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日本を含むアジア太平洋(APJ)および中東地域のハイパースケールデータセンター事業者であるAirTrunkは、東京のランドマークである六本木ヒルズ森タワーにAirTrunk Japanのオフィスを正式に移転したことを発表しました。これは、世界で最も急成長しているデジタル経済圏の1つである日本でAirTrunkの事業が拡大するなか、重要なマイルストーンとなります。
43階に位置する新しいオフィスは、移転前の同社のオフィスの3倍の規模を有し、従業員数の急増に対応して拡張していけるよう設計されています。日本のデジタル化を推進するというAirTrunkの使命を体現するように、世界水準のワークプレイスとして、イノベーションを促すための多目的コラボレーションのためのスペースを備えています。ここからは、東京を一望でき、富士山や東京タワーを望み、眼下には活気ある街並みが広がっており、社員の大きい視野による発想や大胆なアイデアが生まれるような環境となっています。
AirTrunk日本代表 松下典弘は次のように述べています。
「AirTrunk Japanは、2020年の設立時の大きな目標を持った少人数のチームから、大規模な業務を実現できる能力を持つ強固な組織へと成長しました。人材と能力への投資により、確実にお客様の目標を実現をサポートする体制を整えています。拡大したオフィスとパフォーマンスの高いチームが揃うことで、お客様からのハイパースケールインフラへの更なる需要へ応える態勢が整いました」
新しいオフィスは、日本が掲げる、「AIと持続可能なデジタルインフラのアジア太平洋地域における拠点となる」という大きな目標を支援するAirTrunkのコミットメントを体現しています。日本に進出以来、AirTrunkは3つのデータセンターキャンパス(TOK1、TOK2、OSK1)に15億7000万米ドル(2440億円)以上を投資してきました。今後、数年間でさらに80億米ドル(1兆2000億円)を投資し、これらのキャンパスを完成させ、将来の成長を支える計画です。
AirTrunkは、日本国内における「Great Place to Work(R)」に認定され、現在100名以上の現地従業員を擁しています。クラウドおよびAIインフラへの需要拡大に対応するため、近い将来に人員を倍増させる計画です。
AirTrunkの事業拡大は、強力なサステナビリティ戦略と連動しています。当社はこれまでに、TOK2の建設費を日本初のデータセンター向けグリーンローンによって調達しました。また、2050年までに、カーボンニュートラル実現するという日本政府のロードマップと歩調を合わせ、24時間365日カーボンフリーでデータセンターを運営する目標を設定するなどの取り組みを行っています。
また、AirTrunkは事業を展開する地域への社会貢献活動にも力を入れています。東京科学大学へのSTEM奨学金制度、CLACKによる高校生向けAI教育支援に加え、NPO法人「亀成川を愛する会」や「Society for Ecological Restoration(生態系回復協会)」との生物多様性保全プログラムなどを推進しています。
日本は、最先端技術と社会課題解決を融合させた、信頼性・レジリエンス・革新性を持つAI拠点となることを宣言しています。AirTrunkの事業拡大と持続可能性への取り組みは、このビジョンを直接的に支援するものであり、将来に向け国内のデジタルインフラを整備しつつ、国際的な競争力を強化します。
経済産業副大臣を務めている山田賢司衆議院議員は、先日AirTrunk Japanの移転式典に出席し、次のように述べました。
「AirTrunkのようにイノベーションを追求する企業との強固なパートナーシップは、日本のデジタル化の未来のために重要です。日本法人の新しいオフィスや同社の継続的な投資は、AI分野における目標を支え、国内の地域コミュニティにとっても有益な、レジリエントで持続可能なデジタルインフラ構築へのコミットメントを示しています」
AirTrunkについて
AirTrunkはハイパースケールデータセンタースペシャリストのリーディングカンパニーであり、日本を含むアジア太平洋(APJ)および中東地域において、クラウドと人工知能に推進されるデジタルな未来の規模を拡大するために不可欠であるインフラストラクチャを提供しています。AirTrunkの急拡大するデータセンタープラットフォームは、世界で最も革新的な企業のニーズに応え、市場よりも大幅に低い構築・運用コストで拡張性の高いデータセンターソリューションを提供しています。AirTrunkは、業界をリードするエネルギーと水の利用効率性、再生可能エネルギーソリューション、ソーシャル・インパクト・プログラムを通じてサステナビリティにも同時に取り組み、地域社会と共有できる価値を生み出しています。
非上場企業であるAirTrunkは、革新的でサステナブルな資金調達プラットフォームを含め、同地域全体のハイパースケールデータセンターの構築に必要な資金を調達完了しています。2024年、ブラックストーン(世界最大のオルタナティブ資産運用会社。ニューヨーク証券取引所:BX)は、カナダ年金制度投資委員会(CPPIB) とともに AirTrunk を買収し、AirTrunk の創業者、CEO の Robin Khudaとともに投資を行い、同社の価値を240億豪ドル以上に評価しました。
AirTrunk HP: https://airtrunk.com/ja/
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