公平性、教育評価とアセスメント、学校教育における資源活用、教育資金など、幅広い教育政策分野を対象とした国際比較レビューを数多く担当してきた。これらの取組を通じて、OECDの政策指針、包括的な分析の枠組み、今後のデータ収集のための開発的作業、そして各国の実践に関する豊富な知見を有している。また、これまでに25か国以上において、教員政策、高等教育政策、教育評価政策、学校資源活用に関するレビューを主導している。ノースウェスタン大学にて経済学の博士号を取得。
●開催概要
-日時:12月11日(木)14:30~17:30(14:00開場)(日本時間)
-開催方法:ハイブリッド(会場+オンライン)
-対面会場:全国町村議員会館 〒102-0082東京都千代田区一番町25番地
     (オンラインはZoom(ミーティング形式)により実施)
●参加申込
下記フォームよりお申し込みください。
参加登録フォーム:https://forms.gle/5wtMPnGRdr1fYJv26


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/62740/56/62740-56-53aa0cda92333269fd68bcd58ec13306-270x270.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


●ワークショップ概要(ドラフト)
内容は以下の3本柱を予定しています。
1.パウロ・サンティアゴ課長による基調講演
2.OECD Education2040 グローバルフォーラム報告
3.2040年の日本にホンキで備える:
データの先にある暮らしと未来シナリオから、教育・保育のこれからを考える

プログラム(案)
14:00       開場
14:30-14:35  1.開会式
14:35-15:30  2.基調講演
     パウロ・サンティアゴ 氏 
       経済協力開発機構(OECD) 教育・スキル局 政策助言・実施課長
     登壇者:
     ・占部まり氏(内科医/宇沢国際学館代表取締役)
     ・横山直 氏(政策研究大学院大学教授(内閣府から派遣)/元OECD経済局エコノミスト)
15:30-15:40    休憩
15:40-16:30  3.OECD Education 2040 グローバル・フォーラム:
         国際研究・国際対話から日本への示唆ースロバキア・ホスト

※OECD Education2040 グローバルフォーラムは、OECDが主催する国際会議です。2025年のグローバルフォーラムは、11月24日~26日にスロバキアのプラチスラヴァで実施されました。テーマは、「AI時代におけるカリキュラムの変革(Curriculum Transformation in the Era of AI :Changing ‘What to Learn’ and ‘How to Teach’)」です。グローバルフォーラムの成果を、日本の皆様に共有させていただきます。

  3.1 グローバルフォーラムからの報告:
 ・焦点1:AIのカリキュラム分析への活用をめざす概念検証研究(フェーズ1):
  吉田塁氏(東京大学大学院工学系研究科 准教授。文部科学省 学校戦略DXアドバイザー)
 ・焦点2:効果的で持続可能なカリキュラム実装のためのティーチングコンパス:
  Suzanne Choo氏 (Associate Professor, National Institute of Education, Singapore)
 ・焦点3:エコシステムで臨むカリキュラム変革:
  ルーマニアの学生

 3.2 グローバルフォーラム対面参加者によるパネルディスカッション
 (生徒、教師、教師を目指す学生、研究者・民間グループからの参加者)

 3.3 発表へのコメント
 ・パウロ・サンティアゴ 氏 (OECD 教育・スキル局 政策助言・実施課長)
 ・兒玉和夫氏(元 OECD日本政府代表部特命全権大使)

16:30-17:20  4. 2040年の日本にホンキで備える:
       データの先にある暮らしと未来シナリオから、教育・保育のこれからを考える

 4.1 概要説明

 4.2「2040年の日本」(データの先にある暮らしと教育・保育のかたち)
「2040年の日本」を、統計や予測グラフの奥にある「実際の暮らしと子どもたちの日常」としてイメージしてみるパネルディスカッションです。各パネリストが「自身のリアルな原体験・想い」から出発し、「もしこうなったら?(What if シナリオ)」という未来の日本像を描きます。そのうえで、そのシナリオ社会のもとで教育・保育はどうあるべきか/今から各自が何を始められるかを議論します。
日本OECD共同研究で取り上げる人口減少・過疎化、自然災害、国際化、経済・デジタル社会という4つの切り口から、「2040年の日本にホンキで備える」ための具体的な一歩を考えます。
・2040年に向けた人口減少・過疎化 
・2040年に向けて自然災害対策
・2040年の国内外の国際化ー生徒学生ー
・2040年の経済・デジタル社会

4.3 発表へのコメント・未来に向けてのエールや提案
・パウロ・サンティアゴ 氏(OECD 教育・スキル局 政策助言・実施課長)
・兒玉和夫氏(元 OECD日本政府代表部特命全権大使)

17:20-17:30  5.閉会式
  閉会のご挨拶
  大野 彰子氏
 (文部科学省 国立教育政策研究所 所長特別補佐(国際共同研究担当)(併)文部科学戦略官)


対面取材(全国町村議員会館)も歓迎いたします。取材をご希望の方は、下記照会先まで、会社名、氏名、連絡先(メール・電話)、取材方法(対面もしくはオンライン)を、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ>
東京学芸大学 日本OECD共同研究
国際共創プロジェクト事務局  Email: collective@u-gakugei.ac.jp

ご参考:
● OECDラーニングコンパス 
◆コンセプトビデオ(日本語訳)→こちら
● OECDティーチングコンパス 
◆概要資料 → こちら 
◆日本語訳(日本の文脈を考慮して意訳や注釈含めた特別翻訳) → こちら

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