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次世代AIボイスレコーダーHiDock、初となるメディア向けラウンドテーブルを開催し日本市場へ本格参入を発表

update:
Sugr Technology Hong Kong Limited
Makuakeで応援総額1.2億、目標達成率40,448%を記録した話題の新製品のデモンストレーションも実施



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オーディオハードウェア企業 HiDock LLC(以下、HiDock) は、2025年12月9日(火)、日本初となるメディア向けラウンドテーブルを開催しました。ラウンドテーブルには、共同創業者の Sean Song(ション・ソン)/Linna Peng(リナ・ポン)、日本市場責任者の Steve Pan(スティーブ・パン)、そして日本市場パートナーである 株式会社EZLIFE の森 政視 氏が登壇し、日本市場への本格参入に向けたビジネス戦略と、11月6日(木)より販売を開始した世界初の Bluetooth イヤホン対応 AI ボイスレコーダー「HiDock P1」、および携帯性に優れた「HiDock P1 mini」の製品紹介とデモンストレーションを実施いたしました。

■HiDock開発の背景
初めに共同創業者の SeanよりHiDockの開発に至った背景について紹介がありました。自身が Zoran および Microsoft でソフト/ハードエンジニアとしてキャリアを積む中で、日本のエンジニアの影響を受け、その厳密な検証姿勢から学んでいると語り、新型コロナウイルス の影響でオンライン会議が急増した際、「聞きながらメモを取ることが難しい」「国際会議では理解が追いつかない」「後から内容を検索したり振り返ることができない」といった、日々のコミュニケーションに潜む多くの問題が浮き彫りになったと話しました。その中で、「既存のソリューションは主に企業向けで、高額かつ複雑であり、『個人のための革新』が十分に行き届いていない現状を嘆いたことが、HiDock を創設しデバイス開発に着手するきっかけとなった」と述べました。
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■ 新製品「HiDock P1 / P1 mini」の特徴
今回発表された P1 シリーズは、HiDockのデザイン哲学「Geometric Functionalism(幾何学的機能主義)」に基づき開発。シンプルな幾何学的フォルムに最先端の AI を凝縮し、洗練された美しさと機能性を同時に実現しています。P1 mini はわずか 12g という超軽量設計でありながら、最大2年分の録音データ保存に対応。また、データ転送速度は従来製品の最大 50 倍を実現。さらに、本シリーズ最大の特徴である “BlueCatch(TM)” 技術により、Bluetooth イヤホンを通じた通話録音が可能となりました。通話後には AI による文字起こしと要約が生成されるため、手間をかけずに内容を記録・整理できます。なお、日本語の特性を踏まえたローカルチューニングも施しており、書き起こしの精度と使いやすさを両立しています。すべてのデータは Microsoft Azure 上にて暗号化され、安全性にも配慮しています。Sean は、「転記やメモからユーザーを解放し、会話に没入できる世界を実現したい」と述べました。

■ 日本ユーザーからの学びと日本市場における戦略
続いて、共同創業者の Linna より、この2年間で日本市場から得た学びとユーザーの声の紹介がありました。クラウドファンディングプラットフォーム Makuake にて、初代モデル H1 は約 1,780 名、P1シリーズは 5,306 名から支援をいただいた経験から、日本のユーザーが重視するのは単なる便利さではなく、「高い文字起こし精度」「安定したハードウェア」「良好な音質」「シンプルで直感的な操作性」「文書化文化の強さ(議事録・報告書などへのニーズ)」であることが明らかになったことを紹介し、「特に、価格に敏感な学生やフリーランス、そして会議が多く業務負荷の高いビジネスプロフェッショナルといった層に対して、HiDock は大きな価値を提供すると考えております。高額なサブスクリプション型サービスに頼ることなく、ハードウェア購入のみで AI 機能が利用できるという『Accessible AI(誰もでも使える AI)」という当社の理念は、多くのユーザーのニーズに応え、高音質録音と高精度な文字起こしにより、聴覚に困難を抱える方々の情報アクセスを助け、国際会議や多言語環境での会話理解にも貢献することで、コミュニケーションの格差を少しでも減らしたいと考えております」と語りました。
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■ 日本市場におけるパートナーシップと今後の展開
当日は、日本市場パートナーである EZLIFE の森 政視 氏も登壇し、日本のビジネス現場における長年の“未解決課題”として、会議録音や議事録作成の負担、オンライン会議録音の難しさ、そして働く場所の多様化に既存機器が追いついていない点を挙げました。森氏は、「HiDock がこうした課題を解決する存在になる」と強く語りました。
さらに、EZLIFE は日本市場に向けたサポート体制として、説明書や製品案内の日本語ローカライズ、カスタマーセンターによる丁寧な FAQ やサポート対応の整備、家電量販店への展開(to C)、代理店・ディストリビューターとの協業(to B)、官公庁・教育機関に対する入札対応の実績、ならびに展示会や各種イベントへの出展による認知拡大施策など、多面的なアプローチで HiDock の販路拡大を支援することを発表しました。森氏は「HiDock の魅力を日本のより多くのユーザーに届けたい」という強い意志を示しました。

■HiDock P1デモンストレーション
日本市場責任者の Steve より、HiDock P1 のデモンストレーションを実施しました。実際にP1を起動し、開発中の最新機能である「リアルタイム翻訳」をデモンストレーションしました。音声の文字起こしから議事録作成までの一連の流れを紹介し、その高精度と高速処理は、現場のメディア関係者を大いに驚かせました。同機能は、対面の会話だけでなく、YouTube などで配信されている英語の基調講演などもリアルタイムで翻訳することが可能。これらの機能はクラウドを経由し、翻訳・録音・要約を一括して行う仕組みを備えており、ユーザーの情報取得をより効率的にサポートします。
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■HiDockについて
HiDockは2022年に設立された、オーディオハードウェアの開発から始まったブランドです。私たちは、音声データをより活用しやすく、編集しやすいものにすることを目指し、AIテクノロジーとスマートな人間工学的デザインを融合させ、革新的なボイスレコーダーの開発に取り組んでいます。
公式HP:https://jp.hidock.com/

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