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ダイワボウ情報システム、Ciscoと協業し「AI Ready Data Center検証ラボ」を開設

update:
ダイワボウ情報システム株式会社
~地方・中堅中小企業へのAIインフラ導入を加速、AI時代の地域DXを支援~



■リリース概要
ダイワボウ情報システム株式会社(以下、DIS)は、シスコシステムズ合同会社(以下、Cisco)と協業し、DIS Customer Experience Center(以下、CEC)内にCiscoの「AI Ready Data Center」ソリューションを活用したAIインフラ検証施設 “CEC AI Innovation Hub” を新たに開設いたします。
本施設は、DISによる中堅・中小企業および地方企業・自治体のAI活用支援のための国内初の検証拠点の一つとして位置づけられます。

■背景と目的:Ciscoのグローバルテクノロジー × DISの地域ネットワークの融合
生成AIやエッジAIの実用化が進む中、企業はAIワークロードを支える堅牢で拡張性のあるデータセンター基盤を求めています。特に、AIの活用は業務効率化や新たな価値創出に直結するため、企業規模を問わずその導入ニーズは高まっています。
一方で、多くの中堅・中小企業や地方自治体では、IT人材の不足や予算制約、情報格差などが障壁となり、AI導入に向けた検証環境や専門知識へのアクセスが課題となっています。
DISは、全国約100拠点の販売ネットワークと約19,000社の販売パートナー網を活かし、地方の現場に寄り添ったAIインフラ支援を推進してきました。
今回のCEC AI Innovation Hubにより、Ciscoのグローバルな最新AI対応データセンター技術を実機で体験・検証できる環境を提供し、中堅・中小企業や地方自治体、教育機関等のAI導入をより現実的かつ段階的に進められるよう支援します。これにより、地域社会におけるAI活用の裾野を広げ、持続可能なデジタル変革の基盤づくりに貢献してまいります。



■施設の特長
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118371/33/118371-33-d74a64b5d93f1add516faa6cb53025d2-1299x996.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



1. AIワークロード対応の実機検証環境
Cisco UCS シリーズ、Nexusスイッチを完備。UCSサーバには最新世代の高性能NVIDIA GPUを搭載し、実際のAI推論負荷を想定した構成で検証可能。
トレーニングや推論に必要な計算リソースを確保してモデルのパフォーマンスを高精度で測定・評価することができ、PoC期間の大幅な短縮や迅速な意思決定が実現できます。また、NVIDIA AI EnterpriseやRed Hat OpenShiftなど、AIワークロードに不可欠なソフトウェアスタックの動作検証も可能です 。プラットフォームからミドルウェア、アプリケーション層までを統合的に検証できることで、堅牢で効率的なAIワークロード基盤の構築に向けた確実なステップを踏み、AIプロジェクトの全フェーズにおける課題を網羅的に解決するための知見と検証結果を提供します。

2. 販売パートナー向けハンズオン&PoC支援
DISの販売パートナーや地域インテグレーターが、顧客提案前にAIインフラの構成・性能を実機で検証できる環境を提供。また、エンジニアによる技術サポートやハンズオントレーニングを提供しPoCの支援をいたします。

3. 地方発のAI実装支援拠点
本施設では、AI Readyなインフラを活用し、地元企業や自治体、大学・研究機関との連携により地域に根差したAIエコシステムの形成を視野に入れた取り組みを進めてまいります。
ž 地元企業や自治体、大学・研究機関との連携を視野に入れ、地域が抱える課題に対してAIを活用したソリューション創出を目指す共創の場として活用され、実証実験や共同研究を通じて、地域産業の高度化や新たな雇用創出に貢献することを目指します。
ž 自治体と連携し地域特有のデータを活用したAIモデルの開発・検証を通じて、地域に最適化された技術の社会実装で行政サービスの効率化や住民向けサービスの高度化を図るAI活用事例の創出を目指します。
ž 教育機関との協力により、AI人材育成や技術教育の場として施設を活用することで、次世代の地域ICT人材の育成にも寄与していく方針です。

■今後の展望
DISは、Ciscoおよび国内パートナーと連携し、以下の取り組みを通じて地方発のAIデジタル変革を加速していきます。
ž AIインフラの導入ガイドライン作成
ž 地方自治体・中小企業向けセミナー開催
ž AI人材育成支援プログラムの展開


シスコシステムズ合同会社の社長執行役員 濱田 義之氏は、次のように述べています。
「このたび、ダイワボウ情報システム株式会社(DIS)様との協業のもと、「AI Ready Data Center検証ラボ」の開設に貢献できることを大変光栄に思います。
現在、AI技術の活用は日本全国の企業や地方自治体にとって重要な経営課題となっており、その実現には堅牢で柔軟なインフラ基盤と、実践的な検証環境の整備が不可欠です。DIS様の全国ネットワークと地域密着のノウハウ、そしてシスコのグローバルなAI対応データセンター技術を組み合わせることで、より多くのお客様が安心してAI導入にチャレンジできる環境を提供できると確信しています。今後もDIS様とのパートナーシップを通じ、AI時代の地域DX推進と人材育成、そして持続可能なデジタル社会の実現に貢献してまいります」


シスコシステムズ グローバルパートナー&ディストリビューションセールス担当バイスプレジデントのアンドリュー・セージ(Andrew Sage)氏は次のように述べています。
“We sincerely welcome the launch of the CEC AI Innovation Hub. We expect that our collaboration with DIS will make a significant contribution to driving innovation and improving productivity with our customers in Japan, through the use of AI on our AI Ready Datacenter platform”
日本語訳 : 「CEC AI Innovation Hubの開設を心より歓迎いたします。DIS様との協力により、AI対応データセンタープラットフォーム上でのAI活用を通じて、日本のお客様に対するイノベーション推進と生産性向上に大きく貢献できることを期待しております」


ダイワボウ情報システム株式会社 取締役 谷水 茂樹は、次のように述べています。
「AIは、もはや一部の先進企業だけのものではなく、地域社会全体の課題解決や価値創出に貢献できる技術へと進化しています。今回、Cisco社との協業により開設した ” CEC AI Innovation Hub” は、地方自治体や中堅・中小企業の皆様が、AIを現実的かつ段階的に導入できる環境を提供するものです。
DISは、全国の販売ネットワークとパートナー網を活かし、地域の現場に寄り添った支援を続けてきました。本施設では、AIワークロードに対応した実機検証環境を整備し、地域課題の解決や産業振興に向けたAIプロジェクトの共創を推進してまいります。
今後は、セミナーの開催やAI人材育成支援プログラムの展開を通じて、地域発のAIデジタル変革(地域DX)を加速し、誰もがAIの恩恵を享受できる社会の実現を目指してまいります。」


【本件に対するお問い合わせ】
ダイワボウ情報システム株式会社
技術戦略本部 情報戦略部
丹羽
TEL:06-4707-8063

【報道関係の方のお問い合わせ先】
ダイワボウ情報システム株式会社
経営戦略本部 経営企画部
コーポレートブランディング課 谷岡
TEL:06-4707-8065
E-mail:dis_web@pc-daiwabo.co.jp

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