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生成AIを活用した不正検知の最先端技術を牽引するResemble AI Inc.へ出資

update:
グローバル・ブレイン株式会社


グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営する、KDDI Open Innovation Fund V(以下、KOIF V)は、生成AIを活用した不正検知の最先端技術を牽引するResemble AI Inc.(本社:米国 / 以下、Resemble AI)へ出資を実行したことをお知らせいたします。なお、本ラウンドではGoogleのAI Future Fund、Sony Innovation Fund、Okta Venturesなどの投資家が参加しています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47342/557/47342-557-783a7b0ca67096e3087d661eef74f2d2-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


昨今、技術の進歩に伴い、AIによって生成された偽の画像や音声といった、いわゆるディープフェイクが巧妙化し急増しています。その結果、デジタルコンテンツの信憑性を検証し、虚偽情報から詐欺に至るまでの脅威から守る必要性にますます迫られています。ディープフェイク関連の詐欺による損失は、2025年だけで15.6億ドルに達しており*1、生成AIによって米国の詐欺被害が2027年までに400億ドルに達する可能性があると予測*2されています。

Resemble AI は、人間とAIエージェントの双方を標的とするディープフェイクの脅威から守るリアルタイム不正検知技術を提供しています。高度な検出精度を誇る、業界最先端のエンタープライズ向けディープフェイク検出モデル『DETECT-3B Omni』や、Google Gemini 3 を搭載したマルチモーダルおよびAI生成コンテンツ分析における説明可能性を強化する新プラットフォーム『Resemble Intelligence』を展開しており、今回の資金調達をもとに、プロダクトのグローバル展開を加速します。

特に『DETECT-3B Omni』は、すでに多くの導入実績を有しています。大手エンターテインメント企業やFortune 500 の通信企業や政府機関などに採用されているほか、Hugging Face の画像および音声ディープフェイク検出リーダーボードでも、同カテゴリの主要な評価基準として1位*3にランクインしています(2025年12月1日時点)。

グローバル・ブレインは、Resemble AIのディープフェイク検出市場における独自のポジショニングと、業界をリードするポテンシャルを高く評価し、出資を決定いたしました。本出資を通じて、KDDI株式会社が持つ広範なネットワークやアセットを活用し、Resemble AIの事業成長に貢献してまいります。

*1 https://surfshark.com/research/chart/ai-deepfake-losses (AI Incident DatabaseおよびResemble AIから引用)
*2 Deepfake banking and AI fraud risk | Deloitte Insights
*3 https://huggingface.co/spaces/DFBench/Leaderboard-Image-2025
https://huggingface.co/spaces/DFBench/Leaderboard-Speech-2025

■Resemble AIについて
会社名 Resemble AI Inc.
所在地 Mountain View, California
代表者 Zohaib Ahmed
設立日 2018年12月
事業内容 AIによる不正検知ソリューションの開発・提供
URL https://www.resemble.ai/

■KOIF Vについて
登記上の名称 KDDI新規事業育成5号投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
運用総額 50億円(予定)
運用期間 10年間
有限責任組合員 KDDI株式会社
投資対象 AIやDeepTechなどの領域において、KDDI新規事業の種となる可能性があるスタートアップ

■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
URL https://globalbrains.com

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