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【調査レポート】30代・40代が最も後悔するキャリア選択TOP10を発表

update:
株式会社CAREER FOCUS
「あの時やっておけば…」生涯年収に最大4,200万円の差



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155850/7/155850-7-4c538b5427cbccc756064c8fed981580-3750x2187.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【調査サマリー】
株式会社CAREER FOCUS(本社:東京都新宿区、代表取締役:東田尚起)は、30代・40代の正社員1,500名を対象に「キャリア後悔に関する実態調査」を実施いたしました。本調査により、84.7%が過去のキャリア選択に何らかの後悔を抱えているという実態が明らかになりました。さらに、その後悔が生涯年収に換算すると平均1,850万円、最大4,200万円の機会損失につながっている可能性が示されました。
人生100年時代を迎え、キャリアの長期化が進む中、「やり直せない選択」が将来に与える影響は年々大きくなっています。本調査は、後悔という「負の遺産」を可視化することで、若年層のキャリア設計支援および企業の人材育成戦略に貢献することを目的としています。
【調査背景】
近年、転職市場の活性化や働き方の多様化により、キャリアの選択肢は広がっています。一方で、人生の岐路における意思決定の重要性も増しており、「あの時こうしていれば」という後悔を抱える社会人が増加していると予測されます。
しかし、キャリアにおける「後悔」を定量的に分析した調査は少なく、その影響や原因、そして克服方法についての実証的なデータは不足していました。本調査では、後悔の実態を明らかにすることで、次世代が同じ轍を踏まないための示唆を提供します。
【主な調査結果】
1. 84.7%が「キャリアに後悔あり」と回答
30代・40代の正社員に「これまでのキャリア選択において、やらずに後悔していることはありますか?」と質問したところ、**84.7%が「ある」**と回答しました。
30代:81.3%40代:88.2%
年代が上がるほど後悔の割合が高くなる傾向が見られ、時間の経過とともに「取り返しのつかなさ」を実感している様子が伺えます。
2. 最も後悔しているキャリア選択TOP10
【30代・40代が最も後悔しているキャリア選択TOP10】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155850/7/155850-7-f3ca5d1c0a133212ac275d2104f43227-3750x2187.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※複数回答可

3. 後悔が生涯年収に与える影響:最大4,200万円の機会損失
本調査では、後悔している選択を「実行していた場合」と「実行しなかった場合」の推定年収差を算出しました。
【後悔別:推定生涯年収への影響額】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155850/7/155850-7-44f1086690a2a7493f6e0490d13ed749-3750x2187.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※起業は成功・失敗により影響額が大きく変動するため参考値

調査対象者全体の平均では、後悔が生涯年収に1,850万円のマイナス影響を与えていると推計されます。
4. 後悔を感じ始めた年齢:「28歳の壁」と「35歳の崖」
「キャリアに対する後悔を初めて強く感じた年齢」を尋ねたところ、以下の年齢に集中しました。
- 28歳前後:34.2%(同期との差、転職市場での評価を意識)
- 32歳前後:27.8%(結婚・出産などライフイベントとの両立)
- 35歳前後:41.6%(昇進機会の喪失、市場価値の低下を実感)

特に35歳は「キャリアの分水嶺」と言え、この年齢を境に「やり直しが効かない」という焦燥感が急激に高まる傾向が見られました。
5. 後悔の原因TOP3:「先延ばし」「情報不足」「自信のなさ」
なぜ実行できなかったのか、その理由を尋ねました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155850/7/155850-7-a193ce10369708ec5fffa26a75769918-3750x2187.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


最大の原因は「先延ばし」であり、「緊急ではないが重要なこと」に取り組む習慣の欠如が浮き彫りになりました。
6. 衝撃の声:当事者が語る「後悔の実態」
調査では自由記述形式でリアルな声も収集しました。以下、一部をご紹介します。
【英語・語学学習】
「30歳の時に海外事業部への異動のチャンスがあったが、英語ができないという理由で辞退。その同期は今、年収1,200万円で海外駐在している。自分は600万円で同じ部署に10年いる。人生が変わっていたと思う」
(男性・40歳・メーカー勤務)
「子どもに『お母さん、英語教えて』と言われた時、何も教えられない自分が情けなかった。子どもの可能性まで狭めている気がする」
(女性・37歳・事務職)

【転職タイミング】
「ブラック企業だと分かっていたのに、『いつか改善される』と信じて5年我慢した。心身ともにボロボロになり、30代半ばでようやく転職。同世代と比べてキャリアが5年遅れている感覚が拭えない」
(男性・36歳・営業職)
「20代の時に声をかけてくれたベンチャー企業を『安定』という理由で断った。そのベンチャーは今や上場企業。あの時入社していた同世代は、今ストックオプションで数千万円の資産を築いている」
(男性・42歳・金融業界)

【専門スキル・資格】
「AIエンジニアになりたかったのに『文系だから無理』と決めつけて諦めた。今、未経験からでも学べるスクールが沢山あると知り、10年前の自分を殴りたい気分」
(女性・34歳・人事職)
「簿記2級を取ろうとテキストを買ったまま10年が経った。本棚のテキストを見るたびに自己嫌悪に陥る。資格があれば経理責任者になれたのに」
(男性・41歳・総務職)

7. 後悔を克服した人の「リカバリー戦略」
一方で、後悔を感じながらも行動を起こし、状況を好転させた人も存在します。
【リカバリー成功事例】
ケース1:35歳から英語学習を開始 → 3年で海外事業部長に
「35歳で一念発起してオンライン英会話を毎日1時間、3年間継続。38歳で社内のグローバルポジションに応募し、合格。年収は450万円→720万円にアップしました」
(男性・41歳・メーカー勤務)

ケース2:40歳で未経験からプログラミング習得 → フリーランスエンジニアに
「40歳でプログラミングスクールに通い、半年で基礎を習得。最初は単価の低い案件から始め、2年後にはフリーランスとして月収60万円。遅すぎることはないと実感」
(男性・42歳・元営業職)

ケース3:33歳で副業開始 → 5年後に独立、年収3倍に
「33歳で副業としてWebライターを開始。土日だけで月3万円から始め、3年後に月30万円に。本業と同等になった時点で独立。今は年収1,800万円です」
(女性・38歳・元会社員)

リカバリーに成功した人の共通点
- 「遅すぎる」という思い込みを捨てた(93.2%)
- 小さく始めて継続した(88.7%)
- 期限と目標を明確に設定した(81.4%)
- 周囲に宣言して逃げられない環境を作った(76.9%)

8. 世代別:後悔の傾向の違い
【30代の後悔】
- 「もっと早く行動すべきだった」系が多い
- まだ挽回可能という意識があり、焦りと希望が混在
- TOP3:転職タイミング、スキル習得、副業

【40代の後悔】
- 「取り返しがつかない」という諦めの色が強い
- 家族やライフステージの制約を強く意識
- TOP3:語学学習、海外経験、起業チャンス

9. 企業・上司への要望:「背中を押してほしかった」
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155850/7/155850-7-8f25cc86e60884f1a76f1bafc14950e8-3750x2187.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「自分では踏み出せない一歩を、会社や上司が後押ししてくれていたら」という声が多数寄せられました。
【調査総括:代表コメント】
株式会社CAREER FOCUS 代表取締役 東田
「今回の調査結果は、日本のキャリア形成における構造的な課題を浮き彫りにしています。特に注目すべきは、後悔の最大の原因が『先延ばし』だという点です。これは個人の意志の弱さではなく、日本の雇用システムにおける『受動的なキャリア形成』の弊害と言えます。
欧米では20代からキャリアを主体的に設計する文化がありますが、日本では『会社が育ててくれる』という依存体質が根強い。その結果、30代半ばで初めて自分のキャリアと向き合い、『手遅れ』だと感じるケースが多発しています。
しかし、調査で示されたリカバリー事例が証明するように、人生100年時代において『遅すぎる』ことはありません。重要なのは、今この瞬間から一歩を踏み出す勇気です。
弊社CAREER FOCUSでは、この調査結果を踏まえ、『後悔しないキャリア選択』を支援するためのサービス強化に取り組んでまいります。特に、28歳・35歳という『キャリアの分岐点』にいる方々に対して、具体的な行動プランと伴走支援を提供していきたいと考えています。
そして企業の皆様には、従業員が主体的にキャリアを選択できる環境整備を急いでいただきたい。キャリア面談の充実、社内公募制度、スキル習得支援など、『背中を押す仕組み』が今こそ求められています。
時間は戻せません。しかし、このデータを通じて次世代が同じ後悔を繰り返さない未来を創ることはできます。それが本調査を実施した最大の目的です
■ 調査概要
調査名称:キャリア後悔に関しての調査
調査対象:30代・40代の正社員1,500名
調査方法:インターネットによる定量調査
調査期間:2025年12月1日~2025年12月10日
調査機関:株式会社CAREER FOCUS
■ 会社概要
会社名:株式会社CAREER FOCUS
代表取締役:東田 尚起
本社所在地:東京都新宿区東五軒町1-9
事業内容:転職支援事業、採用コンサルティング事業、メディア制作事業
URL:https://careerfocus.co.jp/
■ 本調査に関するお問い合わせ
株式会社CAREER FOCUS 広報担当
Email:info@careerfocus.co.jp
※調査資料の詳細データ、代表者インタビューのお申し込みも上記までお気軽にお問い合わせください。
【本プレスリリースの転載・引用について】
本調査結果の転載・引用は自由ですが、必ず以下をお守りください:
・出典表記:「株式会社CAREER FOCUS調べ」
・弊社ホームページへのリンク設置:https://careerfocus.co.jp/
【プレスリリース画像について】
■ 転載・二次利用フリー(出典明記必須)
■ 追加サイズやフォーマットが必要な場合はお気軽にお問い合わせください
※画像使用時は「株式会社CAREER FOCUS提供」の表記をお願いいたします
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155850/7/155850-7-cec492b22de27a0408ff4114235fed20-1563x1563.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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