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【ライヴレポート】聖飢魔II VS BABYMETAL HR/HM界の悪魔と神による奇跡のジョイントギグ初日の模様をWOWOWで12月14日に放送・配信!

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株式会社WOWOW
https://www.wowow.co.jp/music/seikima-ii/



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撮影:Taku Fujii

 魔暦27年(西暦2025年)、地球デビュー40周年を記念して期間限定再結集を果たした聖飢魔II。4月から開催された全国ホールツアーは全公演が完売し、7月には現在の構成員だけで制作したCD新譜大教典『SeasonII』を発布。8月23日にはデビュー同期にあたるTUBEの40周年横浜スタジアム公演にサプライズ登場してコラボレーション曲を披露するなど、メモリアルイヤーの夏を精力的に過ごしていた。
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撮影:Takahide“THUNDER”Okami

 今年結成15周年のアニヴァーサリーイヤーを迎え、活動内容として4月に“LEGEND MAP”を発表したBABYMETAL。英国・ロンドンO2アリーナ公演をはじめとするUK&EUツアー、北米ツアー、日本の音楽フェス出演、さらにはアジアツアーとワールドワイドに活躍。8月発表のアルバム『METAL FORTH』は全米アルバムチャートでトップ10入りを果たすなど、世界を熱く盛り上げていた。
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撮影:Taku Fujii

 HR/HM界を席巻する2組による奇跡のジョイントギグが開催されたのは8月30日・31日、Kアリーナ横浜。「敵なのか!味方なのか?!現世最凶の遭遇!!」と銘打たれたこのイヴェントは大きな話題を集め、チケットは即日SOLD OUT。大きな注目が真夏のYOKOHAMAへと注がれ、高まる期待が熱気となって渦巻いていた。

 『遭遇-Encounter-』と題されたDAY-1。冒頭、「遭遇の系譜」映像が上映される。魔暦元(西暦1999)年末に地球征服を完了し解散したが、約5年おきに人類の悪魔化を視察する為に再集結してきた聖飢魔II。一方、メタルの神「キツネ様」にメタルパワーを与えられ、「世界をメタルでひとつにまとめること」を宣言したBABYMETAL。互いにその存在を意識し続けて来た、悪魔と神の戦いがついに実現した。
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撮影:Takahide“THUNDER”Okami

 先に姿を現したのは聖飢魔IIだ。ステージ上段にデーモン閣下を除く構成員が登場し、階段を下りるとサポートメンバーも合流し定位置につく。爆音を鳴り響かせたのは、大黒ミサの前奏曲(プレリュード)とも呼ぶべき器楽曲「創世紀」だ。舞台中央に運ばれた棺の中からデーモン閣下が現れると、人類への警鐘を鳴らした「1999 Secret Object」へ。冒頭から閣下の高音の叫びが聴衆の心を鷲掴みにする。
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撮影:Takahide“THUNDER”Okami

 ルーク篁参謀とジェイル大橋代官のギターソロをフィーチャーした「老害ロック」では、平均年齢が10万61歳を超えた今なお衰えることを知らない悪魔の心意気をロックンロールで魅せ付ける。対決姿勢が全面に打ち出されたのは「アダムの林檎」だ。途中BABYMETALへの挑発とも客席へのアジテーションとも取れる「BABYMETAL Is DEAD」(「HEAVY METAL IS DEAD」の替え歌)を繰り出し、会場をさらに過熱させる。
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撮影:Takahide“THUNDER”Okami
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-302bbd95aead67fac8a2bbc84eff1a76-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:山田晋也

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-5c3ff665712a9de14fa8c2a9214a22fb-3037x2025.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Takahide“THUNDER”Okami

 圧巻は新譜CD大教典のリードトラック「Kiss U Dead Or Alive」だった。重厚なイントロダクション、ライデン湯澤殿下のドラムスとゼノン石川和尚のベースが刻むミドルテンポでグルーヴィなリズム、甘美でシュールな世界観を歌い上げる閣下。息の合ったステージングも見応えたっぷりの濃厚なパフォーマンスだった。
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撮影:Takahide“THUNDER”Okami

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-d1102624af19df54757efa1b952341f1-3243x2162.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Takahide“THUNDER”Okami

 メッセージ性の強い「Next Is The Best!」で明日へと向かう姿勢をメタルサウンドで祝福すると、悪魔的、黒魔術的な要素を導入した「蠟人形の館」へ。日本ヘヴィメタル史上初の大ヒットシングル曲に満場の観衆は大熱狂だ。ラスト・ナンバーはスラッシュ・チューン「FIRE AFTER FIRE」。炎を吹き上げたLED演出と過熱していく演奏に、場内のヴォルテージもレッドゾーンを振り切っていく。壮絶な余韻を残して、悪魔は去って行った。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-acfa9247a368cc55913e610cbf4f4250-3360x2240.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Takahide“THUNDER”Okami


 聖飢魔II創始者ダミアン浜田陛下とキツネ様のエピソード映像が流れた後、BABYMETALの出番が始まる。オープニング・ナンバーは名刺代わりとも言える「BABYMETAL DEATH」。自己紹介デスメタルで、瞬時にその場にいる全員と一体となる。レーザー光線が暗闇を照らす厳かなオープニングから展開する「ヘドバンギャー!!」では、大観衆のヘッドバンギングがビッグウェーヴを創出する。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-d76483575d1b3c96564b5a81c8d0024d-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Taku Fujii

 続くヘヴィなビートのトラップメタル「BxMxC」も壮観だった。ジャンルを越えたサウンドのミクスチャー、楽曲ごとに表情を変えていくSU-METALとMOAMETAL、MOMOMETALのダンス。すべての完成度の高さにBABYMETALの真髄を感じた。
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-89d6a18a0d3202a8e92d4f69a67d4db6-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Taku Fujii

超絶テクニックの神バンドによるインストゥルメンタル演奏を経て紡がれた「メタり!!(feat.Tom Morello)」も最高だった。 “メタ村の夏祭り”をモチーフに、和洋混合したリズム&グルーヴとステージ後方の映像演出に酔いしれた。
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-f140445b347fff8771e1f88d0911dbcd-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Taku Fujii

 SU-METALの卓越した歌唱力が光った「Sunset Kiss(feat.Polyphia)」はメランコリックなメロディに乗せた切ないナンバー。一転して「Song 3 (BABYMETAL x Slaughter to Prevail)」では、デスコアと融合したヘヴィなサウンドが広大なアリーナに鳴り響いた。
[画像15: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-1dff9c13a6d9a13b12dc3350f58d4a46-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Taku Fujii

終盤ではドイツのバンドElectric Callboyとコラボしたエレクトロニコアとメタルの融合曲「RATATATA」から「ギミチョコ!!」「from me to u(feat.Poppy)」と続けて、キャリアを彩る大ヒットナンバーを惜しげなく連発する。加速するダイナミズムに、オーディエンスの興奮は最高潮だ。
[画像16: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-c6896462e96083b4f18291a360d87a1b-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Taku Fujii

 最後は2013年1月にリリースされたメジャーデビューシングル「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。最高のエンディングを迎えようかとしたその瞬間、誰もが驚く出来事が。何とステージ上段にデーモン閣下が乱入し叫び出したのだ。BABYMETALは「悪魔、ダメ、ゼッタイ」と反撃。「悪霊退散!」とデーモン閣下を追い払うと、力強くステージから去っていった。閣下のサプライズ登場でざわついた空気に満ちたまま『遭遇-Encounter-』は幕を閉じた。
[画像17: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-9b8875bba2142c7c6ce8655c29c912a1-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Taku Fujii

 この夜2万人の大観衆が目撃したのは、聖飢魔IIとBABYMETALの凄まじいライヴパフォーマンスだ。ヘヴィメタルに軸を置きつつ、様々なコラボレーションやミクスチャー、新たな挑戦や実験によって変化し進化したサウンド。卓越した技術力に裏打ちされた、まさに“人間離れした”演奏テクニック。フロントに立つデーモン閣下とSU-METALの胸に突き刺さるハイトーン。悪魔と神の競演は、極上のHR/HMの饗宴だった。
[画像18: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-0ffcdde9453f89bef808328afcfaf0b4-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:Taku Fujii

 WOWOWでは至高の音楽空間が創出されたDAY-1の模様を12月14日(日)午後8時より放送・配信する。異端でありながら最高峰に君臨する聖飢魔IIとBABYMETALが織り成す音楽空間に全身で浸って欲しい。(なお、悪魔と神との戦いの行方は、来年1月に放送・配信されるDAY-2を楽しみにお待ちいただきたい。)
【番組情報】
[画像19: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1355/8557/1355-8557-504a6afb3658b7579bf9a0bc77ed6b7a-1412x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

聖飢魔II VS BABYMETAL 悪魔が来たりてベビメタる遭遇-Encounter- 12月14日(日)午後8:00~
衝撃-Impact- 2026年1月4日(日)午後8:00~
WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信
※各放送・配信終了後~2週間アーカイブ配信あり



▽番組サイト
https://www.wowow.co.jp/music/seikima-ii/

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