おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

【27卒理系院生の就活動向】「配属確約」を求める声は8割に迫り、職種別採用への意識高まる。インターンシップ参加者の8.5割が「志望度向上」を実感

update:
株式会社LabBase
~LabBaseが「27卒理系院生の就活動向調査(11月速報)」を発表~



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20282/103/20282-103-9d1683b77008e157e21f3b4b33cfeaa9-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


研究エンパワープラットフォーム「LabBase(ラボベース)」を提供する株式会社LabBase(本社:東京都港区、代表取締役CEO:加茂倫明、以下 LabBase)は、2027年3月卒業予定の理系大学院生(修士1年生)666名を対象に、「就職活動に関する動向調査」を実施いたしました。
本調査の結果、27卒理系院生の就職活動は、修士1年の夏前には大半が情報収集を開始するなど動き出しが活発化しています。

一方で、単なる早期化だけでなく、インターンシップを通じた「実務体験」により、自身の専門性を活かせるかどうかをじっくり見極めようとする姿勢も明らかになりました。希望する職種や勤務地が確約されることを重視する傾向は年々強まっており、企業側には「職種別採用」など、専門性を軸にした具体的なキャリアパスの提示が求められています。


▼本調査の完全版レポート(無料)のダウンロードはこちら
資料をダウンロード


調査結果サマリー

【動き出しの活発化】
87.9%の学生が修士1年6月までに情報収集等の活動を開始。昨年(74%台)から約13ポイント上昇し、キャリア形成への意識の高さが伺える。
【配属確約・職種別採用】
「配属先を確約してほしい」との回答が77.8%。特に「職種」の確約を求める声が強く、自身の専門性を活かせる環境を重視する傾向。
【実務型インターン】
5日程度のインターン参加率が60.6%と昨年より8.9pt増加。インターン参加者の85.3%が「志望度が上がった」と回答しており、企業理解を深める重要な機会に。
【意思決定の要因】
エントリー企業の決定には「事業内容」に加え「現場の若手社員」の影響が大きい。学生自身の研究内容と事業の親和性を感じられるかも重要な鍵に。

1. 就活開始時期は「修士1年6月」までが約9割。早期からの情報収集が一般化

就職活動(情報収集やサービス登録など)を始めた時期について、87.9%の学生が「修士1年6月まで」に開始していることがわかりました。昨年の同調査と比較して約13ポイント上昇しており、サマーインターンシップの募集時期に合わせて情報収集を始める学生が増加していると考えられます。 早期から企業との対話を重ね、自身のキャリア観を醸成している様子が伺えます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20282/103/20282-103-ace0830696ca6d5db2aaf0f35eaa6647-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



2. 「実務型インターン」への参加が増加。参加者の約8.5割が志望度向上を実感

インターンシップへの参加日数は、「半日・1日」の短期開催への参加率が依然として高いものの、「5日程度」のプログラムへの参加率が60.6%となり、昨年より8.9ポイント増加しました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20282/103/20282-103-c3387443d36d164c1b86150c34796cea-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



また、インターンシップ参加を通じて85.3%の学生が「志望度が上がった企業がある」と回答しています。
志望度が上がった主な理由として、「社員の雰囲気が良かった」「実務体験を通じて自分の専門性を活かすイメージが湧いた」といった声が多く挙げられており 、一定期間の実務や交流を伴うインターンシップが、学生のキャリア観醸成や企業との相互理解(マッチング)に深く寄与していることが伺えます。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20282/103/20282-103-457cb554b11b16e5bf9db69ae48240fb-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


3. 「配属確約」を求める声が約8割。「職種別採用」へのニーズ高まる

内定前の配属先(職種・部署・地域など)の確約について聞いたところ、77.8%の学生が「確約してほしい」と回答しました。この割合は25卒(69.0%)、26卒(74.7%)と年々上昇傾向にあります。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20282/103/20282-103-54282d836b7f25b2edc155cea9627bec-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


確約を希望する理由としては、「希望の職種を選びたい(53.7%)」が最も多く 、自身の専門性を活かせる環境や、将来のキャリアプランが明確になるような採用方式(ジョブ型雇用や職種別採用など)へのニーズが高まっていることが考えられます。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20282/103/20282-103-a93deb19295140447bcc7aecff96a8a3-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


4. 意思決定の鍵は「現場の若手社員」。専門性と事業の親和性を重視

エントリーや選考に進む企業を決める上で、意思決定に最も影響を受けた人物として、「企業の若手現場社員(46.4%)」が最も多く挙げられました。人事担当者(30.9%)や友人(20.9%)を大きく上回っており、年齢が近く、入社後の働くイメージを持ちやすい先輩社員との接点が重要視されています。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20282/103/20282-103-5a949e3b78133ef6916f32cb7056aa28-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


また、企業からのスカウト等で興味を持つ理由としても「自分の研究内容・スキルと事業・業務内容に親和性を感じたから(71.7%)」が圧倒的多数を占めており、専門性を活かせる具体的な接点作りが求められています。

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20282/103/20282-103-3c4ee3ce74f84164dfcee4e5f95c9aff-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



より詳細なデータを含む「完全版レポート」

本調査のより詳細な結果をまとめたレポートを、下記より無料でダウンロードいただけます。専攻別の動向データや、インターンシップで志望度が上がった・下がった具体的な理由(学生の生の声)なども掲載しています。理系採用活動の参考資料としてご活用ください。

<レポート収録内容>
専攻別(機電・情報・化学等)の就活開始時期・内定状況
志望業界・職種の変化とそのきっかけ
インターンシップ参加日数別の参加社数
学生が企業HPやスカウトに求めている具体的情報
就活における生成AIの活用実態 など


▼ダウンロードはこちらから(無料)
資料をダウンロード



調査概要
調査対象:2027年3月卒業予定の理系大学院生(修士1年生)
回答者数:666名
調査期間:2025年11月11日~2025年11月24日
調査方法:インターネット調査(LabBase就職会員対象)
回答者属性:機械系、電気電子系、情報系、化学系、生物・農学系など

株式会社LabBaseについて
「研究の力を、人類の力に。」をパーパスに掲げ、研究エンパワープラットフォーム「LabBase」を運営しています。理系学生と企業を結ぶスカウトサービス「LabBase就職」や、研究者・技術者のキャリア支援サービス「LabBase転職」などを通じ、科学技術の発展と社会実装を加速させる事業を展開しています。

【会社概要】
会社名 :株式会社LabBase
代表者 :代表取締役CEO 加茂倫明
設 立 :2016年9月23日
資本金 :779,914 千円 (資本準備金含む)
所在地 :〒105-0003 東京都港区西新橋一丁目1番1号日比谷フォートタワー10F
コーポレートサイト:https://labbase.co.jp/


【法人ご担当者様からのお問い合わせ】
株式会社LabBase
URL:https://business.labbase.jp/contact/
TEL:03-6684-1539 (10:00~19:00)

最近の企業リリース

トピックス

  1. Google、ダークウェブレポートを終了 実用的な対処支援へ重点移行

    Google、ダークウェブレポートを終了 実用的な対処支援へ重点移行

    Googleは12月16日、個人情報がダークウェブ上に流出していないかを確認できる「ダークウェブ レ…
  2. Gmailを受診している画面

    Gmailの仕様変更でPOP受信が終了 自分は対象?POP利用チェック

    Gmailの仕様変更により、外部メールを取り込むPOP受信機能が2026年1月より利用できなくなりま…
  3. イベント「清水 ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎祭」(清水駅前銀座商店街)

    仲村トオルが清水に凱旋 映画「ビー・バップ・ハイスクール」40周年イベント開催

    映画「ビー・バップ・ハイスクール」(1985年)の劇場公開40周年を記念したイベント「清水 ビー・バ…

編集部おすすめ

  1. 「漆黒の指輪」は実在したものの……サン宝石、カプセルトイ「中二病が疼くリング」の“誇大表現”を謝罪

    「漆黒の指輪」は実在したものの……サン宝石、カプセルトイ「中二病が疼くリング」の“誇大表現”を謝罪

    アクセサリーや雑貨の販売で知られる「サン宝石」は12月16日、同社が展開するカプセルトイ「中二病が疼くリング」について、公式サイトおよびSN…
  2. 雨や洪水の警報が変わる 新・防災気象情報、警戒レベル表示で行動判断しやすく

    雨や洪水の警報が変わる 新・防災気象情報、警戒レベル表示で行動判断しやすく

    国土交通省と気象庁は12月16日、雨や洪水などの危険を伝える「防災気象情報」について、2026年(令和8年)の大雨シーズンから新たな運用を始…
  3. コミケの名物現象がまさかのグッズ化 「食べられるコミケ雲(わたあめ)」爆誕

    コミケの名物現象がまさかのグッズ化 「食べられるコミケ雲(わたあめ)」爆誕

    夏コミ名物、会場の熱気と参加者の汗が昇華して天井付近に発生するという伝説の現象「コミケ雲」。まさかそれを口にできる日が来るとは、誰が想像した…
  4. Reactに「CVSS 10.0(最高)」の脆弱性 IPAが注意喚起

    Reactに「CVSS 10.0(最高)」の脆弱性 IPAが注意喚起

    情報処理推進機構(IPA)は12月10日、多くのウェブサービスで使われている開発技術に重大な問題が見つかり、国内でも悪用したとみられる攻撃が…
  5. ライバー事務所4社に公取委が注意 「移籍しづらい」契約に懸念

    ライバー事務所4社に公取委が注意 「移籍しづらい」契約に懸念

    ライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」で活動するライバーをサポートしている事務所4社が、所属ライバーの“退所後の活動”を不当にしばっ…
Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

提携メディア

Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト