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リリースプラス

VRChatコミュニティ発のファッションショー「VRCコレクション」イベントレポート

update:
株式会社RATEL
魅せたい人たちの“特別な夜”が、特設ワールドを埋め尽くした1時間。



2025年12月5日、バーチャルSNS「VRChat」内の特設ワールドにて、アバター・ファッションショーイベント「VRCコレクション」が開催されました。
コミュニティを主体とした運営委員会に加えて、運営協力として株式会社RATELが参加し、プロクオリティの演出と配信技術によって、VRならではの没入感と熱量を兼ね備えた“特別な夜”が実現しました。

本レポートでは、その熱狂の一夜をプレイバックします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-ac7172a396231ee72cffbfd5954dbb20-3900x2194.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

VRCコレクションとは
VRCコレクションは、VRChat上で多彩なアバター文化を楽しむプレイヤーが集まり、“魅せたい自分” を思い切り発揮できるコミュニティ主導のバーチャル・ファッションショーです。

VRChatには、アバタークリエイター、モデラー、衣装デザイナー、そして自分の“好き”を追求するプレイヤーが日々集まり、現実では不可能な形状・質感・身体性・表現を兼ね備えた、多様なアバター文化が発展し続けています。
VRCコレクションは、その圧倒的な創造力を 「ショーとして魅せる」 ことに特化したイベントシリーズとして誕生しました。

照明・演出・音楽が連動する専用ランウェイを歩きながら、「かわいい」「かっこいい」「美しい」「ユニーク」──そのすべてを自由に表現します。
観覧者は、まるで現地のショーを最前列で見ているかのような臨場感で、VRならではの光、空間演出、身体表現をリアルタイムで体験することができます。

“アバター文化を、もっと美しく。もっと自由に。”
VRCコレクションは、そんな想いから始まった、VRChatにおける新しいカルチャーショーケースです。

【イベント概要】
・イベント名: VRCコレクション (略称 : VRCC)
・開催場所: VRChat(専用ワールドにて)
・開催日: 2025年12月5日 (木) 20:00~
・主催: VRCコレクション運営委員会
・運営協力: 株式会社RATEL
・配信: 公式YouTubeチャンネル
・公式X : https://x.com/VRC_collection
・MC:Esuke
・出演者(一部) ※敬称略
 ・ふゅーりー
 ・みりめーとる
 ・龍飛
 ・アムリタ
 ・よいちょ。
 ・Asahina_Himari
 ・icchiy
 ・Alfine
 ・雪猫リン
 ・Fuyuchi_

※本イベントはVRChat内で開催されるユーザー主催イベントです。内容・演出は開発元とは一切関係ありません。
※本イベントはVRChatの規約を遵守して運営しています。
VRだから叶う「理想のランウェイ」
本イベントのために制作された専用ワールドは、中央にX字型のイベントロゴが輝くランウェイと観客席、その奥に複数の巨大LEDスクリーンと個別の制御が可能なムービングライトを備えた、本格的なステージ構成。
- 黒を基調としたステージに、ネオンやスポットライトが走る近未来的なライティング
- モデルの衣装や楽曲に合わせて変化する光演出
- 複数の視点や映像を切り替えるバーチャルカメラスイッチングシステム

といった演出が組み合わさり、配信視聴者にも「最前列以上」の臨場感が届けられました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-2a73ff4347b2a312ccf26a535c3c1c38-3840x2160.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
メインステージ
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-0337a2f3d170ff9e66a78eeb271aebaa-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
バーチャル映像オペレーター

モデルハイライトレポート
◆ ふゅーりー
トップバッターを飾ったのは、黒レザージャケットを纏ったふゅーりー氏。
スタッズや安全ピンでカスタムされたジャケットに、グレーのインナーを合わせたハードなスタイルは、アバター改変への情熱とロックスター的カリスマ性を同時に感じさせます。

サングラス越しに覗く挑発的な視線と、両手を広げた堂々たるポージングは、まさにカリスマ。
オープニングにふさわしい、会場を自分の色に染め上げるステージングでした。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-3abbe5ff76860c63ec43ef4496dc1bc2-3334x1875.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ みりめーとる
みりめーとる氏のスタイリングの核となるのは、極端なまでのシルエットの対比です。
上半身は、肩を落としたルーズなオーバーサイズの黒ジャケットで覆い、袖口から指先だけを覗かせる「萌え袖」スタイルでアンニュイな雰囲気を強調。

その一方で、インナーにはタイトなクロップドトップスを合わせ、健康的なウエストラインを大胆に見せることで、ルーズさの中に絶妙な「隙」とセンシュアルな魅力を生み出しています。
カメラを見下ろす気だるげな視線と、力の抜けたポージング。そのすべてが「みりめーとる」という唯一無二のブランドを確立しており、観る者の心に深く刻まれるステージングでした。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-121b5a0eed8825dcc5abf1148ccaac4d-3840x2160.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ Alfine
ランウェイの空気を一瞬で和ませたAlfine氏は、ブラウンとベージュを基調としたアースカラーで統一し、トレンド感のあるストリート・カジュアルをガーリーに落とし込んだスタイルで登場しました。

ベージュのキャップには、遊び心あふれる猫耳があしらわれており、カジュアルな中にもファンタジックな可愛さを演出。 胸元で輝くのは、存在感のある王冠モチーフのネックレス。
インナーのキャミソールにプリントされた「NEKOMUREX」のロゴや猫のグラフィックと相まって、ポップな個性を主張しています。
ランウェイで見せる屈託のない笑顔と、大きく手を振るファンサービスたっぷりのポージングは、まさに会場のアイドル。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-ec1546216c71cfef9af9d008d9a0e649-3463x1948.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ 龍飛
全身を包むのは、ベージュとブラウンを基調とした大判チェック柄のセットアップ。
オーバーサイズのジャケットと、ストラップやポケットが複雑に配置されたボトムスは、単なるカジュアルウェアを超えた重厚な構造美を感じさせます。
大胆に露出されたウエストには、繊細なブラックのタトゥーが刻まれており、健康的なセクシーさとハードな印象を同時に演出しています。

指先には複数のシルバーリングを重ね付けし、爪にはブラックネイル。
細部まで「強さ」へのこだわりが貫かれています。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-bc1da2ca39ded1073def2b9a9e3c8ba9-3700x2081.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ よいちょ
スタイリングの主役は、重厚感のあるテクスチャが印象的なダークグレーのテーラードジャケット。
インナーに黒のタートルネックを合わせることで、知的でフォーマルな上半身を作り上げています。

しかし、ボトムスにはあえてハードなダメージ加工が施されたグレーのスキニーデニムを投入。
この「きちんとしたジャケット」と「着古したデニム」のギャップが、型にはまらない彼の余裕とファッション感度の高さを物語っています。
胸元で輝くシルバーのプレートネックレスに加え、ジャケットの袖から覗く指先には長く鋭いホワイトネイルが。男性的なファッションの中に潜むこの繊細で美しい爪先が、危険な色気を漂わせています。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-4c5754fd59a3af230a9a2e0a48214646-3840x2160.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ アムリタ
その装いは、クラシカルなフォーマルウェアにダークファンタジー的要素を落とし込んだ、至高のスタイルです。

指先には複数のブラック&シルバーリングが輝き、左中指には瞳と同じ赤色の宝石が埋め込まれています。耳元の揺れるピアスとともに、細部まで隙のない美意識が貫かれています。
ただ立っているだけで物語が生まれるような、ミステリアスで高潔な存在感。
このVRCコレクションに降臨した「貴族」そのものの姿でした。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-9b42024ebfce7622f8258460ef9fa3c1-3447x1939.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ Fuyuchi_
そのスタイルは、街中にいても違和感のないリアル・クローズでありながら、細部のこだわりで周囲と一線を画す「洗練されたシティボーイ」スタイルの完成形です。

一見優等生的なスタイルに見えますが、近づくとその印象は鮮やかに裏切られます。
首元に刻まれた、蝶の羽を模したような漆黒のトライバルタトゥー。シンプルな首元から覗くこのアグレッシブな刻印が、彼の中に秘められた「尖った個性」を静かに主張しています。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-e334295e8dcce89267ed56022e056edb-3272x1841.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ Asahina_Himari
スタイリングの主役は、ざっくりと羽織ったグレーのオーバーサイズコート。
袖が手の甲まで隠れる「萌え袖」シルエットが、守りたくなるような可愛らしさを演出しています。
インナーには、白のクロップド丈Tシャツをレイヤード。
裾が大胆にカットオフされたようなデザインで、さらに巨大なピンで留められたアレンジが可愛らしいルックスの中に「パンク」な精神性を覗かせています。

知的さとサブカルチャー感を同時に醸し出すシルバーのラウンドメガネは、大きなレンズの奥にある優しげな瞳が、観客を癒やすようなオーラを放っています。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-97f8dec9066ecaf6eb36af7ffe0c54c5-3697x2080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ icchiy
スタイリングの主役は、キャメルブラウンのロングコート。
クラシックなアイテムですが、インナーにモノクロ写真がプリントされた白Tシャツを合わせることで、堅苦しさを排除した現代的なシティボーイ・ルックに仕上げています。

斜め掛けした黒のクロスボディバッグが、全体のシルエットを引き締めつつ、「街を歩いて撮影する」というアクティブな実在感を強調しています。
「撮られる側」のランウェイで、あえて「撮る側」の視点を提示する。その立ち振る舞い自体がひとつの作品となるような、シネマティックで洗練されたステージングでした。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-963c786b566e858c2c7ab2454562354e-3840x2160.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

◆ 雪猫リン
ランウェイに降臨した瞬間、会場の空気は一変し、物語のクライマックスのような重厚な時間が流れ始めました。
その姿は、可憐でありながら、魔界の姫君のような気高さと威厳を兼ね備えた、至高のゴシック・ファンタジー・スタイルです。

まず目を奪われるのは、空間を制圧するほどの巨大なドレスと翼のシルエットです。
ドレスは漆黒をベースに、幾重にも重なるフリルとレースが波打つクリノリン・スタイル。
生地には繊細なダマスク柄が浮かび上がる、高級感あふれるテクスチャが採用されています。
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-81b746e0deb2f55fee59f8610dd404d1-3390x1907.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

魅せたい人たちの、特別な夜。
1時間という限られた時間の中で、10人の出演者がそれぞれまったく異なる魅力的な世界観を提示した「VRCコレクション」。
配信終了後も、X上ではハッシュタグ(#VRCC)を用いた感想ポストやスクリーンショット、VRChat内での記念写真などが投稿され、イベントの余韻が続きました。
VRChatというプラットフォームと、アバター文化・ファッション文化へのリスペクト。そしてRATELのエンタメイベント制作のノウハウが結びついた本イベントは、「バーチャルだからこそ実現できるエンタメ」の新しいモデルケースと言えます。

今後も「VRCコレクション」は、アバター表現者たちの“魅せたい気持ち”を受け止める場として、そして新しいカルチャーを世界に発信するハブとして、さらなる展開が期待されます。
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37679/107/37679-107-ff6791900cc41f9e0faa14a401fcea26-3393x1909.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by TATAMI

■ RATELについて
株式会社RATELは、「宇宙一のエンタメをつくる。」を掲げるゲーム・エンタメ特化のイベント制作会社です。オンライン/オフライン問わず、大会企画・制作・配信オペレーション・キャスティング・クリエイティブ制作までをワンストップで手がけることを得意としています。

これまでに、eスポーツ大会の各種配信および制作運営、メーカー・イベント企業とのタイアップ施策、家電量販店店頭イベントなど、累計で1,000件以上のイベント・キャンペーン制作運営を担当してきました。
少数精鋭ならではのスピード感と、ゲームカルチャーに深く根ざした企画力・制作力を武器に、“エンタメだからこそできる体験”をつくり続けています。

・会社名:株式会社RATEL (ラーテル)
・設立:平成30年10月2日
・所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目27−4
・代表者:吉本 砂月
・資本金:3億1149万円 (資本準備金を含む)
・会社HP : https://ratel.games/
・事業内容 : eスポーツ大会・イベントの制作、インフルエンサーマーケティング支援、エンタメコンテンツの企画開発

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