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GA4や広告の数字が「現場と合わない」を解消 サーバーサイド計測JENTIS、日本で本格提供

update:
株式会社ギャプライズ
ITP制限、Cookie規制状況下でも欠損ないデータ測定を実現 プライバシーとセキュリティ両面で欧州基準



デジタルビジネスを支援する、海外SaaS商社の株式会社ギャプライズ(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:甲斐 亮之、以下「当社」)は、SaaS型のサーバーサイドトラッキングツールJENTIS(ジェンティス)の国内提供を開始したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57359/243/57359-243-7f77090fa6ae8bdb06a13497a99f40ec-1198x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


背景:「見えないデータ」が与えるビジネスへの影響

各ブラウザによるトラッキング制限、広告をブロックするサービスの普及、そして同意管理の強化が進む現在、多くの企業で「本来取得できていたはずのデータ」が抜け落ちています。こうした仕組みはプライバシー保護には欠かせない一方で、各種レポートと実際の事業データにズレを生み、広告効果と顧客理解に大きな影響を与えています。
実際によく起きているのは次のような問題です。
- 分析ツールと実際の売上・基幹の数値が一致しない
- SNSや動画広告など一部チャネルの成果が正しく見えず過小評価される
- コンバージョンの欠損で広告プラットフォームの学習が進まない
- Safariやアプリ内ブラウザのユーザーが毎回「新規」とみなされる

JENTISが採用するDCP(Data Capture Platform)モデルのサーバーサイドトラッキングは、こうした「見えないデータ」を、プライバシーに配慮しながら補い、本来あるべき姿に近い計測を取り戻すための技術です。

JENTISについて

JENTISは、Cookie規制やブラウザの制限、広告ブロッカーの普及によって「ユーザーの行動が見えなくなる」という課題を解消するための、サーバーサイド型データキャプチャプラットフォームです。
従来はサードパーティーCookieを利用して広告配信やアクセス解析を行っていましたが、近年はSafariなどのブラウザによるトラッキング制限(ITP等)、Cookie同意バナーでの拒否率の増加、広告ブロッカーの利用拡大などが進んでいます。
これらの要因により、貴重なユーザー行動データが『最大で70%欠損』するケースが発生しています。JENTISは、Webサイトやアプリで発生したユーザー行動データを、まず企業専用のサーバーで受け取り、必要に応じて匿名化・仮名化・クリーニングを行います。
その上で、Googleアナリティクス4などの分析ツールや、Google広告・Meta広告といったプラットフォームへデータを配信します。
この仕組みにより、規制対象のCookieに依存せず、ブラウザ制限や同意率低下の影響を最小限に抑えながら、高品質なユーザー行動データを各ツールへ安定的に送信することが可能になります。
また、その革新性は国際的にも高く評価されています。2023年の世界経済フォーラム期間中に開催された国際スタートアップコンペティション「Davos Founders Games 2023」では、世界約4,500社の参加企業の中から、わずか5社の受賞企業の一つとして選出されました。

主な特徴

1:同意がなくても、必要最小限の匿名データを合法的に取得できる
JENTISのエッセンシャルモードは、ユーザーがトラッキングを許可しなかった場合でも、ePrivacy指令が認める「厳密に必要」の範囲に限り、技術的に必要な匿名化または仮名化されたデータだけを扱えるモードです。
IPアドレスなどの識別情報はサーバー側でマスキングされ、同意がない場合でも合法的な範囲で訪問者のプライバシーを侵害せずにデータ計測できる点が特長です。

2:同意ユーザーの実データを起点に、欠損コンバージョンをAIで補完
「合成ユーザー機能」は、同意ユーザーの詳細データとエッセンシャルモードで取得した統計データを組み合わせ、同意がないユーザー分の欠損コンバージョンをAIで再構成し、ファーストパーティデータとして広告や分析ツールに送信できる機能です。
JENTISは、この仕組みにより「サイトデータの最大100%を復元しうる」と説明しており、欧州の小売企業ではROASが約25%改善した事例も公表されています。

3:1タグで集めたデータを、サーバーで整えて各ツールへ一括配信
サイト側には基本1つのJENTISタグを設置するだけで、サーバー側でクレンジングしたファーストパーティデータを、GoogleAnalytics4、各種広告媒体、CDP、DWHなど100以上のツールへまとめて配信できます。
処理はEU/EEA域内のISO 27001認証データセンターで行われ、JENTIS自体もISO 27001:2013を取得しており、プライバシーとセキュリティの両面で欧州基準に沿った運用をしております。

導入による主なビジネスメリット

1:データ欠損の抑制とレポートの整合性向上
ITP、広告ブロッカー、同意管理による欠損をサーバー側で補い、基幹システムに近い数値へと計測精度を引き上げます。

2:広告効果の最大化とアトリビューションの改善
これまで広告プラットフォームに返せていなかったコンバージョンシグナルを補完し、入札や最適化の精度を高めます。

3:リピート顧客の正しい把握
サーバーサイドでの安定したファーストパーティ識別により、ブラウザ制限に左右されず、既存顧客や再訪問ユーザーを正しく認識できます。

4:自社データ資産とAI活用の基盤強化
イベントデータを自社DWHやAI基盤に直接エクスポートできるため、LTV分析、予測モデル構築、パーソナライゼーションなど高度な活用へ進めます。

既存のアナリティクス・広告環境とシームレスに連携

JENTISは、GA4や主要広告プラットフォームとの連携機能を標準搭載しており、現在の各種タグ管理の構成を大きく崩さずに段階的な導入が可能です。
- 既存のタグロジックを活かしながらサーバーサイドへ移行
- GA4、Meta、Google広告などへの配信をJENTISで一元管理
- 並行稼働で従来計測との比較検証を実施しながら安全に切り替え


現在日本国内企業様向けの実証実験プログラムを実施しています

欧州では、ITPやCookie規制、同意管理の影響によるデータ欠損やレポート数値の不整合は、すでに多くの企業が直面する顕在課題として認識されています。一方、日本国内では同様の現象が起きていても、
「自社のデータにどの程度の欠損やズレがあるのか」
「その結果、どれほどのビジネス機会損失が生じているのか」
を十分に把握できていない企業も少なくありません。

当社は、まずは現状を正しく認識することが重要だと考え、JENTISを活用した無料POC(実証実験)プログラムを提供いたします。本プログラムでは、既存のデータ計測環境とJENTISによるサーバーサイド計測を並行稼働させることで、
- 自社サイトにおけるデータ欠損・不整合の有無と、その程度
- そのギャップがコンバージョン数や売上などのビジネス指標に与えている影響

を定量的に可視化することが可能です。
現在、本無料POCプログラムにご参加いただける企業様を募集しております。
募集要件や実施条件、スケジュール等の詳細につきましては、個別にご案内いたしますので、関心をお持ちの企業様は当社までお問い合わせください。
無料相談はこちらから

株式会社ギャプライズ
MDA事業部 長田
osada-0304@gaprise.com

株式会社ギャプライズについて

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57359/243/57359-243-ccab86c5b6744551c026438c21ab27b2-800x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ガートナージャパンによると、日本のエンタープライズIT総支出(ICT市場支出)は2023年に2022年比4.7%増の約28.5兆円、2025年には30兆円を超えるとの予測が立てられました。その内、SaaS市場は2022年時点で1.1兆円と全体の4%弱を占めるに過ぎず著しい成長潜在力を秘めています。

技術が複雑に絡み合い、競争が激化するSaaS市場において、ギャプライズは2012年以降、世界各地から革新的なテクノロジーを見出し、提案し続けることで差別化を目指してきました。monday.comやriskifiedなどの国外上場企業や、ContentsquareやYotpoのような数億ドル規模の資金調達を成功させた企業、成長性の高いベンチャーとの強固なアライアンスを築く中で、徐々に市場におけるユニークな地位を確立してきたと自負しております。

さらに2023年のGoogleオプティマイズサービス終了に際し、公式推奨される3つのABテストツールを国内で唯一取り扱い、2024年2月からはサイトスピード改善ツールを複数取り扱うサービスを開始するなど、特定のテクノロジーの紹介にとらわれないクライアントのニーズに応じた多様な選択肢を提供できるSaaS商社としての取り組みに磨きをかけています。

私たちは先進テクノロジーの導入やコンサルティング業務を通じて、市場分析、認知や獲得を目的としたオンライン集客、サイト内ユーザー体験の最適化、コンテンツ管理、プロジェクト管理、AI技術など幅広くクライアントの課題解決をしながら、ビジネス成長を加速するための伴走を続けてまいります。
社名 : 株式会社ギャプライズ
設立 : 2005年1月27日
代表者: 代表取締役CEO 甲斐 亮之
資本金: 2,000万円
所在地: 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE WeWork 11F
コーポレートサイト:https://www.gaprise.com/
※記載されている会社名及び商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

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